八海山ロープウェイに乗って、天空へエスケープしませんか?自分の足で歩かずに山の4合目まで行けるなんて、登山をするときやスキーに行くときには、とっても便利で嬉しいですよね。降り立ったその先に広がる雪景色や豊かな自然に囲まれた山の姿を想像するだけで、胸が高まります。ウィンタースポーツだけではない四季折々の楽しみがぎっしり詰まっているこちらは、新潟県に足を運ぶのであれば一度は利用していただきたいところです。今回はその魅力をたっぷりとご紹介いたします。
八海山ロープウェーとは

http://snow-country.jp/?a=contents&id=1140
八海山ロープウェーは新潟県南魚沼市にあるロープウェイ。越後三山の一つである八海山に登山するときに利用できるロープウェイです。
山麓駅から山頂駅(4合目)までは全長2217メートル、高低差771メートルあり、この間を約6分間かけて登っていきます。

http://f.hatena.ne.jp/tmftake/20130805102043
八海山ロープウェーのスタート地点は六日町八海山スキー場の施設内にあります。こちらのスキー場には急斜面が多く、中級者~上級者でも十分に楽しめるコース。
八海山の美しい自然を眺めながらウインタースポーツで汗を流せるスポットです。
また雪のないシーズンにはマウンテンバイクで走ることもでき、八海山の四季を楽しみながらスポーツができる場所となっています。
http://blogs.yahoo.co.jp/yama_kikou/4152075.html
八海山ロープウェーがかかる八海山は「日本200名山」のひとつでもあります。霊山としても知られるこの山は標高1778メートル、八海山ロープウェーの山頂駅からは登山の中級者~上級者が楽しめるルートが続いています。
山頂まで続く上級者ルートは垂直に近い岩場や鎖場の続く道ですが、6合目の女人堂までなら軽登山の装備で登山を楽しむことができます。
体力に自信のある方は、八海山ロープウェーから登山にチャレンジするのも良いでしょう。

http://carchu107.exblog.jp/m2013-08-01/
八海山ロープウェーの四季

http://blog.goo.ne.jp/2soku_waraji/e/f848f42b9783e5737a93375831be3c91
八海山ロープウェーの楽しみはロープウェー乗車中の八海山の景色!四季折々の八海山の風景を楽しめるのが八海山ロープウェーのうれしいところです。
八海山ロープウェーの春
八海山の春は新緑と花の季節です。ピンク色の可憐な花を咲かせるカタクリや純白のタムシバなど、若い緑の中に咲き乱れる様々な色の花々はロープウェイ上から見ても色鮮やか。
特に八海山のカタクリの花は有名で、わざわざこのカタクリを見るために訪れる人もいるほどです。
ロープウェイ下車後の登山道でも色とりどりの花と出会うことができます。

http://blog.princehotels.co.jp/ski/hakkaisan/2008/05/
春の八海山でぜひ訪れてみたいのは、モリアオガエルの生息地として知られる漕池。山頂駅から割と近い場所にあるため、登山に不慣れな方でもここまでは割と簡単に行くことができます。
モリアオガエルは普段森林の中に住んでおりなかなか出会うことができませんが、春には産卵のため池の付近まで出てきたモリアオガエルと出会えることも。
鮮やかな黄緑色が美しいモリアオガエルは天然記念物にも指定されています。

http://abikobird.at.webry.info/201407/article_6.html
八海山ロープウェーの夏
天気の良い日には日本海の向こうに佐渡島が見えるそうです。
夏の暑い時期、山の涼しい空気の中で見るパノラマの景色は心まで爽やかにしてくれるかのよう。
夏休みのお出かけ先としても魅力的ですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/sekino_airnet/GALLERY/show_image.html?id=26514236&no=4
八海山の夏のアクティビティとして知られているのはマウンテンバイク。ご自分のマウンテンバイクで走るのはもちろん、レンタルサイクルも用意されています。
八海山の涼しい風を受けながら、大自然の中を走るのは気分爽快!
コースも3コースあり、巡りたい場所に合わせてどのコースを走るか選ぶことができます。

http://blog.livedoor.jp/fmyukiguni/archives/6668115.html
八海山ロープウェーの秋
八海山の秋は紅葉の季節。八海山ロープウェーからは赤や黄色に染まった山々を360°大パノラマな風景で見ることができます。
八海山の紅葉は大変美しく、関東からもこの紅葉を楽しむために訪れる人が絶えないのだとか。
紅葉スポットに迷ったら、八海山に行ってみるのが良いかもしれません。

http://shear.nagaokaut.ac.jp/Exhibition/Nagaoka.html
紅葉のシーズンには、色とりどりに染まった山を眺めながらの登山がおすすめです。山頂までのコースは鎖場などがあり上級者向けですが、6合目の女人堂までのコースであれば軽い装備でトレッキングを楽しむことができます。
眼下に望む山々や街並みと紅葉の組合せは圧倒されるほどの美しさです。

http://samayoiaruki.blog88.fc2.com/blog-date-201309.html
八海山ロープウェーの冬
八海山の冬は一面の銀世界。これまでとは全く姿形を変えた八海山が現れる季節です。
白く覆われた八海山は、これまでの季節とはまた一味違った美しさがあります。
木々に積もった樹氷も大変美しく、これを見に来るだけでも価値があるほどです。
http://blog.livedoor.jp/marumonotom/tag/%E5%85%AB%E6%B5%B7%E5%B1%B1%E3%82%B9%E3%…
八海山の冬はやはりスキーやスノボといった雪のアクティビティ!山麓駅のある八海山スキー場では初心者から上級者までが楽しめる様々なコースが用意されています。
特におすすめなのは、急斜面を迂回するように作られた初心者用コース。
迂回路になっているため距離が長く、ゆったりと景色を楽しみながらスキーやスノボを楽しむことができるコースになっています。

