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異国情緒の漂う港町・神戸。神戸に行って一度は見ておきたい場所の一つに「旧居留地」があります。外国風の建築様式で建てられた建物の数々を眺めていると、海外旅行をしたような気持ちにさえなってきます。そんな神戸の旧居留地で一際目を引く建物が「商船三井ビル」です。
神戸のレトロ建築の代表ともいえる「商船三井ビル」とは、どのような建物なのでしょうか?詳しくご紹介していきます。
商船三井ビルとは?
この商船三井ビルを設計・建築したのは、当時有名な建築家であった渡辺節です。神戸レトロ建築を支えた代表的な建築家で、他の作品を見ても華麗な装飾とモダンで重厚な建築が融合した素晴らしいデザインをする建築家だったようですね。
現在も神戸商船三井ビルとして、1階部分には店舗が入っています。耐震補強工事も終了し、安心して建築物観覧を楽しむ事が出来ますね。
商船三井ビルの魅力
商船三井ビルのある兵庫県神戸市の旧外国人居留地は、JR元町駅すぐ近くの大丸神戸店を目印に、東はフラワーロード、南は海岸通りで区切られたエリアの事を指します。東西南北へ真っ直ぐに伸びる道路、遊歩道や公園、ガス灯、街路樹等が整然と整備され、ヨーロッパ風の街並みを作り出しています。これらの街並みは現在もほとんど変わらず残されており、「日本で最も美しい街」との異名を取る程の素晴らしい景観を誇っています。
その美しい街の景観を支えているのが、この「商船三井ビル」です。細部にも拘り、細かい華麗な細工を施した大変優れた建築物です。建物内部も天井が高く廊下が広い、欧米スタイルで統一されています。
外観の美しさだけではなく、こうした細かい部分や内部にもこだわって作られている所が、正に商船三井ビル最大の魅力と言えるのではないでしょうか。
商船三井ビルの見どころ・お勧めポイント
商船三井ビルの外観
神戸レトロ建築の代表と言っても過言ではない「商船三井ビル」。やはり一番のお勧めポイントはその外観の美しさです。重厚な石積み建築と細かな細工、装飾とのコントラストは、他の建築物では見る事の出来ないものです。耐震補強工事も外観の美しさを損なわない様に行われており、今後も益々観光スポットとして楽しめそうです。周辺の建築物と合わさった景観
散策にお勧めな商船三井ビル周辺
元町からメリケンパークまでの道のりには、商船三井ビルを始め沢山の神戸レトロな建築物が立ち並んでいます。お天気の良い日などは、散策をしながらこうした建築物を眺めて回る観光コースなど如何でしょうか。異国情緒も感じられて大変お勧めです。口コミ情報
・神戸旧居留地の南側、メリケンパークにむかうように建っている商船三井のビルです。神戸の建物の中でも、大きさ歴史としても名高いものです。広い国道の通りに構えて建っています。 アメリカ・ルネサンス様式の昭和初期に建てられたものだそうです。(http://4travel.jp/domestic/area/kinki/hyogo/kobe/sannomiya/tips/11065026/#each_t…)
・”海岸通り”で、何とも目立つ立派な建物です。大正11年、「大阪商船神戸支店」として竣工したこの大きくて立派な建物は、まさに当時のロンドンのシティーやアメリカのウォール街、上海の租界に建てられていたような大規模オフィスビルに負けないほどの威容を誇っていたことでしょう。高い天井、壁面を飾るテラコッタを見るにつけ、大正期が、まさに日本における黄金時代であったことを肌で感じることができました。
(http://4travel.jp/domestic/area/kinki/hyogo/kobe/sannomiya/tips/11219789/#each_t…)
■ 基本情報
- ・名称:商船三井ビル
- ・住所:兵庫県神戸市中央区海岸通5
- ・アクセス:JR神戸線元町駅から徒歩8分
- ・営業時間:常時見学自由(外観のみ)
- ・定休日:無休(12月31日~翌1月3日は休み)
- ・電話番号:078-321-0041
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.mol.co.jp/index.html