せっかくの観光なのに雨・・・・そんなとき、「あ~あ、雨かぁ・・・」とがっかりしてしまいがちですが、なかなかどうして、雨の日だからこそ楽しめるスポットもあるものです。今回は岩手県盛岡市近郊のスポットで、「雨でも楽しめる」場所をご案内しますね。
光原社といえば、隠れたコーヒーの名店。コーヒーを提供している喫茶は、「可否館」と呼ばれるエリアなのですが、実はここ、お店の入り口から見えないんです。光原社の工芸館を通り抜けて店の奥に進むと、中庭と雑貨店「カムパネルラ」、コーヒーショップ「可否館」が見えてきます。
建物内から手ぶらで出てくるお客さんが時々いるので皆さん不思議に思うようですが、コーヒーショップ目当てに光原社に訪れるお客さまも多いんです。
外の喧騒を忘れて一服のコーヒーを味わう。そんな贅沢もたまにはいいんじゃないですか?
近くには盛岡の奥座敷、「繋温泉(つなぎおんせん)」もあるので、日帰りで入浴して帰るもよし、お宿をとって泊まるのもいいと思います。 ちなみに下の写真、湖の向こうに見えるのが「繋温泉」エリアです。
特に冷麺づくりは、自分が作った冷麺を食べることができるというオマケ付。ちゃんとスープや具材を乗せて、お店で出す形で食べられます! 体験メニューの中には事前予約が必要なものと、当日申し込みでもOKなものがあるので、希望の体験メニューが予約の必要なものか確認しておくといいですよ。
【訪問者の声】
中庭のようになっているところに10以上の工房がありガラス張りになっているので見学ができます。体験もできるのでいろいろチャレンジするのも楽しいです。南部煎餅を焼く体験は面白いです。こんな重いもので1枚1枚焼いていたのかぁと感心してしまいます。自分で焼いた焼きたてのお煎餅の美味しいこと!
1階はカウンターのみの席で、2階にあがるとテーブル席なのですが、2階の窓にはワインコルクをつなげたカーテンがさがっていて、さながらワインバーのような雰囲気。ガラス一枚隔てた外の細い通りは、アスファルトではなく石畳の道(車も通る道です)なので、2階から見下ろすとまるで別の町にみえてきます。
お店にある小物はアンティーク調のものが多く、雰囲気へのこだわりがあります。また、紅茶はもちろんなのですが、甘夏ピールを利用したママレードや、カレーがとっても人気なお店でもあります。
見て歩く観光、という意味ではちょっと違うのかもしれませんが、「体験」という意味では、食事は立派な食文化体験です!ちなみに写真は白龍のじゃじゃ麺です。
みそはかなりクセがあるのですが、本当に好きか嫌いかは数回食べてみないとわからないほど特徴的な味です。何度か食べて好きになった人、病みつきになった人も多いんです。本店・分店とも平日でも行列ができるお店なので、1時間程度の並び待ちは覚悟したほうがいいですよ。
盛岡冷麺の特徴は「辛さを調節できる」こと。盛岡冷麺はもともとスープに辛さは全くありません。ただ、最初からスープに辛み(からみ)(主にカクテキやキムチ)を入れた状態のものと、「辛み別(別辛とも言う)」という、辛さの素であるキムチを別容器に入れて出してくれる状態のものがあります。
辛さは5段階の中から選べます。別添えされているキムチを全部いれると「中辛」になりますから、初めての人や体調が悪い人、辛い物が得意ではない人は辛みを別にして頼むといいでしょう。ちなみに写真は中辛です。
「わんこ(お椀のこと)」の数を競うだけではなく、(味が変わらないため)途中で飽きないように、箸休めを食べて味を変えながら楽しむもの。わんこ10杯でかけそば1杯ぶんくらいになりますので、食べた杯数を計算してみると、意外に普通のお蕎麦よりたくさん食べていたりしますよ。
確かに外観は、ミニチュアの東京駅みたいですよね。使っている材料(レンガ)は、東京駅と同じものなので、盛岡で東京を感じられる唯一の場所と言ってもいいでしょう。触ってみられる史跡なんてそうそうありませんから、とても貴重なものです。ぜひ体感してくださいね。
雨宿りもかねて入ってみると、重厚な造りに目を見張ります。観光・見学で訪れる人も多い場所なので、銀行業務を行っている時間でも、行員さんが案内をしてくれますよ。ただし、あくまでも銀行ですから、銀行の業務外時間には見学もできないことをお忘れなく!
