レトロな街並みをぶらり散策♪八幡浜の「もっきんろーど」がステキ ♫♫

八幡浜市保内町は、四国で一番最初に電灯が灯った街として、明治から昭和にかけて栄えた町で、今でも保内町には、明治のレトロな雰囲気を残した街並みがあります。その明治のレトロな街並みがある保内町の宮内川の左岸沿いに、まるで木琴のように歩くと音がする「もっきんろーど」と名付けられた木製の遊歩道があります。

Ⅰ．もっきんろーど とは？

提供：愛媛県観光物産協会

もっきんろーどは、昔は運河として多くの船が行き交っていた宮内川の左岸沿いに、レンガの建物や青石の矢羽根積の護岸が残るノスタルジックな雰囲気満点の街並みに合わせて、まるで木琴のように木材が規則正しく敷並べられている340mほどの長さの遊歩道です。

伊予の青石がある休憩所

もっきんろーど にある休憩所には、庭石や景石として珍重されている、地元名産の伊予の青石が使われた壁やテーブルがあります。

夜のもっきんろーど

Ⅱ．もっきんろーど の見どころ

i . 旧東洋紡績赤レンガ倉庫

明治から昭和初期のノスタルジックな雰囲気の街並みを残している八幡浜市の中でも、代表的な建物とされるのが旧東洋紡績赤レンガ倉庫です。旧東洋紡赤レンガ倉庫は、四国で初めての紡績会社となった「宇和紡績」の後継会社となった東洋紡績川之石工場の原綿倉庫でした。

ii . 和田橋モニュメント

第二次世界大戦前後の鉄材不足のために 竹筋コンクリート で架けられた和田橋は、平成11年（1999年）の台風で崩壊してしまい竹筋部は流されましたが、再生した花崗岩の部材や親柱がモニュメントになっていて、珍しい竹筋コンクリートの橋の存在を伝えています。

iii . 矢羽根積みの青石護岸

提供：愛媛県観光物産協会
もっきんろーどがある宮内川の対岸は、庭石や景石として珍重されている伊予の青石を、矢羽根積みにした護岸となっていて、「宮内川青石護岸（右岸）」として近代土木遺産に登録されています。

iv . 佐島レンガ（からみレンガ）

銅鉱石を製錬した後のスラグ（鉱滓）を鍰（からみ）と言って、この鍰を固めてレンガとして建築材料に使っていました。このカラミレンガのことを、川之石沖の佐島に銅精錬所があったことから「佐島レンガ」と八幡浜地域では呼んでいます。佐島レンガは、明治時代の低い銅製錬技術のために、スラグといっても銅が残されていて、経年によって緑青が浮き出て変色しています。

v . 美名瀬橋

もっきんろーどの下流側入口付近には、親柱が灯籠の役目を果たしていた美名瀬橋があり、この橋は八幡浜市にある６つの近代土木遺産のうちの一つとなっています。

Ⅲ．もっきんろーど を訪れた人の声

もっきんろーど初めて歩いてきました(^-^)/風か通って気持ちいい♥潮とアサリの香りがしました(^^)歩いてたらほんとにポーンと音が聞こえます！(=^x^=)

— shiichan (@kyuaminto) 2011, 7月 3

Ⅳ．もっきんろーど 場所と基本情報