工場夜景の輝きが素敵過ぎる！セカオワも行った人気のスポット15選。

工場夜景を見に行ったことはありますか？アーティストストSEKAI NO OWARIの名曲「スターライドパレード」の歌詞も川崎にある景色を眺めていて思い浮かんだという話は、ファンの方ならご存じなのではないでしょうか。しかし、日本にはそれ以外にもたくさんの景観スポットというものが存在します！今回ご紹介するその場所は京都府や和歌山県など、まだあまり知られていない知る人ぞ知る場所ばかりです。あなたの住んでいる街の近くでしたら、ぜひ一度お気軽に訪れてみてください♪

１．旭カーボン株式会社【新潟県】

新潟県にある旭カーボン株式会社。東京ドームと同じくらいの敷地面積を誇る、カーボンブラック（車のタイヤなどの原料です）を製造している工場なのですが、ここの夜景がかなり綺麗！
煌々と輝く工場にぐんとそびえ立つタンク。そして複雑な構造をしているダクト……。工場夜景マニアでなくても思わず見入ってしまいそう。

その近未来的な光景は、SF映画や小説、ゲームに出て来そうな感じがしますね！工場の輝きと夜闇の深さの対比が素晴らしいです。ちなみに、車でこちらの工場夜景を見にいくのであれば、『プレスポ赤道』というショッピングエリアがあるので買い物や軽食を摂って、パーキングを利用するのも◎。

２．鳥羽下水処理場【京都府】

青白い人工的な光が美しい、京都にある鳥羽下水処理場。暖かみのない鋭利な光が工場を照らし出す様は◎。近くに桜並木もあるので、春には夜桜も見つつ工場夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただし、下水処理場ですから全くニオイが気にならないと言えば嘘になりますので、そこのところは理解しておきましょう。

３．大竹市の海岸沿い【広島県】

大竹市の海岸沿いには複数の企業が抱える工場が密集しています。そんなコンビナートの中は、工場関係者でなくても通行できる道路が多数あります。そのため工場夜景をばっちり楽しむことができちゃいますよ。人の気配がない夜の工場は非常に閑静です。

ちなみに、どうして夜もたくさんの照明で工場を照らしているかというと、プラントに異常が発生していないかをパイプなどに設置している圧力計や温度計などで細かくチェックする必要があるので、昼間と同じくらい明るい状況を人工的に作り出しているんだそうですよ。照明も爆発を防止する妨爆タイプのものが使われているんだとか。

４．高石市の工場群【大阪府】

「堺泉北港臨海工業地帯」の一部である高石市の工場群。重厚な構造が夜には一層際立ちます。ちなみに、「堺泉北港臨海工業地帯」は工場ファンの間では聖地と呼ばれているそうです。夜間照明が独特な雰囲気を醸し出した空間へ足を踏み入れてみては？

５．日本触媒前【兵庫県】

姫路市にはダイセル化学工業や新日本製鐵などの工場が存在します。それらの工場が夜には美しい夜景を演出してくれます。その中でも日本触媒前では、姫路市の工場夜景ツアーコースにも組み込まれている有名な場所です。工場の輝きを目前で見ることができ、迫力満点！

数ある工場夜景の名所に引けを取らない美しい姫路市の工場群の素晴らしい夜景。ずっと眺めていたくなってしまいそうですね。

６．東燃ゼネラル石油和歌山工場【和歌山県】

キラキラ煌めく東燃ゼネラル石油和歌山工場。和歌山県にもこんなに素晴らしい工場夜景を楽しめる場所があるんです！県外にわざわざ出向いて工場夜景を見る必要はありません。和歌山県在住なら、ぜひここへ行ってみてはいかがでしょうか？

7．旭化成ケミカルズ　水島製造所【岡山】

石油化学や高機能ポリマー、ジップロックやサランラップなどの化学品に関する事業を展開している旭化成ケミカルズ。その工場である水島製造所が、岡山県倉敷市にあります。日本の夜景100選にもあげられる、非常に有名な夜景スポットです。

白色光で照らされた工場の様子は、まるで銀でできた塔のように圧倒的なインパクトがあります。こちらの工場は国道430号線からや通仙園の展望台、そして鷲羽山といったスポットが撮影に適していると人気を集めています。

8．コスモ石油　四日市製油所【三重】

石油製品関連では誰もがよくしる「コスモ石油」。三重の四日市市にはこの企業の製油所が設けられています。中央にそびえ立つ塔がまるでスポットライトを浴びるかのように照らされてインパクト抜群です。周辺にもある工場の中でも特に人気を集めているのも納得の見応えがあります。

コスモ石油の四日市製油所の夜景を撮影するのなら、国道23号線沿いにある大正橋付近のエリアが絶好のスポットとして有名です。大正橋から、そして川沿いの対岸からといった具合に撮影ポイントが複数あるので、製油所の姿を様々なアングルから捉えることができます。

