インドネシアの首都ジャカルタは政治、経済、産業の中心地で、インドネシアの歴史や文化が集約された街です。インドネシアといえばバリ島が有名ですが、みどころはバリ島だけではありません。今回はそんなインドネシア、ジャカルタの観光スポットからグルメまでご紹介します!
歴史と文化を感じる観光スポット
カテドラル教会
http://www.yoheiblog.com/2015/10/jakarta.html
ジャカルタで最も有名なカテドラル教会は、ネオゴシック様式のカトリック教会です。インドネシアは仏教徒がほとんどなので、数少ない教会のうちのひとつです。もちろん、実際に中に入ることもできますが、礼拝に来ている方もいるので注意してください。インドネシアにいながらも、ちょっぴりヨーロッパの気分が味わえますね。東南アジアのプチパリと言われるだけあります。
このカテドラル大聖堂は、インドネシアがまだオランダの植民地だった1901年にこの地に移されたそうです。設計を手掛けたのはアントニウス・ディクマンスというオランダ人神父で、石造りの重厚な造りの建物の中には、1000本のパイプからなるパイプオルガンもあり厳かな雰囲気ですよ。
イスティクラル モスク
http://eedu.jp/blog/2015/11/05/istiqlal_mosque_indonesia/
イスティクラル モスクは、独立記念塔がある広場に面した世界最大と言われている、イスラム教の寺院です。建物の中は世界最大と言われるだけあり、とても広く、最大12万人も収容できるそうです。内部の装飾が東南アジアのインドネシアらしくとても綺麗です。インドネシアはイスラム教人口が世界最大なので、イスティクラル モスクは地元の人で常に賑わっています。なかなか知り得ないイスラム文化を肌で感じることができます。
12の大支柱に支えられた直径45メートルの大ドームのスケールの大きさには圧倒されますよ!イスラム教徒ではない方でも、ガイド付き及び一部制限付で開放されています。イスラム教の教えにのっとったドレスコードもあり、女性には、ベールの貸し出しなどもありますよ。
インドネシア国立博物館
http://butler-japan.asia/pack/daily-modelplan/jakarta/
インドネシアでも最大の歴史民族博物館で、インドネシアの歴史や文化を学ぶことができます。館内には、インドネシアそれぞれの島の陶器、彫刻、民族衣装なども展示されているので、ひとつの国でも島によって異なった、文化や歴史があることを学べます。館内はとても広いので、時間に余裕を持って見学してください。月曜日が休館日とのことなので、こちらに行かれる際はご注意ください。
館内には、ジャワ原人といわれるピテカントロプス・エレクトゥスの骨なども展示されているんですよ。およそ 14 万点ものコレクションを有しているという博物館の建物自体も、ジャカルタで最も優れたネオクラシック様式の建築物の 1 つに数えられているので、ぜひ建物も見られてくださいね。
モナス
http://blog.goo.ne.jp/zo3-0925/e/1116da98078fd55ed7bf9437179e4469
モナスは、中央ジャカルタ地区のムルデカ広場の中にある国家独立記念塔です。モナスの最上部は展望台になっていて、また地下には歴史博物館があります。もちろん中に入ることは可能ですが、常に観光客や現地の人でごった返しているので、時間に余裕を持って見学することをおすすめします。モナスは広場にあるので、休日になると多くの地元の人たちで賑わっています。また広場には屋台や露店も出るそうなので散歩がてらに行ってみたいですね。
この塔は、高さ137メートルで、外装は白い大理石でできていますよ。頂上部の台座の上には、高さ14メートル、直径6メートル、重さ14.5トンの「永遠に燃え続ける炎」として独立戦争中のインドネシア国民の漲る闘志を象徴しているという青銅製レリーフが設置されています。
タマン ミニ インドネシア インダー
http://blogs.yahoo.co.jp/yyikeuchi/18319175.html
タマンミニ インドネシア インダーはインドネシアの魅力をひとつに詰め込んだテーマパークです。タマンミニとはインドネシア語で小さな公園という意味だそうですが、とっても広いのでご注意を。パーク内には実寸大のインドネシアの島々の展示館があります。各地の民芸品や伝統工芸品などが展示されているので、同じインドネシアという国でも各地によって、異なる伝統や文化が学べます。インドネシア国立博物館より遊び感覚で行けるので子供にも大人気です。
インドネシアは主要な5つの島と1万を超える島々から成る世界最大の群島国家です。そのため、地方によって独自の言葉や、食事、風習、宗教などが異なる多様性が魅力でもあります。広大な敷地内に、インドネシアの26の州のパビリオンが出展しているので、インドネシアという国を知るにはもってこいの施設です。
高級&巨大モールでショッピング
グランドインドネシアモール
http://ellie02.blog40.fc2.com/blog-entry-1068.html
グランドインドネシアモールはジャカルタ最大のショッピングモールで、ジャカルタ中心のアクセスしやすいところにあります。日本のメーカーや吉野家や牛角など日本食もたくさん入っているので、旅行中、日本が恋しくなったり、インドネシアの料理に少し飽きたかなと思ったら、グランドインドネシアモールに訪れてみるのもいいかもしれません。
ジャカルタの中でも、人気NO.1といわれているショッピングモールです。お食事処の他にも、ファッション、カフェ、映画館などのインドネシアのあらゆる「最先端」が集まっています!ジャカルタの最新トレンドを知るにもおすすめのスポットですよ♪
パシフィックプレイスショッピングモール
http://ellie02.blog40.fc2.com/blog-entry-1333.html
パシフィックプレイスショッピングモールは、ジャカルタで最も高級なショッピングモールと言われています。こちらのショッピングモールも、ジャカルタ中心部にありでアクセスしやすいところにあります。ファッション、カフェ、映画館などさまざまなお店が集まっています。またライブなどが行われる多目的ホールも併設しています。
ジャカルタで、最も高級なショッピングモールで、比較的裕福な層が集まるスポットですよ。ここに訪れるお客様の車も高級車ばかりなのだそう!リッツカールトンホテルが中に入っていて、ゴルフ練習場も隣接していますよ。
貰って嬉しいお土産探し!
