自然を心ゆくまで満喫しよう！奥日光自然の家

栃木県日光市の日光連山から金精峠付近にかけての地域は「奥日光」と呼ばれています。標高が高いので夏でも涼しく、市街地が雨模様でも奥日光は晴れていることがあるなど、環境が良い「秘境」として知られています。

秋には紅葉も大変キレイですので、写真撮影やスケッチが趣味の方々にも、ぜひオススメしたい場所です。

奥日光自然の家とは?

「奥日光自然の家」は中禅寺湖畔の千手ヶ浜近くにある、公立の宿泊施設。春から秋にかけての季節限定で利用可能です。海抜約1300メートルの国有林内にあって、ミズナラやカラマツなどの美しい林に囲まれた、自然豊かな環境で心身共に癒されるスポットです。

栃木県日光市にありますが、運営は埼玉県草加市が行っており、近隣地域の小・中学校では林間学校の宿泊体験にも利用されています。

奥日光自然の家のおすすめポイント

周囲は程よく手入れされた林に囲まれています。 標高が高い山間地ならではの、おいしく澄んだ空気で、おもいっきり深呼吸してみましょう。疲れが抜けて、パワーが満ちてくるのが感じられます。
６月頃になると、敷地一面に華やかなピンクのクリンソウが咲き、訪れる人の目を楽しませてくれます。
野鳥や鹿など、多くの野生動物が生息している豊かな自然が自慢。周囲にはハイキング~お散歩に最適なコースも多く、一期一会の景色や動物との出会いが楽しみです。

くつろぎの和室とワクワクする洋室

宿泊予約時に、2タイプのお部屋が選べます。料金は変わりませんので、人数やお好みによって使い分けてみてください。

和室

7.5畳（定員4名）のお部屋が5室用意されています。懐かしい雰囲気の、畳に卓袱台がしつらえてあるシンプルなタイプです。 布団を並べて、夜遅くまで話が弾みそうです。

洋室

4.5畳（定員6名）のお部屋が5室用意されています。寝具が2段ベッドで、林間学校のような雰囲気に大人でもワクワクしますね。

奥日光自然の家周辺の散策スポット

すぐ近くにある西ノ湖や戦場ヶ原などを巡るハイキングなど、美しい自然を五感で味わう散策を楽しむことができます。

戦場ヶ原

道も整備されており、ハイキングにぴったりのコース。

地名の由来となった伝説が記されている「戦場ヶ原神戦譚」によると、下野国（現在の栃木県）の二荒神（二荒山/男体山）と上野国（現在の群馬県）の赤城神（赤城山）が、中禅寺湖を巡る領地争いで、それぞれ大蛇（男体山）と大ムカデ（赤城山）に化けて戦った戦場であることから、この勇ましい名がついたそうです。この伝説で勝ったのは、弓の名手であった孫・小野猿丸を味方につけた二荒神（男体山）であったとされています。

小田代原

標高約1400メートルの、日光国立公園内にある湿地帯です。季節ごとに色を変える景色は、何度も足を運びたくなる魅力があります。

千手ケ浜

中禅寺湖の西端、南北約2kmにわたる浜です。樹齢200年以上のミズナラやハルニレなどの林があり、初夏には可愛らしいクリンソウも見られます。

奥日光自然の家の基本情報

地図はこちら

山と湖に囲まれた自然豊かな環境で、開放的で快適な休日を過ごしてみませんか？ 周囲の山でトレッキングを楽しんだ後に、山小屋代わりにお世話になるのも楽しそうだなと思います。
素材提供：トリップアドバイザー