1.大垣とは?
2006年3月27日に安八郡墨俣町、養老郡上石津町を合併しました。人口は約16万人、世帯数6万4千世帯という規模の市です。
2.大垣の魅力
水の都として有名な大垣市は、古くから木曽川、長良川、揖斐川などの堆積作用によって陸地化が進んだため、一帯に地下水盆が形成され、豊富な水資源に恵まれた土地となっており、市内にはいたるところに風情ある川の流れを見ることが出来ます。また、大垣はかつて揖斐川、水門川、杭瀬川などの河川を利用した舟運が盛んでありました。このような歴史に加え、地下水や自然の保全を活かしたまちづくりが認められ、平成7年に国から「水の郷100選」のひとつに認定されています。3.大垣の歴史
「大垣」の地名が誕生したのは1340年(暦応3年)の「大井荘華厳会料名寄帳」という文書に記された「大柿」で、以来「大垣」と「大柿」が 併用されたと伝えられています。 1535年に大垣城が築城され、1600年の関ケ原合戦では西軍石田三成の本拠地となりました。落城後城主は代々変わり、1635年(寛永12年)に尼崎から領地換えをされた戸田氏が幕末まで235年間にわたり、大垣の地を治めました。近世では1689年9月に、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を大垣で終結させたことが有名です。1889年(明治22年)には大垣町制がしかれ、1918年(大正7年)に市制 が施工されています。4.大垣に行ったら出来ること
大垣に行ったら水都の風情を楽しめます。松尾芭蕉も愛でた川沿いの風景を歩いてその歴史と自然を楽しむのはいかがでしょうか。 また大垣市内には松尾芭蕉と大垣俳人の多くの句碑がいたるところにあり、特に「大垣船町川湊」ではたくさんの句碑を見ることができます。「奥の細道むすびの地記念館」などで松尾芭蕉の歴史に触れることもできます。また水資源を活かした銘菓も有名で、おいしい水まんじゅうに舌鼓をうつのも魅力的です。5.おすすめ観光スポット
1.大垣市船町港跡
船町湊は江戸時代の水門川の川湊で、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終え、伊勢に向かって船出をした場所として有名です。昭和はじめには桑名地方への舟運が大変盛んであった場所であり、住吉燈台や川面に浮かぶ木舟が当時を思い起こさせます。現在は、水門川沿いが「四季の路」として整備されています。2.大垣城
6.おすすめホテル
1.ロワジールホテル 大垣
JR線・近鉄線大垣駅から徒歩5分と観光に便利なホテルです。機能的な施設で洗練されたサービスが受けられます。■ 基本情報
- ・名称: ロワジールホテル大垣
- ・住所: 〒503-0905岐阜県大垣市宮町1-13
- ・アクセス: JR線・近鉄線「大垣駅」から徒歩5分
- ・営業時間: チェックイン14:00、チェックアウト12:00
- ・電話番号: 0584-81-0111
- ・料金: 1人1泊1室8800円~
- ・公式サイトURL: http://www.solarehotels.com/content/solare-pc/ja/hotel/tokai/loisir-ogaki.html
2.ベストイン大垣
リーズナブルなホテルを選びたいならこちらがおすすめです。アクセスもJR大垣駅から徒歩3分ととても便利です。朝食無料サービスもあります。■ 基本情報
- ・名称: ベストイン大垣
- ・住所:〒503-0015岐阜県大垣市林町5-11-3
- ・アクセス: JR「大垣駅」北口より徒歩3分
- ・営業時間: チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00
- ・電話番号: 0584-75-0011
- ・料金:1人1泊1室5000円~
- ・公式サイトURL: http://ogaki.bestinn.co.jp/
7. おすすめ名産グルメ
1.金蝶園饅頭
豊富な地下水をふんだんに使った餡を酒本種で包んだ大垣市の郷土銘菓です。さっぱりとした甘みとかすかな酒の香りが長い間人々に愛されています。2.水まんじゅう
葛とわらび粉をまぜたつるっとした舌触りが特徴的なお菓子で、大垣の夏の風物詩ともなっています。古くは明治時代から作られている伝統的な銘菓です。3.田中屋のみそ入大垣せんべい
一枚ずつ手焼きで作られるこのせんべいは硬さが特徴的。2つ折、4つ折があり、とくに4つ折りは日本一の硬さといわれるほどです。150年の歴史を誇る大垣名物のお菓子です。8.イベント
1.大垣まつり
約370年の伝統を誇る「大垣まつり」は、毎年約12万人もの人が訪れる夏前の一大イベントです。大垣まつりの起源は、大垣城下町の氏神であった八幡神社が、大垣藩主戸田氏鉄公により再建されたときに城下18郷が喜びを神輿3社の寄進で表し、大垣の10の町が10両のやまを造ってひきまわしたのが始まりといわれています。夜にはちょうちんに明かりをともしたやまが練る「夜宮」を、大勢の見物客が幻想的な雰囲気を楽しみます。2.おおがき舟下り
市内の中心部を流れる水門川で、水都大垣を楽しめる舟下りが桜の時期に開催されています。大垣駅近くから乗船し、水門川を約1kmの下る経路で川沿いの約100本の桜の花を眺めながら楽しむことができます。
9.大垣へのアクセス
・東海道新幹線「岐阜羽島駅」から車またはバスで約10km(東京駅より約2時間30分、大阪駅より約1時間30分)
・JR「名古屋駅」から「大垣駅」(約30分)