1.堺アルフォンス・ミュシャ館とは?

http://www.museum-cafe.com/museum?muse_id=1232
土居君雄氏が30年に渡って収集した、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の貴重な作品を展示しています。土居氏の死後、作品が散り散りになることを心配した遺族が遺産放棄し、土居夫妻が新婚時代を過ごした堺市に寄付することにしました。移設、リニューアルを経て2015年4月7日に堺市立文化会館にアルフォンソ・ミュシャ館として現在に至ります。堺市の所持する500点近いミュシャの作品を年3回に分けて展示しています。
2.堺アルフォンス・ミュシャ館の魅力

http://www.shibayama-co-ltd.co.jp/91/アルフォンス・ミュシャ/カルチェラタン
19世紀末から20世紀初頭にかけて有名になったアール・ヌーヴォーの代表的画家・ミュシャの作品を間近で見ることが出来ます。チェコにもミュシャ美術館があるのですが、堺市だけにある作品もあり、作品を通してミュシャの考え方・生涯、またその時代の背景も知ることができます。展示作品は色使いが優しく、線のタッチが優美・繊細な物もあったり、その反対に暗いイメージの物もあります。大きく見応えのある作品も多数でミュシャワールドにどんどん引き込まれること間違い無し!!
3.どんな作品がみられるの?
サラ・ベルナールのポスター

http://www.wakhok.ac.jp/topics/2002/6/sinbo/sama.html
ミュシャが有名になるきっかけになった女優サラ・ベルナールの大型ポスターです。7枚あり、その展覧会によって出されるポスターが違います。サラのポスターをミュシャが描くようになって、サラの人気は不動のものとなります。全て見応え十分です!
宝飾品
https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201111180729/
ミュシャデザイン《蛇のブレスレットと指輪》。サラ・ベルナールがポスターを見て気に入り、実際に宝飾家のジョルジュ・フーケに作製させたもの。さあ、どのポスターの腕輪でしょうか?美術館に行ったら見つけてみてくださいね!
各ブランドの広告ポスター

http://www.haizara.net/~shimirin/nuc/OoazaHyo.php?itemid=4474
個人的にはモエ・シャンドンの広告が優美で大好きですが、その他にも巻タバコ用紙のポスター、パリの百貨店ボン・マルシェ、お菓子など色々な広告を見ることができます。これらは、妖艶な女性を描くミュシャとは違う一面も見れ、面白いですよ!ウミロフ・ミラー

http://definitely.exblog.jp/m2006-09-01/
ミュシャがアメリカにいた時の作品。パリでの成功でアメリカの美術大学の教壇にまで立つこととなったミュシャ。この頃のミュシャは転換期を迎えており、のちのチェコ在住時に描くスラブ民族の歴史を表現する傾向がこの時期から見えている。迫力満点で、今回私が見たミュシャの作品で一番大きいものでした。チェコ時代のミュシャ

http://www.mucha.jp/brooklyn6sokol.html
パリにいた時から温めていた《スラヴ叙事詩》の絵を祖国チェコで書いた時期の絵。アメリカで資金を得たミュシャは、祖国ではチェコ人画家アルフォンス・ムハとして活動しました。「芸術を通して祖国とスラブ民族に貢献する」という思いにしたがって、数々の名作を残しました。
4.訪問者・体験者の声
堺市文化会館で開催中の「ミュシャと世紀末の幻想」を観てきた。 友人が大好きな画家さん。 耽美的で独特なタッチの彼の作品。 いつも私が観る絵画の雰囲気とは少し違うケド、こんなミュシャの世界もなかなかオツなモノ。 pic.twitter.com/pq004ghddD
— Yuriko (@Yuriko16034684) 2015, 8月 20
昨日の昼間は堺市のミュシャ館へ。写真は展覧会のチラシと買った本です。お安いしこじんまりした美術館なので、じっくり見てもギャラリー疲れしなくて素敵!ミュシャと聞いて想像する華やかなポスター作品は少なめ、翳のある作品とか油彩作品多め。 pic.twitter.com/MKQWS3IJz7
— ぐうのね (@guunoneinfo) 2015, 8月 17
“@jiro6663: ミュシャの「横道十二宮」の像。世界に二体しか現存しないうちの一体が大阪府堺市立美術館にある。全国でもたぶんひとつしかないミュシャ専門の美術館。。http://t.co/9GXnpkSSSY pic.twitter.com/hc7hiuby4T”見に行きたいな。。
— なぉ (@nao_Fermat) 2015, 7月 31
ミュシャ〜