1.宮沢賢治ゆかりのお店「光原社」
http://www8.ocn.ne.jp/~kogensya/sub2.html
盛岡市材木町(盛岡駅から徒歩で10~15分程度)にある、ギャラリーとコーヒーのお店「光原社(こうげんしゃ)」。童話『注文の多い料理店』は、 ここから出版されました。現在は出版社ではなく、伝統工芸品のお店ですが、『注文の多い料理店』に関する無料ギャラリーがあります。宮沢賢治ゆかりの品がたくさん!
出版社の社名「光原社」は、宮沢賢治が名付け親です。光原社の創業者と宮沢賢治が、盛岡高等農林学校の先輩・後輩の仲だったことから、賢治から原稿を預かり、出版したそうです。案外知られていないことですが、宮沢賢治の作品集の中で、童話集はたった1冊だけ。そのタイトルが『注文の多い料理店』。当時はほとんど売れず、タイトルに反して『注文の少ない童話集』だったそうですよ。http://blog.goo.ne.jp/airplane034meet/e/921176c8e41fd325114f64636593f1b2
オススメは、隠れ家的コーヒーショップ!
http://www8.ocn.ne.jp/~kogensya/sub2.html
建物内から手ぶらで出てくるお客さんが時々いるので皆さん不思議に思うようですが、コーヒーショップ目当てに光原社に訪れるお客さまも多いんです。
http://ikuze-tohoku.jp/kitchen/info/coffee_kan.html
外の喧騒を忘れて一服のコーヒーを味わう。そんな贅沢もたまにはいいんじゃないですか?
http://blogs.yahoo.co.jp/realizm2007/62439594.html
基本情報
- ・名称:光原社(こうげんしゃ)
- ・住所:岩手県盛岡市材木町2-18
- ・営業時間:10:00~18:00
- ・定休日:毎月15日(15日が土日祝祭日の場合は翌日に振替になります)
- ・電話番号:019-622-2894
- ・料金:珈琲420円~
- ・オススメの時期:春~初夏
- ・公式サイトURL:http://www8.ocn.ne.jp/~kogensya/index.htm
2.自分で何かつくりたいなら「盛岡手づくり村」
http://blog.livedoor.jp/seira758/archives/50792491.html
盛岡市内から路線バスで30~40分程度と、中心部からは少し離れるのですが、体験を中心とした施設です。 竹馬やけん玉などの昔ながらの遊びも体験できるので、お子様がいれば、やってみせてあげると喜ぶかも!(大人でも楽しむことができます!)近くには盛岡の奥座敷、「繋温泉(つなぎおんせん)」もあるので、日帰りで入浴して帰るもよし、お宿をとって泊まるのもいいと思います。 ちなみに下の写真、湖の向こうに見えるのが「繋温泉」エリアです。
http://www.hotel-miharu.yad.jp/map.html
体験メニューいろいろあります
冷麺づくり体験、南部せんべいの焼き体験、木工細工の絵付け、わら細工の馬づくり、陶芸・陶器絵付けなど、実体験型の工房メニューがたくさんあります。こちらは南部せんべい焼き体験で使う道具です。http://www.waiwai-sumairu.com/archives/cat_9/post_156/
特に冷麺づくりは、自分が作った冷麺を食べることができるというオマケ付。ちゃんとスープや具材を乗せて、お店で出す形で食べられます! 体験メニューの中には事前予約が必要なものと、当日申し込みでもOKなものがあるので、希望の体験メニューが予約の必要なものか確認しておくといいですよ。
【訪問者の声】
http://www.jalan.net/kankou/spt_03201cc3340045033/kuchikomi/
基本情報
- ・名称:盛岡手づくり村(もりおかてづくりむら)
- (公益財団法人盛岡地域地場産業振興センター 協同組合盛岡手づくり村)
- ・住所:岩手県盛岡市繋字尾入野64-102
- ・営業時間:8:40~17:00
- ・定休日:12/29~1/3
- ・電話番号:019-689-2201
- ・料金:入村は無料、展示資料室の見学のみ100円
- ・公式サイトURL:http://tezukurimura.com/main/
3.紅茶党のあなたには、「紅茶の店 しゅん」
http://teashun.exblog.jp/
最初に光原社のコーヒーショップをご紹介したのですが、「コーヒーは飲めません…」という方のために、紅茶のお店もご紹介します。ここは、晴れている日より雨の日のほうがなんだかゆったりできる、不思議な空間のお店です。窓の外とは別世界!時間の流れが変わる店内
