名水百選の滝がいっぱい！隠れた名所も♪福井の滝の名所6選

日本海に面する県、東尋坊のある福井県には、数々の名滝があります。落差の激しい滝からそうでないものもバラエティに富んだ滝、集めてみました。写真は柳の滝です。

1.龍双ヶ滝

わたしのオススメ度：★★★★★

まず初めに紹介する滝は、日本の滝100選にも指定されている滝「龍双ヶ滝」です。龍双ヶ滝は、福井県の真ん中あたりにある今立郡池田町にあります。落差は約60メートル、秋の紅葉のシーズンには観光客でにぎわいます。

春から夏にかけての新緑、秋の紅葉と四季折々、違う風景を見せてくれる場所です。ここ龍双ヶ滝には「龍双」という僧がいて、仏像を彫刻していたという伝説と滝壺から龍が滝上りをしたという二つの伝説が残されています。龍がいたとなると行ってみたいですね。

龍双ヶ滝の下流約100mの場所に駐車場があります。現在、冬季は県道が通行止めとなっていて見に行く事ができません。

2.瓜割の滝

わたしのオススメ度：★★★★☆

さて、次に紹介しますのは、「若狭瓜割名水公園」の「瓜割の滝」です。ここの水は、全国名水百選にも選ばれています。一日に湧き出てくる水の量は4500トン。水温は12度と低く、瓜が割れる冷たさとも言われています。

各地からこのミネラルたっぷりの水を求めてやってくるといわれています。庭園内では、春には桜を梅雨時期には紫陽花を、秋にはもみじを見る事がで、心が洗われます。美味しいお水と気持ちの良い風景の為、訪れる人がやみません。

名水百選の中でトップクラスにランクされただけでなく、平成18年には福井県「ふくいのおいしい水」とも認定されています。

3.一乗滝　

わたしのオススメ度：★★★☆☆
福井市の浄教寺町にある観光名所でもある「一乗谷朝倉氏遺跡」から三キロ行った一条川の上流にあるのがあの宮本武蔵のライバル、佐々木小次郎がつばめ返しを編み出した場所と言われている「一乗滝」です。この一条滝の落差は12m。

一条川の上流で夏は涼しく気持ちよく過ごす事ができます。一条滝を上や横から見る事もでき、水量も豊富です。この一条滝の周辺には遊歩道があり、涼みながらの散策も可能です。近くには無料駐車場もあります。

大河ドラマ「武蔵」のロケ地にも使われた一条滝、一乗谷朝倉氏遺跡を訪れた後にマイナスイオンたっぷりの場所へ訪れてみたいですね。

4.五太子の滝

わたしのオススメ度：★★★☆☆

次は、こちらも福井市内です。福井市五太子町は国見岳にあります一光川の上流にあるのがこの滝「五太子の滝」です。落差は20ｍ！一気に落ちてくる様がダイナミックで迫力満点です。五太子の滝、またの名は、水の音が太鼓の音に似ている事から「鳴滝」！

この一光川の渓流沿いには、遊歩道があります。夏になると涼を求める人々でにぎわいます。この遊歩道はハイキングコースにもなっていて緑の中をハイキングする事もできます。季節になると紫陽花も咲き誇ります。

深呼吸したくなるほど元気になりそうな場所です。ハイキングして、体を動かし、心も体も元気になる事のできそうな五太子の滝の遊歩道。紫陽花の季節に目をも楽しませに行ってみたい場所です。

5.弁ヶ滝

わたしのオススメ度：★★★☆☆

そして、次は恐竜で有名な勝山市の平泉町にあります「弁ヶ滝」です。滝の周辺は、紅葉が素敵と有名な観光名所でもあります。この弁ヶ滝の落差は約40メートル。平泉寺の修行僧たちが修行をした場所として伝えられています。

名前の「弁が滝」は、越前国名称史に語り継がれる悲恋物語で語られる、この滝に身を投じたといわれる弁の君と和光からきたとも伝えられています。結構な山奥にあり、早めに訪れるのが良いと思われます。暗くなると人通りが少なく、心細いかもしれません。

熊注意の看板もあるほど、山の中ですが緑がたくさんで森林浴にもってこいの場所ですね。遠くからも滝の姿を見る事ができます。

6.柳の滝

わたしのオススメ度：★★★★☆

さて、最後に紹介しますのは越前市の柳元にあります「柳の滝」です。この柳の滝は一つではなく、大きい滝から小さい滝まで大小5つの滝から成り立っています。こちらの滝も先ほど紹介した一条滝と同様、佐々木小次郎がつばめ返しを編み出したといわれている場所です。

柳の滝の５つのうち一つの布滝は落差30メートルあり、大きな岩がこの水により２メートルもえぐられています。月日とパワーを感じますね。他にもお釜滝や不動滝、窓滝、夫婦滝と近くに滝がたくさんあります。

西へ3kmほど行くと、佐々木小次郎の生家、高善寺とその隣には小次郎公園という場所もあります。佐々木小次郎の像や石舞台などがあります。春は桜も楽しめます。

さて、いががでしたか。滝を見ると身も心も綺麗になるようなそんな気がするのは、私だけでしょうか。雪の降る前に、滝を見にいってみてはいかがでしょうか。

素材提供：トリップアドバイザー