http://blog.livedoor.jp/hanyan_meshi/archives/2013-01.html
山麓駅&山頂駅には様々なスポットが!
パターゴルフ
山麓では、パターゴルフ場があります。天然芝で作られたパターコースは、全9ホールがあります。なんと時間制限がないため、1日中遊ぶことができます!料金も500円なので、気軽に挑戦できそうですね♪ロープウェーに乗る前後に行くのも良いですし、ロープウェーに乗らない方もこのスポットで遊べるのがうれしいですね。
渓流広場
渓流広場も山麓にあるスポットです。夏といえば水遊びですが、渓流広場では、水の滑り台が用意されています。川で遊ぶこともできるので、家族で楽しめそうですね!真夏でも水温が13度ぐらいなので、暑い日にはしっかり涼むことができます。ロープウェーで山頂に上がり、一通り涼んだ後で渓流広場で思いっきり遊ぶのがおすすめです。
カタクリ群生地
カタクリというと、薄紫色で小さな花ですね!山麓駅の周辺には、このカタクリの群生地があります。このカタクリが咲き乱れる時期になると、グリーンシーズンの始まりです。雪の残る山々と新緑、そしてカタクリの花畑の光景は、どこを見ても絵になる景色ですよ♪
タムシバと展望台
6月上旬にはタムシバの花が美しく咲き、展望台からは白く小さく可愛らしい花を見ることができます。緑が生い茂る山々に、白い花が映えてとても綺麗なんですよ♪タムシバは別名「ニオイコブシ」と言われていて、花には香りがあります。
山頂駅展望デッキ
山頂駅にある展望デッキからは、上信越の山々や佐渡島を見渡すことができます。360度のパノラマビューは、どの方向を見ても絶景です。春・夏・秋・冬のどの季節も美しい風景が見られますが、自然が最も豊かな夏がおすすめです!標高も高いので、避暑にぴったりですよ♪
八海山遥拝場
山頂に位置する八海山遥拝場では、八海山大神像があります。像の両側には、八海山大神と木花咲耶姫命が祀られています。山頂駅から女人堂まで行かない人は、八海山遥拝場で拝むのがおすすめです!山の雰囲気も相まって、とてもパワーを感じるスポットになります。
周辺の観光スポット
八海神社
八海神社は、杉並木に囲まれた神社です。クニサヅチノミコト・ニニギノミコト・コノハナサクヤヒメノミコトをはじめとする9の神様を祀っています。参道の杉並木の多くが夫婦杉になっていて、神社のご利益も夫婦和合や子宝安産などがあると言われています。たくさんの参拝客が訪れる人気の神社になりますよ!
■ 基本情報
- ・名称: 八海神社
- ・住所: 南魚沼市 山口
- ・アクセス: 関越自動車道「六日町IC」より車で20分
- ・参考サイトURL: http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=12425
トミオカホワイト美術館
トミオカホワイト美術館は、名前からも分かるように、富岡惣一郎の「白の世界シリーズ」の様々な作品が展示されています。その作品数はなんと500点にもなり、すべて白をテーマにしています。富岡氏が自ら開発した絵具「トミオカホワイト」と、刀鍛冶に特注したペインティングナイフで描かれる雪国の姿は、まるで白磁のような独特の美しさがありますよ♪
■ 基本情報
- ・名称: トミオカホワイト美術館
- ・住所: 新潟県南魚沼市上薬師堂142
- ・アクセス: 関越道六日町ICから車で15分
- ・営業時間: 9~17時
- ・定休日: 水曜
- ・電話番号: 025-775-3646
- ・料金: 入館500円
- ・公式サイトURL: http://www.6bun.jp/white/
八海山ロープウェーへのアクセス

http://blog.princehotels.co.jp/rw_news/
八海山ロープウェーへのアクセス方法をご紹介致します!公共交通機関を利用する場合
JR六日町駅が八海山ロープウェーへの最寄駅となります。JR六日町駅からバスで約30分、終点の八海山スキー場まで来たら下車しましょう。
下車後徒歩7分でロープウェイ乗り場に着くことができます。
車を利用する場合
六日町ICを利用するのが便利です。六日町ICから国道291号線を通り、約20分で八海山ロープウェーに着くことができます。
■ 基本情報
- ・名称: 八海山ロープウェー
- ・住所: 新潟県南魚沼市山口1610
- ・アクセス: JR六日町駅からバス八海山スキー場(終点)下車徒歩7分
- ・営業時間: 平日…8:30~16:30、土日祝…8:00~17:00(上りの最終は16:00)
- ・営業期間:4月29日~11月20日
- ・電話番号: 025-775-3311
- ・料金: 片道…大人1000円、子供500円 往復…大人1800円、子供900円
- ・所要時間: 片道約6分
- ・公式サイトURL: http://www.princehotels.co.jp/amuse/hakkaisan/
地図はこちら
八海山ロープウェイの魅力、伝わったでしょうか。登山というとなかなか難しいイメージがありますが、こちらを利用すれば手軽に山に親しむことができます。また季節によってさまざまな自然の顔を見られるのも嬉しいですよね。春にはカタクリの花、夏には日本海の向こうの佐渡島、秋には息をのむほど美しい紅葉、冬には一面の銀世界を堪能できるなんて、なんとも贅沢だと思いませんか。天然記念物にも指定されているモリアオガエルの棲む漕池には是非足を運んでいただきたいところです。あなただけのプランで、どうぞとっておきの天空への旅をお楽しみください。
季節ごとに様々な魅力があるので、八海山ロープウェイは何回行っても楽しめますよ!