盛岡市肴町(さかなちょう)にほど近いこのお店は、店内に入るとまずグランドピアノが目にとまります。喫茶店なのですが、夜はピアノバーのようになったり、貸切でミニコンサートが行われたりするんです。1階はカウンターのみの席で、2階にあがるとテーブル席なのですが、2階の窓にはワインコルクをつなげたカーテンがさがっていて、さながらワインバーのような雰囲気。ガラス一枚隔てた外の細い通りは、アスファルトではなく石畳の道(車も通る道です)なので、2階から見下ろすとまるで別の町にみえてきます。
http://webmemo.biz/cafe-shun-morioka/
お店にある小物はアンティーク調のものが多く、雰囲気へのこだわりがあります。また、紅茶はもちろんなのですが、甘夏ピールを利用したママレードや、カレーがとっても人気なお店でもあります。
http://webmemo.biz/cafe-shun-morioka/
基本情報
- ・名称:紅茶の店 しゅん(こうちゃのみせ しゅん)
- ・住所:盛岡市中ノ橋通1-3-15
- ・営業時間:11:00~20:00(12月~3月は11:00~19:00)
- ・定休日:水曜日(祝日の場合は営業しています)
- ・電話番号:019-623-3036
- ・料金:紅茶500円~
- ・公式サイトURL(公式ブログ):http://teashun.exblog.jp/
4.岩手三大麺を味わう。「白龍・ぴょんぴょん舎・東屋」
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/6655c8907ebc67111e551558ef6b53ac
そろそろ小腹も空いてきたころ。お食事はどうしようかな、という方には盛岡三大麺はいかがでしょう?見て歩く観光、という意味ではちょっと違うのかもしれませんが、「体験」という意味では、食事は立派な食文化体験です!ちなみに写真は白龍のじゃじゃ麺です。
じゃじゃ麺の名店「白龍(パイロン)」
盛岡市内丸にあるじゃじゃ麺のお店ですが、菜園のデパート「川徳」の地下に分店があります。じゃじゃ麺は手元に運ばれてきたときは汁なしの状態です。汁(スープ)はお好みで注文し「麺を食べた後に」そのお皿に作ってもらうので、注文の仕方も食べ方もかなり独特です。http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/6655c8907ebc67111e551558ef6b53ac
みそはかなりクセがあるのですが、本当に好きか嫌いかは数回食べてみないとわからないほど特徴的な味です。何度か食べて好きになった人、病みつきになった人も多いんです。本店・分店とも平日でも行列ができるお店なので、1時間程度の並び待ちは覚悟したほうがいいですよ。
http://syupo.com/archives/6418
■ 基本情報
- ・名称: 白龍本店(ぱいろん ほんてん)
- ・住所: 盛岡市内丸5-15
- ・営業時間: 9:00~21:00
- 日曜日は11:30~18:45
- ・定休日:なし(お盆・年末年始はお休み)
- ・電話番号: 019-624-2247
- ・料金: 小450円~ チータンタン50円
盛岡冷麺を手軽に味わえる「ぴょんぴょん舎(ぴょんぴょんしゃ)」
盛岡駅前から徒歩5分程度の場所にある焼肉屋さんです。 盛岡近郊・周辺の人は、焼肉屋さんで「冷麺だけ食べて出てくる」ことも普通だと思っている人が多いので、『焼肉を頼まない』『ランチは焼肉屋さんで冷麺』なんてこともあります。実際、こちらのお店にはランチメニューに冷麺があります。http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/19e452f194ae523c111a12c53fa29e53
盛岡冷麺の特徴は「辛さを調節できる」こと。盛岡冷麺はもともとスープに辛さは全くありません。ただ、最初からスープに辛み(からみ)(主にカクテキやキムチ)を入れた状態のものと、「辛み別(別辛とも言う)」という、辛さの素であるキムチを別容器に入れて出してくれる状態のものがあります。
http://blog.livedoor.jp/hisnow-ramen/archives/23348752.html
辛さは5段階の中から選べます。別添えされているキムチを全部いれると「中辛」になりますから、初めての人や体調が悪い人、辛い物が得意ではない人は辛みを別にして頼むといいでしょう。ちなみに写真は中辛です。
