ヨーロッパから次々と船が大海原を目指して旅立った大航海時代。そんな当時のままなんじゃないの!?
と思えるような古き美しい港の風景を10選集めました。
1. ポルト港【ポルトガル】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88
ポルトは、ポルトガル北部の港湾都市でリスボンに次ぐポルトガル第二の都市。まさに大航海時代、ポルトガルの海外進出の拠点であった港です。この港から大量のワインがイギリスに輸出され「ポートワイン」といわれるようになりました。 Edgar Jiménez
港を含むポルトの町並みは、ユネスコの世界文化遺産としても知られています。■地図はこちら
2. マルセイユ旧港【フランス】
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マルセイユは、フランス最大の港湾都市で、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域にあり、パリ、リヨンに次ぎフランス第3の都市。地中海に面した温暖な気候で、港とともに歴史があり、古くから交易で栄えてきた町です。■地図はこちら
3. ドゥブロヴニク港【クロアチア】
Ivan Ivankovic
ドゥブロヴニクは、クロアチアのアドリア海沿岸にある港町。寄港したギリシア人船員によって町が作られたという港の誕生とともにできた町で、大航海時代は海洋交易などで栄えました。世界遺産に登録された町並みはその美しさから「アドリア海の真珠」とも言われています。■地図はこちら
4. グランド・ハーバー【マルタ共和国】
http://journeyaroundtheglobe.com/europe/islands-of-malta/valletta/
地中海の島国マルタ共和国の首都バレッタにある港。バレッタには2つの港があり、グランドハーバーは最も主要な港です。少なくともフェニキア時代から使われていたこの港は、大航海時代にはマルタ騎士団の基地でもありました。バレッタの市街はユネスコの世界遺産に登録されています。■地図はこちら
5. マラガ港【スペイン】
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スペイン南部のコスタデルソルの最大都市マラガ。ピカソの出身地として知られています。紀元前からの歴史があり、イスラム教徒に征服された歴史の後、1487年にスペインに併合。大航海時代を迎えたスペイン王国の栄華を支えました。■地図はこちら
6. ウィレムスタット港【オランダ領キュラソー島】
https://www.onboard.com/image/curacao-shopping-hero
カリブ海に浮かぶオランダ領のキュラソー島は、大航海時代にアメリゴ・ヴェスプッチに発見され、スペイン領時代を経て、オランダ領になりました。本国オランダのアムステルダムを髣髴とさせるスタイルの建物が並び、パステルカラーで彩られています。港周辺のウィレムスタット市内の歴史地区は、ユネスコの世界遺産に登録されています。
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7. ナポリ港【イタリア】
http://www.lovelyamalfitours.com/ja/excursion/napoli-pompei
「ナポリを見て死ね」という言葉があるほど、美しい港として知られるナポリ港。南イタリア最大の都市でもあります。ナポリは大航海時代はスペインのナポリ総督に支配される属州でした。ナポリ歴史地区は世界遺産でもあり、ポンペイ、カプリ島などの見どころも近くにあります。■地図はこちら
8. モンテカルロ港【モナコ公国】
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Monte_carlo_ville.jpg
モンテカルロは、モナコ湾の北岸にある国営カジノやモータースポーツで有名なリゾート地です。大航海時代にはモナコは強力なスペインの支配から逃れ、独立を保っていました。■地図はこちら
9. リオデジャネイロ港【ブラジル】
http://1mplaces.com/how-many-of-these-natural-wonders-have-you-seen/
大航海時代の真っ只中の1502年にポルトガル人探検家ガスパール・デ・レモスらによって発見され、港町リオの歴史が始まりました。今は南米ではサンパウロ、ブエノスアイレスに次ぎ第3位の大都市です。世界三大美港のひとつで、コルコバードのキリスト像を含む景観は世界遺産にも登録されています。■地図はこちら
10. ベルゲン【ノルウェー】
Andrés Nieto Porras
大航海時代にはイギリスなどのヨーロッパ北部諸国が、北航路を探すためにスカンジナビアやロシア、北極海などを探検したため、当時スカンジナビア最大の町であったベルゲンは交易で栄えました。ブリッゲンと呼ばれるカラフルな倉庫街は世界遺産にも登録されています。■地図はこちら