外国人客と交流できる！「日本らしさ」をテーマにした浅草のホステルで世界中とつながろう！

外国人観光客が日本に求めているものは、年々変わっていきます。昔のように家電を買いまくるだけではなく、日本ならではのもてなしを楽しみに来る人が増えているんです。そんななか、東京の浅草ではかっこいいホステルが登場。さっそく日本人および外国人の人気を集めつつあります。

オープンしたて！浅草のお洒落ホステル！

浅草に、新しいホステルが2015年12月にオープンしました。「BUNKA HOSTEL TOKYO」です。全128床の客室のほかに、1階が誰でも入れる居酒屋になっています。

ホステルというのは、外国人観光客をメインターゲットにしている格安の宿のこと。旅館営業の許可をとており、談話室など、宿泊者同士が繋がれる交流スペースがあるなど、普通のホテルとはちょっと違った特徴があります。宿泊客は外国人率が高いですが、もちろん日本人も利用できますよ。

“日本らしい”心地よいおもてなしがテーマ！

BUNKA HOSTEL TOKYOでは、あえて「日本らしさ」にこだわらずに、居心地いい空間をめざしました。木製ボックスの中にマットレスをしいた「バンクベッド」は小ぶりサイズですが、三方が壁に囲まれており、プライバシーが保たれています。

ファミリールームはソファやクッションがさりげなくかわいい。とくに現代風をアピールしていませんが、デザイナーのセンスが随所で光るオシャレな宿です。

「居酒屋 BUNKA」で食事もできる！

ビルの1階は浅草すしや通りに面しています。誰でも入れるスタイリッシュな居酒屋バー「居酒屋ブンカ」が絶賛営業中。ガラス張りで外からのぞけるのも、入りやすい理由です。

居酒屋は外国人に人気のスタイルで、メニューには、日本酒半合＋おそうざい1種の「BUNKAセット」やなべ物（葱マ鍋や、ぶりのユズしゃぶしゃぶなど）があり、気軽に立ち寄れます。

高橋理子さんのグッズがかわいい♪

BUNKA HOSTEL TOKYOをアートディレクションした高橋理子（たかはし ひろこ）さん。デザインは、円と直線で構成された図柄を大胆に使うのが特徴です。BUNKA HOSTEL TOKYOでも、館内あちこちに水玉模様があしらわれてグッズにもたくさん使われています。グッズやオリジナルファブリックなど、お土産にいかがですか？

いよいよ東京オリンピックが具体的にイメージできるようになってきました。外国人に人気の浅草では、こんなふうに一足早く準備（？）をしているんです。商店街に違和感なく溶け込んだBUNKA HOSTEL TOKYOは、新しい形の交流スペースとして根付くことでしょう。