http://blog.livedoor.jp/hisnow-ramen/archives/23348752.html
■ 基本情報
- ・名称: ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店(ぴょんぴょんしゃ もりおかえきまえてん)
- ・住所: 岩手県盛岡市盛岡駅前通9-3
- ・営業時間: 11:00~24:00(ラストオーダー23時)
- ・定休日: なし(大晦日はお休み)
- ・電話番号: 019-606-1067
- ・料金: 冷麺750円~
- ・公式サイトURL: http://www.pyonpyonsya.co.jp/
岩手の代名詞、わんこそばの「東屋(あずまや)」
本来のわんこそばの発祥は県南の花巻市なのですが、今では岩手県の代名詞となっています。わんこそばの老舗「東屋」は盛岡駅前にも支店があるのですが、中ノ橋通にある本店で本格的なわんこそばを楽しむのも一興です。http://plaza.rakuten.co.jp/insomuniac/diary/200910060000/
「わんこ(お椀のこと)」の数を競うだけではなく、(味が変わらないため)途中で飽きないように、箸休めを食べて味を変えながら楽しむもの。わんこ10杯でかけそば1杯ぶんくらいになりますので、食べた杯数を計算してみると、意外に普通のお蕎麦よりたくさん食べていたりしますよ。
http://www.wankosoba-azumaya.co.jp/
基本情報
- ・名称:東屋 本店(あずまや ほんてん)
- ・住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3
- ・営業時間:11:00~20:00
- ・定休日:なし
- ・電話番号:019-622-2252
- ・料金:わんこそば(お椀重ねなし/杯数はマッチ棒で自分で計算)2700円~
- (お椀重ねあり)3240円~
- 蕎麦(わんこそば以外)580円~
- ・公式サイトURL:http://www.wankosoba-azumaya.co.jp/
5.史跡を見よう!「岩手銀行中ノ橋支店」
http://yumeippaip.exblog.jp/18942340/
東京駅に注目が集まっている今、盛岡に来たらぜひ寄ってほしいのが「岩手銀行 中ノ橋支店(いわてぎんこう なかのはししてん)」(旧盛岡銀行)。東京駅のもとになった建物がこれなんです。知る人ぞ知る東京駅の秘密のひとつをのぞいてみませんか。東京駅を作る際の試金石になっていた!
岩手銀行中ノ橋支店の設計者は葛西萬司。彼は、東京駅の設計者、辰野金吾のお弟子さんで、辰野とともに建築事務所をたちあげた人。東京駅は辰野金吾の設計ですが、辰野は東京駅を設計する際、先に手掛けていた岩手銀行中ノ橋支店を参考にしたといわれています。http://blog.goo.ne.jp/hi-sann_001/e/dfc90879c22b4025eb2deaaefbf7d408
確かに外観は、ミニチュアの東京駅みたいですよね。使っている材料(レンガ)は、東京駅と同じものなので、盛岡で東京を感じられる唯一の場所と言ってもいいでしょう。触ってみられる史跡なんてそうそうありませんから、とても貴重なものです。ぜひ体感してくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/hi-sann_001/e/dfc90879c22b4025eb2deaaefbf7d408
雨宿りもかねて入ってみると、重厚な造りに目を見張ります。観光・見学で訪れる人も多い場所なので、銀行業務を行っている時間でも、行員さんが案内をしてくれますよ。ただし、あくまでも銀行ですから、銀行の業務外時間には見学もできないことをお忘れなく!
http://blogs.yahoo.co.jp/daikaku_satoru/63009487.html
基本情報
- ・名称:岩手銀行 中ノ橋支店(いわてぎんこう なかのはししてん)
- ・住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1-2-20
- ・営業時間:(銀行の業務時間に準じます)
- ・定休日:土日祝祭日(銀行のカレンダーに準じます)
- ・電話番号:019-604-3305
- ・関連サイト
- 岩手観光ポータルサイト:http://www.iwatetabi.jp/spot/detail/03201/1145.html
- 盛岡観光情報:http://www.odette.or.jp/