金鐘(ガムチョン)と湾仔(ワンチャイ)のおすすめ観光スポットをご紹介!香港は数々の名所が比較的狭い場所にぎゅっと詰まっています。中でもこの二つの街は、新旧の文化が混然一体となっている不思議なエリアです。行政関連やビジネスの中心であり近代的な超高層ビルの密集地であり都市公園なども整備されている一方で、昔ながらの下町の雰囲気も色濃く残っています。
またビクトリアハーバーに面したウォーターフロントは庶民的な空気と現代的なごっちゃりしたカオス的な魅力があります。有名なお化け屋敷や昼と夜とでがらりと表情を変えるストリートなど、ここにしかない空気が凝縮された場所ばかりを16か所集めてみました。この二か所はMRTの駅でもすぐ隣同士で約500mほどの距離ですので、散歩がてらぶらぶら歩くにはちょうどいいですよ☆
ゴージャスな夜景やハイクラスなホテルで楽しむアフタヌーンティー、ショッピングやグルメなどのイメージを持つ人も多いかもしれませんが、他にもまだまだ面白い見所があって、知れば知るほど奥が深いんですよ!
1. ゴールデン・バウヒニア・プラザ
九龍側の景色が、一望できます。ゴールデン・バウヒニア・スクウェアでは毎朝、香港警察による国旗掲揚のセレモニーがあり、観光客の写真スポットになっています。
印象的な金のオブジェは、香港返還の時にイギリスから送られたバウヒニア(ハカマカズラ科の植物)。
バウヒニアは金紫荊と呼ばれる、香港のシンボル的なお花です。
■ 基本情報
- ・名称:ゴールデン・バウヒニア・プラザ
- ・住所: 香港湾仔博覧道1号
- ・アクセス: MTR灣仔(ワンチャイ)駅A1出口から出て、ブリッジづたいに
- イミグレーションタワー、セントラルプラザ内を通過して徒歩約10分
- ・セレモニー時間: 午前7時45分~8時13分 (香港警察 警察官による国旗掲揚)
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 約1時間
- ・香港政府観光局公式サイトURL:
- http://www.discoverhongkong.com/jp/see-do/highlight-attractions/top-10/hong-kong…
2. 香港コンベンション&エキシビションセンター (HKCEC 香港會議展覧中心)
壁一面のガラスカーテンに、アルミの屋根。香港コンベンション&エキシビションセンターは、HKCEC
として世界中で有名です。香港が中国に返還された、1997年6月30日の返還記念式典が行われた場所で、世界有数の会議・展示センターです。目の前の広場がゴールデン・バウヒニア・スクウェアです。
館内のメインダイニング「金紫荊 Golden Bauhinia」は「Best of the Best 香港料理大賞」を何度も受賞した本格的な広東料理レストラン。店内に入ると目の前のビクトリア湾に圧倒されます。
■ 基本情報
- ・名称: 香港コンベンション&エキシビションセンター (HKCEC 香港會議展覧中心)
- ・住所: 香港湾仔博覧道1号
- ・アクセス: MTR灣仔(ワンチャイ)駅A1出口から出て、ブリッジづたいにイミグレーションタワー、セントラルプラザ内を通過して徒歩約10分
- ・営業時間: 午前7時45分~8時13分 (香港警察 警察官による国旗掲揚セレモニー)
- ・電話番号: 2582-1111
- ・休館日:不定休
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 約30分
- ・公式サイトURL: www.hkcec.com.hk (英語・中国語)
3. 香港公園(Hong Kong Park)
高級ホテルに並んで、一等地に公園があるのがおもしろいですね。ちょうどハイド・パークがロンドンの中心にあるのと同じことです。さすが元英国植民地。公園内には温室やバード園などもあり、 人でぎっしり詰まった香港ではオアシスのようです。
広い敷地ですが、ところどころにこのサイン・ポストが立っているので、迷うこともありません。ここから
ピークトラム乗り場へも行けますし、香港動植物公園へもいけます。ドレス姿の花嫁さんをよく見るのはここに婚姻の届出をする事務所があるからです。
■ 基本情報
- ・名称: 香港公園 (Hong Kong Park)
- ・住所: 紅綿路19号
- ・アクセス: 地下鉄アドミラリティ(金鐘)駅C1出口から出て、すぐ横のエスカレーターで
- 上がって1階へ。陸橋を渡ってパシフィック・プレイスの方へ行きます。
- 真っ直ぐ前に進んだところにエスカレーターがあるので、一番上まで乗ります。
- エスカレータを上りきったところが香港公園の入り口です。駅から徒歩約5分
- ・営業時間: 午前6:00〜午後23:00 午前9:00〜午後17:00(温室及びバード園)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 2521-5041
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 約2時間
- ・公式サイトURL:http://www.lcsd.gov.hk/en/parks/hkp/
4. セント・ジョンズ大聖堂 (St.John’s Cathedral 聖約翰座堂)