モンゴ チョコレート
http://blog.garudaholidays.jp/?attachment_id=11099
実はインドネシアはカカオの生産国第4位でスーパーや土産物屋さんにもチョコレートがたくさん販売されています。ですが販売されているチョコレートに使われているのはインドネシア産のカカオでも、他国の企業が作ったチョコレートなんだそう。しかしモンゴチョコレートはインドネシアの古都、ジョクジャカルタの企業が、インドネシアのカカオを使って国内で作った、MADE IN インドネシアのチョコレートなのでお土産にも喜ばれること間違いなしです。
そのパッケージにも、ボロブドゥール遺跡のストゥーパやワヤンなど、インドネシアならではのものをイメージしたイラストなどがお土産に最適です。箱に入ったものなどもあるので、会社やご友人などへのお土産としてもおすすめですよ。
バティック製品
http://matsui-indonesia.blogspot.jp/2014/06/blog-post_14.html
バティックはインドネシアの伝統のろうけつ染めの布地です。日本でもジャワ更紗という名前で親しまれています。バティックはインドネシアの民族衣装にも使用されています。毎週金曜日にバティックを着用するというバティックデーというものがあるほど、バティックはインドネシアでは親しまれています。またバティックは民族衣装だけでなく、ポーチやバッグなど雑貨にも使用されているのでお土産として手軽に購入することができます。
太古の昔からあるインド更紗の影響を受けて、作られるようになったという文様染め製品です。そのためジャワ更紗と言われているのですね。柄や色合いなども、様々なので、お好みで選ぶ楽しみもありますよね♪
コピ・ルアク
http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/52309869.html
日本でも最近メディアで取り上げられてきている、コピ・ルアクは世界で最も稀少で、最も高級なコーヒーです。ジャコウネコにコーヒー豆を食べさせ、胃の中で発酵させて未消化でフンとして排出された豆を洗浄し乾燥させたものです。コピ・ルアクはジャカルタの高級喫茶店で注文すると1杯800円ほどで飲めますが、日本のコーヒー専門店で注文すると1杯3000円ほどします。インドネシアに訪れた際にはぜひ買っていきたいですね。
ベトナムのタヌキコーヒー、アフリカのモンキーコーヒーと並んで、世界3大珍コーヒーの一つです。ジャコウネコはイタチに見た目が似ていることから、日本では「イタチコーヒー」と呼ばれているそうです。その作り方も独特ですが、独特の芳醇な香りが特徴で、とても美味しい貴重なコーヒーです。
cocona
http://www.wendytour.com/blog/indonesia/2014/11/
日本でもココナッツオイルは大人気ですよね。各家庭にココナッツオイルが必ずあると行って良いほどインドネシアではココナッツオイルは生活にかかせないものなんです。インドネシアにはココナッツオイルを取り扱うお店は数多くありますが、こちらの「cocona」では普通のココナッツオイルよりも質の高い、100%バージンココナッツオイルが販売されています。日本で買うよりも手頃な値段で購入することができます。
屋台グルメを満喫する
ブブール アヤム
http://blog.livedoor.jp/kayomori/archives/1021306063.html
ブブール アヤムとは、鶏肉がのったインドネシア風のおかゆです。日本のお粥はシンプルな味付けで具材も少なく、胃にやさしいものというイメージですが、インドネシアのお粥は主食として食べられるので、具材がたっぷりで味付けもしっかりついています。価格はだいたい、1杯100円ほどで食べられます。おいしいので、ぜひ現地の人たちに混ざって屋台で食べてみて下さい!
