三陸海岸に来たら絶対見るべき三陸海岸の絶景スポット９選

「三陸海岸」は、東北地方にある陸奥・陸中・陸前の3つの令制国（三陸）にまたがる海岸のことで、青森県の南部から岩手県を経て宮城県までまたがる約600kmの海岸を指します。

三陸海岸南部は入り組んだリアス式海岸となっており、自然が育んだ絶景を随所に見ることができます。この三陸海岸のおススメ絶景スポットを北から南へ順に紹介します。

①北山崎　第２展望台

三陸海岸の絶景でまず外せない北山崎。高さ200ｍにおよぶ断崖が、約8ｋｍにわたって連なっており、全国光観光資源評価の自然資源・海岸の部で、唯一最高ランクの特Ａ級に各付けされた景勝地です。

一生のうちぜひ一度は訪れたい、名実ともに「日本一の海岸美」です。展望台は第１～第3までありますが、第2展望台がおススメです。写真のような絶景が見られます。

②鵜ノ巣断崖

北山崎と並ぶ代表的な断崖で高さ約200mの絶壁が弧を描いてそそり立っています。展望台からの眺めは、幾重にも重なる断層に荒波が砕け散り迫力満点です。北山崎に並ぶ、海岸美の絶景スポットです。

③龍泉洞

海岸美ではありませんが、ちょっと内陸に寄り道していただきたいポイント「龍泉洞」。龍泉洞は、日本三大鍾乳洞に数えられ、国の天然記念物に指定されています。

洞内はすでに知られている所だけでも 3000m以上あり、 その奥から湧き出る清水が数ヵ所にわたって深い地底湖を形成しており、中でも第３地底湖は水深 98m、第4地底湖（未公開）は 12Omと日本一で、世界でも有数の透明度を誇っているそうです。

④三王岩

三陸復興国立公園にある数多い奇岩景観の中にあって圧巻、高さ50メートルの通称男岩の両側に女岩、太鼓岩が寄り添い、永い歳月をかけて、寄せ返す波と海原を吹き渡る風が形作った美しい自然の芸術品です。

⑤姉ヶ崎展望台

休暇村陸中宮古の近くにある、高さ約60メートルの切り立った断崖。沖合の岩礁には、いくつもの洞門や洞窟があり、展望台からはウミネコの繁殖地が望めます。

姉ヶ崎はウミネコ、ウミウの繁殖地で、周辺には一周1.5キロメートルの遊歩道が整備され、自然の景観とともに四季を通じて動植物に観察が楽しめます。

⑥崎山の潮吹穴

潮吹穴は、浄土ヶ浜の北、日出島地区と休暇村陸中宮古の間の海岸にあります。大きな波が打ち寄せると、波の圧力に押されて海水が地上に吹き出します。吹き上げる潮の高さは、波の高低によって差がありますが、特に波が荒く、北東の風が強い時には30メートルにも達し壮観です。

⑦浄土ヶ浜

三陸海岸の観光地で有名な浄土ヶ浜は、三陸海岸の代表的な景勝地です。鋭くとがった白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情を見せて海岸を彩ります。

松の緑と岩肌の白、海の群青とのコントラストはまさに一見の価値あり！です。

⑧青の洞窟（ザッパ船遊覧）

浄土ヶ浜に来たら、是非体験していただきたいのが、「青の洞窟」ツアー。浄土ヶ浜マリンハウスが主催する小型船（サッパ船）に乗り洞窟へ探検する約20分のショートツアーです。

特に午前中の晴れた日には光が反射しコバルトブルーの世界が広がります。それを見た人には「願いが叶うかも」とも言われています。

⑨魹（とど）ヶ崎灯台

本州で最も東に位置しているのが、重茂半島にある魹（とど）ヶ崎です。 本州最東端の魹ヶ崎には、明治35年3月に建てられた魹ヶ埼灯台があります。

朝陽がとてもきれいに望めるこのポイントは、本州で最も早い日の出を望めるスポットです。


いかがでしたでしょうか？三陸海岸の絶景ポイントを北から南へ順に紹介しました。

三陸海岸は、まさに海岸美の宝庫です。 海の幸も豊富なので、日帰りではなく、１泊、２泊で訪れてみたい地域ですね。