1847年に建設が始まり、1849年に完成した香港で2番目に古い建築物です。高層ビルの中にあり、場違いな印象を受けますが、香港の歴史上では大きな意味を持つ教会です。13世紀イギリスのゴシック建築を採用し、簡素で装飾の少ないスタイルですね。1941年から1945年までは日本軍により、日本人倶楽部として使用されていました。すぐ隣に長江公園があり、緑ゆたかな環境です。
■ 基本情報
- ・名称: セント・ジョンズ大聖堂 (St.John’s Cathedral 聖約翰座堂)
- ・住所:中環花園道4-8號
- ・アクセス: MTR中環駅で下車して、G出口から『ランドマーク』に入り、皇后大道中の出口から出ます。雪廠街と皇后大道中を渡って、炮台里を登っていきます。突き当ったら、右折。そのまま進んで、右にあります。(徒歩10分くらい)
- ・営業時間: (礼拝時間)7:00-18:00
- (オフィス)9:00-17:00(月ー土)9;00-12:00(日)
- ・電話番号: 2523-4157
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 約30分
- ・公式サイトURL: www.stjohnscathedral.org.hk (中国語/英語)
5. 太原街 (太原街市集 Tai Yuen St Market)
香港の中でも、香港島サイドはビジネスや近代的なイメージが強い。しかし湾仔には、昔ながらのマーケットがいくつか残っています。太原街はそのひとつ。通りの両側には路面店があるのですが、その前にびっしりと露店が立ち並んでいます。
売っているのは、比較的安い値段のものばかりです。生花やおみやげもの、おもちゃなどが多いですね。
日本のキャラクターがあちこちで売られているのも、香港の青空マーケットでよく見かける風景です。
一続きの写真で見ると、雰囲気がよくわかりますね。
■ 基本情報
- ・名称: 太原街 (太原街市集 Tai Yuen St Market)
- ・住所: 湾仔太原街市集
- ・アクセス:MTR湾仔駅で下車して、A3出口を出ます。目の前の荘士敦道を反対側に渡って、右に行くと1本目が太原街です。
- ・所要時間: 約1時間
- ・香港政府観光局公式サイトURL:
- http://www.discoverhongkong.com/tc/shop/where-to-shop/street-markets-and-shoppin…
6. 交加街 (Cross Street)
香港島の湾仔エリアの太原街市集(Tai Yuen St Market)のひとつです。南方向に縦に走る太原街、石水渠街、大和街、三角街を交差しながらつないでいるのが、この通りです。露店街のほぼ中心ですね。
玩具街といわれる太原街よりはアクセサリー・花・バッグなど女性用のものがメインです。湾仔街市が近いので、魚・肉・野菜などの食料品の店もたくさんあります。MTR湾仔駅の前にあるので観光客でも行きやすいです。
■ 基本情報
- ・名称: 交加街 (Cross Street)
- ・住所: 湾仔交加街
- ・アクセス: MRT湾仔駅下車 すぐ
- ・所要時間: 約1時間
7. スター・ストリート (Star Street 星街)
観光客が押し寄せるストリートショップといえば女人街などが有名ですが、スターストリートは地元の人と香港リピーターが通うエリアです。家具屋街の皇后大道東(Queen`s Road East)から一本入れば永豊街(Wing Fung Street)になり、永豊街を上りきると星街です。隠れ家的な小さなショップや、こだわりのレストランがあるなど、ソーホーエリアほど派手でなくてもセンスがいいものがたくさんあります。オシャレなカフェの横がローカル御用達の食堂だったりして、ちょっと不思議な空間です。
■ 基本情報
- ・名称: スター・ストリート (Star Street 星街)
- ・住所: 香港湾仔星街
- ・アクセス: MTR港島線の金鐘(アドミラリティ)駅下車、「星街」の標識に従って地下道を進みます。エスカレーターで地上に出て、進み、ビルを出ると永豊街です。永豊街を右へ進んだ突き当りが星街。
- ・所要時間:約1時間
- ・公式サイトURL: www.starstreet.com.hk
8.茶具文物館
香港公園内にあるお茶の用具を展示してくれている博物館です。
1840年に建築された建物
英国の植民地時代の建物で、現在は無料でお茶の道具を展示していまあす。常設の展示のほかに、お茶のデモンストレーションを行ってくれます。中国式のお茶の文化を学びながらお茶を楽しめますね。素敵な茶器が欲しくなるけど、三畳の我が家じゃ宝の持ち腐れになるので… (@ Flagstaff House Museum of Tea Ware 茶具文物館 in Central) https://t.co/hcfBT7tc7d pic.twitter.com/BH7zLsrlhE
— ktms (@akiramujina) 2014年12月22日
基本情報
- ・名称:Flagstaff House Museum Of Tea Ware茶具文物館
- ・住所:中環紅棉路10 香港公園
- ・アクセス:金鐘駅C1出口から徒歩約5分
- ・営業時間:10:00~17:00
- ・電話番号:852 2869 0690