テンペゴレン
http://blog.livedoor.jp/fromindonesia/archives/6222267.html
テンペゴレンはインドネシア料理定番で、大豆を発酵させて揚げたもので、インドネシア語で「テンペ」は「大豆」「ゴレン」は「揚げる」を意味します。このテンペゴレンは日本でもじわじわと人気になりつつあるので知っている人も多いかもしれませんね。インドネシア人は揚げ物が大好きですが、特にこのテンペゴレンは屋台でも食べられるので庶民からも親しまれています。
サテ アヤム
http://blog.livedoor.jp/pagi_indonesia/archives/51230705.html
サテ アヤムとは、インドネシア風のやきとりで、カチャンソースと呼ばれるピーナッツのソースや唐辛子を使った辛いソースをつけて食べます。インドネシアの人はみんな、サテアヤムがおいしい屋台を知っているというほどインドネシアでは定番で人気の料理なんです。どこの屋台にもたいていあって、値段も安いので食べ比べてみるのもいいかもしれません。
ジャカルタレジャーを楽しむ
アンチョール
http://vizts.com/ancol-dreamland-jakarta/
アンチョールはジャカルタでも最大級のテーマパークです。海水浴場、遊園地、水族館、ショーパーク、芸術市場が併設されています。テーマパーク「ドゥニア・ファンタシ」は入園料+アトラクション載り放題が12万5000ルピアから、水族館の「シーワールド」は入園料6万ルピアから、ショーパークの「オーシャンドリーム・サムドラ」は入場料9万ルピアからです。
ラグナン動物園
http://butler-japan.asia/?attachment_id=5815
ジャカルタにあるラグナン動物園は、大人も子供もみんなで楽しめる人気の動物園です。敷地はとえも広く、週末は現地の人で賑わいます。入場料は4500ルピアと安いこともあり、週末は地元の人たちで賑わいます。日本とインドネシアは気候も異なるので、有名なあのコモドドラゴンなど日本の動物園では見ることのできない動物たちに出会えることができます。
JKT48シアター
http://sky.geocities.jp/kaltimjp/JKT48.htm
JKT48シアターは日本で人気のAKB48グループのジャカルタ版JKT48の公演が見られるJKT48の専用劇場です。日本人のお客さんはあまりおらず、ほとんどは現地のお客さんで予約が埋まることもしばしば。日本発のアイドルが海外でも人気なのは嬉しいですよね。公演を観覧したい場合は、事前にHPからチケットの予約が必要なので注意してください。
高級ホテルで過ごす
マンダリン オリエンタル ジャカルタ
http://www.mandarinoriental.co.jp/jakarta/
真っ白な外観が特徴的なマンダリンオリエンタルジャカルタは、ジャカルタの中心にあるので観光スポットなどへのアクセスには便利です。ホテル周辺には各国大使館があり、治安もさほど悪くないので安心して滞在することができます。部屋は上品な雰囲気で、モダンで落ち着いています。ラグジュアリーな気分になりたい方にはおすすめのホテルです。
ラッフルズ ジャカルタ
http://nowtravelasiaawards.com/?p=6228
ラッフルズ ジャカルタは、高級ブティックなどが入っている複合施設「チプトラ ワールド ジャカルタ」の中にあります。ホテルの内装はインドネシアのアーティスト、ヘンドラ・グナワンへからインスピレーションを受けたそうで、インドネシアらしく色鮮やかでです。レストランやカフェはもちろん、バー、スパ施設、プール、フィットネスセンター、テニスコート、などもホテル内にあるのでホテルで1日過ごせそうですね!
ザ ダルマワングサ
http://dharmawangsa.jakartahotelsindonesia.com/ja/photo/
ザ ダルマワングサホテルは歩いて10分程度で市内中心部に行くことができます。メインの通りからも離れているので、ホテル周辺は静かで落ち着いています。ホテル内もとても静かなのでゆっくりくつろぐことができます。
ホテルの朝食が美味しいと評判で種類も豊富です。ジャカルタの喧噪から離れたい人にはおすすめのホテルです。
MAPはこちらをチェック
http://homepage2.nifty.com/kaz-iku/ind5jsi.htm
バリ島などリゾートで静かに過ごすのも良いですが、たまには人々の活気溢れるジャカルタでアクティブに観光したいですね。まだまだメジャーな旅行先ではないですが、そのため観光客もさほど多いわけではないので、インドネシアならではの雰囲気を味わうことができます。
今度の旅行先にインドネシアはジャカルタも候補に入れてみてはいかがでしょうか?