【京都・世界遺産登録20周年企画】10/31から開催！普段公開されていない文化財を観にいきませんか？

お寺や神社などで大切に保管されている「非公開文化財」。毎年、特別公開されているのをご存知でしたか？この秋(2014/10/31～11/9)にも、行われます。（冬公開については最後に）

こちらの記事では、観光寺社では無いため通常は拝観できない大変貴重な非公開文化財の展示を行う神社・お寺の一部をご紹介します。

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1.上賀茂神社

賀茂別雷大神を祀る上賀茂神社は、678年からの長い歴史を持っています。特別公開の対象となる本殿は、江戸時代に建立されました。美しい境内なども知られており、大変見どころの多いスポットです。

また、上賀茂神社は、紅葉の名スポットとしても名高い場所。非公開文化財の展示をご覧になる際には、是非、こちらにも目を向けてみてください。きっと日本の美しい四季を、感じることができるでしょう。

2.三十三間堂本坊・妙法院

三十三間堂本坊・妙法院では、国宝指定されている「入母屋造」、「庫裏」が、特別公開の対象となります。豊臣秀吉に由来するという、建物の美しさにも注目したいところ。

三十三間堂の千手観音坐像･千体千手観音立像などは、ミシュラングリーンガイドにも選出されています。もし、お時間があれば、こちらも是非ご覧になると良いでしょう。

3.西本願寺書院・経蔵

西本願寺書院では、重要文化財に当たる「書院　浪之間・太鼓之間」を見学することができます。桃山時代に最盛であったと言われる、書院造様式が見どころの一つ。天井や障壁に描かれた絵の美しさなどを堪能できるでしょう。
こちらのお寺には、どこからでも目が合ってしまうという「八方睨みの猫」など、見どころも多数。ゆっくりと拝観して行きましょう。

4.本願寺飛雲閣　旧仏飯所

本願寺飛雲閣　旧仏飯所では、「旧仏飯所」、「単層本瓦葺寄棟造」を見ることができます。この建物では、阿弥陀堂・及び御影堂に捧げる御仏飯を、お供えしていたのだそうですよ。

照り起り(てりむくり)と呼ばれる、独特の形状を持つ屋根などが注目ポイントです。また、こちらでは、滴翠園と称される美しい日本庭園を見ることもできます。特別公開の合間に、散策を楽しみましょう。

5.京の冬の旅・スタンプラリーに参加しよう

来年2015年1月10日～3月18日に開催される非公開文化財特別公開では、京の冬の旅においての企画である、スタンプラリーが催されます。集めたスタンプによって、お茶やお菓子などの特典もありますので、ますます楽しく特別公開を楽しむことができそうですね。