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://hk.art.museum/en_US/web/ma/tea-ware.html
9.香港海事博物館
セントラルハーバーのふ頭にリニューアルオープンした博物館です。中国の海上貿易の歴史、船の模型などとともに学ぶことができる。
1200点を超える展示品の数々
#new 《中環グルメ》白と青で統一されたマリーンなCafe 8@香港海事博物館 https://t.co/zEogitIbgt pic.twitter.com/Pe2BPv2skT
— 香港グルメ日記 (@hongkongdiaryhk) 2015年12月21日
基本情報
- ・名称:香港開示博物館
- ・住所:Central Pier No. 8, Hong Kong
- ・アクセス:香港ミニバスだと22S Pok Fu Lam Gardens – Centraか、55 central queen mary hospital, シティバス 7,11,12,511,629,780,780p
- ・営業時間:月~金、9:30~17:30、土曜日、日曜日祝日は、10:00~19:00
- ・電話番号:852-3713-2500
- ・料金:大人30hk$、子どもとシニア、学生15hk$
- ・公式サイトURL:http://www.hkmaritimemuseum.org/
10.Ship Street 船街と有名なお化け屋敷Nam Koo Terrace南固臺
1910年ごろからship streetとしてこの辺りは発展してきました。hopewell centreでしられる合和實業(Hopewell Holdings)は、以前にこの地域を開発しようとして、地域住民に反対され頓挫しています。この船街には、Nam Koo Terrace南固臺とよばれる有名なお化け屋敷があります。モダンと旧が融合する地域にあります。香港の幽霊スポットは一番多い地域である灣仔(ワンチャイ)にあるだけに期待がたかまりますね。
#ghost_train Nam Koo Terrace is a haunted house is in Wan Chai. pic.twitter.com/OX4f0skiDo
— Haunted Cities (@haunted_cities) 2015年12月25日
基本情報
- ・名称:Ship Street 船街と有名なお化け屋敷Nam Koo Terrace南固臺
- ・住所:No. 55 Ship Street(船街), Wan Chai, Hong Kong
11.灣仔民間生活館
温故知新な香港を
懐かしさを感じるスージ―ウォンの世界があふれる生活博物館。香港島の暮らしを今に残すために地元、地域住民がつくった博物館。中国に戻った香港の歴史を学ぶよい歴史的な博物館です。英語でthe blue houseと呼ばれている真っ青な四階建ての建物でとても目立ちます。灣仔民間生活館:古き良き香港の”藍屋”【https://t.co/rdH0MDVY7U】 pic.twitter.com/vbrRj0b8nJ
— マカオ&香港ナビ (@Macau_HongKong) 2015年8月19日
基本情報
- ・名称:灣仔民間生活館
- ・住所:72 Stone Nullah Lane, Wan Chai, Hong Kong Island
- ・アクセス:MTRワンチャイ 駅 出口A3 徒歩数分
- ・営業時間:11am – 6pm
- ・定休日:水曜日、祝日
- ・電話番号:+852 2835 4372
- ・公式サイトURL:http://houseofstories.sjs.org.hk/
12.婚姻石
地元女子に大人気のスポット
ラバーズロックとよばれるここは、地元の若者には人気のスポットです♪伝説によると、国籍などの違いで、駆け落ちした二人が息絶えた場所なのだとか。恋人との関係、良縁に悩む女性だけでなく不妊で困っている女性も多く訪れることで有名なのだとか。結構な石段を上りますので、歩きやすいシューズで!【香港の超強力恋愛パワースポット】いい人と出逢える! 結ばれる!「婚姻石」が万能すぎて明日にでも行きたい!! – Pouch[ポーチ] http://t.co/hcvc4MyBHV
— パワースポットメグラー (@pwspot_mg11) 2015年2月15日
基本情報
- ・名称:灣仔寶雲道(肇輝臺對上)
- ・住所:Bow Wan Road, Wan Chai (Upper Shiu Fai Terrace)
- ・アクセス:15番のバスで司徒抜道と寶雲道交差点(港安醫院)下車、寶雲道を西へ徒歩20分。
- ・香港ナビURL:http://www.hongkongnavi.com/miru/112/print/
13.スタッブスロード展望台
ここからの夜景もなかなか綺麗
旅行にきて天気のいい時は、見晴らしのよいところで香港島を一望したいとおもいませんか?夜景や、一望できる場所は、ほかにゆうめいどころがあるのですが、逆に穴場てきなこちらのほうがのんびりと邪魔されずに夜景を独り占めできますね。ハッピーバレーに続くこの司徒拔道からは山頂よりも低めですが、十分に夜景を楽しめます。高層ビルが間近にせまり、公衆トイレなども完備されていますので十分観光スポットとしては機能。ストリートベンダーもでているので、ちょっとしたお土産も探せます!