9．阿波製紙　小松島分工場【徳島】

紙製品、繊維製品のメーカーとしてしられる阿波製紙。中でも不織布という種類の布製品を主力としています。徳島県小松島市にある「小松島分工場」は、もともと同じ製紙業で業界2位だった日本製紙の所有でした。現在は阿波製紙がその工場跡地を引き継いで操業しています。

工場から沸き立つ濃い煙と煌々と照らしている光とのコラボで、工場が一層幻想的に見えます。すぐそばの川の水面にはその光が反射されているのですが、それがさらに工場の魅力を引き立たせています。周辺の川や標高のあるスポットから眺めるのがオススメです。

10．大王製紙　三島新工場【愛媛】

同じく製紙メーカーである大王製紙。私たちの身近にある家庭用品の「エリエール」の会社でもあります。愛媛県四国中央市にある三島新工場は、国道11号線沿いからその大迫力の工場をすぐ近くで見ることができることで有名です。

まず目に付くのが国道沿いにある工場のパイプ。薄く伸びる煙に光があたり、ものすごい存在感を誇るパイプの雰囲気をさらに盛り立ててくれています。それ以外にもビッグサイズのローダーなど、男性にはたまらない光景が広がっています。

11．東邦亜鉛　安中製錬所【群馬】

日本の非鉄金属メーカーとしてはトップクラスのシェアを誇る東邦亜鉛。東証1部にも上々しているこちらの企業が保有する工場は、実は工場夜景のファンにはかなり知られた存在でもあります。それが、群馬県安中市にある「安中精錬所」です。

傾斜になっている工場を、白色をはじめとして黄色や紫など色鮮やかな光が照らしてくれます。まるで油絵の絵画のような美しさ。すぐそばにJR安中駅がありそこから綺麗な光景を拝めるので、比較的行きやすい工場夜景スポットでもあります。

12．鹿島石油　鹿島製油所【茨城】

茨城県にある有名な工業地帯である、鹿島臨海工業地帯。茨城県最大のこのエリアには150もの企業が集まっているわけですが、その中でも特に人気を集めている工場夜景が、石油精製を事業としている鹿島石油の鹿島製油所です。

様々な高さの塔には非常にたくさんのライトが点在していて、工場全体を照らします。その点々と光る様子はまるで夜空に浮かぶ星空のような美しさです。こちらを撮影したいのなら、砂山都市緑地公園・港公園の2つのスポットがオススメです。

13．JFEスチール　東日本製鉄所【千葉】

日本の大手鉄鋼メーカーであり、日本では2位、世界でも5位の規模を誇るJFEスチール。千葉市中央区にはこの企業の東日本製鉄所があります。工場夜景というと神奈川県の京浜地区にある工場がよく知られていますが、千葉区の東日本製鉄所もなかなかの迫力があるんです。

海に面し巨大なクレーンや赤と白の鮮やかな塔が、昼光色のライトでまぶしく照らされることでより存在感が際立っています。ただでさえ眩しいライトアップが水面に反射してさらにSF的な雰囲気を出しているのがポイントです。土曜日に開催される工場夜景クルーズもオススメ！

14．JX日鉱日石エネルギー 仙台製油所【宮城】

工場夜景といえば関東や西日本を中心とした工業地帯がよく挙げられますが、東北だって負けてはいません！石油の元売り大手であるJX日鉱日石エネルギーが仙台市宮城野区に置いている仙台製油所は、東北地方でも特に人気の高い工場夜景スポットです。

東日本大震災で被害を受けたものの、翌2012年に操業再開にこぎつけたこの工場。すぐそばに緑地があり、その中にそびえ立つ塔と自然との絶妙なバランスが魅力的です。工場の東・西・南それぞれにポイントがあるので、様々なアングルからの眺めを楽しめます。

15．川崎重工業　坂出工場【香川】

川崎重工業はオートバイや航空機、船舶といった幅広い輸送機器や機械・装置を開発している企業です。そして香川県坂出市にある坂出工場では、液化天然ガスを輸送する運搬船といった特殊な船を作っているんです。

巨大な船を製造するために、坂出工場にあるクレーンはまさに「超」巨大！建築現場のクレーンを見るのが好きな人にはたまらない光景が広がっています。そんな巨大な機械が夜にライトアップされことで、近未来的な工場へと姿を変えるのです。

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工場夜景スポットの紹介をしましたが、行ってみたくなりましたか？関東では川崎が有名ですが、京都府や和歌山県など、今まであまりそのイメージがなかった地域にも、素敵な景観がたくさんあります。SF映画のような近未来的な光景は、一度見に行ってみるとハマる人が多いんですが、初めての方はツアーに参加して行くと安心です。幻想的とも呼べる輝きが気に入ったら、ぜひ全国にあるキレイな景色を見に出かけてください。大人の社会見学や少し変わったデートとしてもおすすめです！