米どころ新潟の底力！絶対に飲みたい新潟の地ビールまとめ

米どころ新潟は、地酒だけではなく、美味しい地ビールもたくさんあります。清らかな水と厳選された素材を使って醸造したビールは、新潟の新鮮な食材とも相性抜群です。

1.エチゴビール

エチゴビールは、日本で最初の地ビールです。ピルスナー、スタウト、エールなどのスタンダードなビールの他に、米どころ新潟ならでは米を加えた、辛口のこしひかり越後ビールがあります。

越後鶴亀で広く知られている上原酒造(現在の株式会社越後鶴亀)が製造し始めた地ビールで、後に分社化され、株式会社ビアスタイルとなりました。ラベルのイラストは上原酒造5代目の奥様で、ドイツ人画家であったアンティエ・グメルスによるものだそう。「飲むとヤギのように元気になる」ということから、ドイツではビールのラベルに雄ヤギが描かれることが多いそうです。

2.薪小屋ビール

ドイツ建築と日本の古民家が融合した独特の雰囲気をもつレストランです。自家製のハム、ソーセージが名物で、自家製のビールにとてもマッチしています。ビールは、ペールエール、アンバー、スタウトの3種類です。

レストラン店内で飲むことも、ショップで購入もできます。

薪小屋ビールでは本場ドイツから輸入したという麦芽とホップを使用し、酵母を常温で発酵させる「上面発酵」という方法で製造されています。色が濃く香り豊かなビールで、フルーティーでコク深い味わいが特徴です。「上面発酵」は温度管理が難しく、大量生産されていませんので手に入りづらいかもしれません。

3.八海山泉ヴィレッジ

八海山泉ヴィレッジは、清らかな水が湧きあがる泉の里に位置し、その良質な水を使って醸造されたビールです。

銘酒八海山の醸造元により作られているビールは、いずれも香りと喉越しを楽しめる味わいとなっています。

ピルスナー・アルト・ヴァイツェンの3種類あり、季節限定でポーターも登場します。洋食だけでなく、四季折々の和食とも相性がいいそうですよ。また、八海山といえば日本酒が非情に有名ですので、お土産にすると驚かれることが多いのだそう。泉ヴィレッジの工場では飲み比べも出来ますので、お好みのビールを探してみてください。

4.胎内高原ビール園

胎内高原ビール園は、ピルスナー、アルト、ヴァイツェンの3種類のクラフトビールを醸造しています。売店ではその場で、きめ細やかな泡立ちのできたてのクラウトビールを飲むことができます。
おみやげとしても胎内黒豚のハム、ソーセージと共に購入することができますよ。

ドイツからビールマイスターを招き、市制施行により消滅してしまった旧黒川村で製造が開始されました。ドイツから取り寄せた最高級の麦芽とホップを使用し、16世紀のドイツで制定された「ビール純粋令」に則って醸造されているという本格派。無添加であることはもちろん、栄養価も高いため健康にも良いそうですよ。

5.レストランスワンレイク

スワンレイクビールは、ワールド・ビア・アワードなど数々の国際的な品評会でメダルを受賞している世界で認められたビールです。

越後の名水など良質の素材を使ったこだわりの味わいは、多くの人に愛されています。

ビールは数種類ありますが、オススメはポーター。2000年、ニューヨークで開催されたビールのオリンピックと評される「ワールド・ビア・アワード」にて、日本メーカー初の金賞を受賞した商品なんですよ。2006年の「ワールド・ビア・アワード」でも2度目の金賞を獲りました。素材はもちろん、ビールを熟成する環境にも徹底して拘った世界一のビールは格別のおいしさです。

6.新潟麦酒(株)

新潟麦酒は、ドイツやベルギーでは古くから行われているビン内発酵、ビン内熟成によるビール製造法で、日本国内で初めてビールの酒造免許を取得しました。伝統製法によるビールだけでなく、エールや発泡酒などバラエティ豊かな製品ラインナップとなっています。

2015年9月から11月までの期間限定ですが、ANAの国内線機内でも販売されていました。このビールはビン内発酵ではなく缶内発酵タイプとなっており、フレッシュな口当たりと豊かなホップの香り、程よい苦味と酸味が特徴で、非常に飲みやすい味わいになっています。マンゴーや桜を使用した変わり種発泡酒もあり、女性に人気です。

7.妙高高原ビール（アルペンブリックタトラ館）

妙高高原ビールは、アルペンブリック内のタトラ館で醸造されている地ビールです。

工場直営レストランのタトラ館では、妙高高原ビールのピルスナー、ヴァイツェン、ダークラガーの3種類が飲み放題のメニューが用意されています。

妙高高原の湧き水を使用し、コシの強さを保ちつつキメ細やかなシルクのような泡と香ばしいモルト、キリッとした後口が特徴のビールです。ピルスナー・ヴァイツェン・ダークラガー、それぞれ熟成期間も発酵方法も異なっており、もちろん風味も全く印象が違います。飲み比べしてお好みのビールを見つけてみてはいかがでしょう。

8.日本海夕陽ブルワリー

日本海夕陽ブルワリーは、新鮮な海の幸を素材にしたイタリアンシーフード料理と地ビールが楽しむことができるレストランです。コシヒカリラガー、サンセットピルス、焙煎コシヒカリラガーは瓶ビールで持ち帰ることもできます。冬季期間は休業しています。

その名からもお分かりの方もいらっしゃると思いますが、コシヒカリラガーと焙煎コシヒカリラガーには新潟県産コシヒカリを使用されているんです。お米のビールとはまさに新潟らしい地ビールですよね。スッキリとした後口がお好みの方はコシヒカリラガー、ちょっと甘目がいいという方は焙煎コシヒカリラガーがオススメです。サンセットピルスは女性に人気があります。