くもり。 (@ Stubbs Road Lookout 司徒拔道眺望處 in Mid-levels) https://t.co/JH8p1thiOa pic.twitter.com/ePugFTW6GO
— 宗次郎 (@zirosou) 2015年12月31日
基本情報
- ・名称:スタッブスロード展望台
- ・住所:52 Stubbs Rd, Wanchai
- ・アクセス:銅鑼灣湾駅で下車して、タクシーで約15分
14.ポッティンガー・ストリートPottinger Street
石畳がすてきストリートと露天
ポッティンガーストリートのあるあたりは、現在は香港のビジネス街ですが、1840年代までは、砂浜としてしられていたエリアでした。1850年代には今のような感じとなり、現在は中環のああたりでは最も古い歴史ある通りとして知られています。この通りのポッティンガーですが、人の名前からとられています。香港と統治した初代政治家のヘンリーポッティンガーの名前がついている由緒あるとおりなのです。今はパーティグッズや、洋裁品をうる露天でにぎやかな場所です。
Day-before-Halloween costume shopping on the famous Pottinger Street in #HongKong is out of control! pic.twitter.com/NM4cSazODD
— Casey Lau (@hypercasey) 2015年10月30日
基本情報
- ・名称:ポッティンガー・ストリート
- ・住所:Pottinger St, Central
- ・香港ナビサイトURL:http://www.hongkongnavi.com/miru/123/
15.Lockhart Road
よると昼の顔がちがう!現地の泥臭いバーを体験した人向け
昼間とちがって夜にはバーであふれる街がここ。有名なバーがたくさんあって、ちょっと「あやしげな」香港の夜を体感できます。ここはまさしく映画でも描かれたスージーウオンの世界なのです。泥くさい灣仔を楽しむならここかも。夜7時ごろからバーはあきます。Lockhart Road: road spanning the whole length of Wan Chai from east to west on the Hong Kong Island of Hong Kong. pic.twitter.com/lXKhXCdSPw
— WikiTedium (@WikiTedium) 2015年6月19日
基本情報
- ・名称:Lockhart Road
- ・住所:Lockhart Road
- ・香港ナビサイトURL:http://www.hongkongnavi.com/special/5025452
16.Pak Tai Templeパク・タイ・テンプル
Lung On通りにあるこのパク・タイ寺院は、1863年に、地元の人々によって建立された寺院です。もともとは、YUK HUI KUNGといわれて、現在は、歴史的建築物の一つしてしられています。
pak tai のフェスティバル
歴史あるこちらの寺院で行われるお祭りが見どころの一つ。人気の中心は、なんといっても太陰月のお祭りです。ちなみに、パクタイは海の神様の名前で、中国南部の人たちは、漁業によって生活を成り立っている部分があるので、パクタイ信仰があったとされます。Shooting into the light at Pak Tai temple in Hong Kong. pic.twitter.com/xpQiz5TUt4
— Furqan Rai (@furqanrai) 2016年2月28日
- ・名称:パク・タイ・テンプル
- ・住所:End of Pak She Street, Cheung Chau, Outlying Islands
- ・アクセス:Cheung Chau フェリーふ頭より、San Hing Praya 通りにむかって徒歩八分ほどのKwok Man通りで右におれ、Pak, She 通りを左に、さらにそこから三分ほど。
- ・営業時間:9:00 – 17:00
- ・電話番号:+852 2981 0663
- ・公式サイトURL:http://www.ctc.org.hk/en/directcontrol/temple23.asp
金鐘と湾仔のおすすめ観光名所をご紹介しましたが、いかがでしたか?英国と中国それぞれの文化が融合し、独特の歴史と空気を漂わせる香港。一見ごちゃごちゃとしてまとまりがないようでいて、そのミックス感が何とも言えないこの街のエネルギッシュさを生み出しているのかも。現在も開発がどんどん進められているので、昔の面影も少しずつ失われていくかもしれませんね。機会があって訪れる際は是非今回ピックアップした注目スポットを参考にしてくださいね!