豊かな自然が特徴のさいたま市岩槻区のおすすめ観光スポット

さいたま市を構成する10区の内、一番東に位置するブロックが岩槻区になります。城下町の名残や全国的にも有名な「ひな人形産業」、歴史的な神社仏閣も数多く点在しています。そんなチョット文化的な町「岩槻」を探検してみませんか？

久伊豆神社

おすすめポイント

今から約1400年前に建立された岩槻の総鎮守になります。埼玉県の「ふるさとの森」や「自然百選」にも選ばれている境内には、県の天然記念物にも指定されている樹齢約300年の大榊があります。緑豊かな境内は鳥のさえずりと風の音で心休まります。　

久伊豆神社について

時の鐘

おすすめポイント

岩槻城の鐘楼で、江戸時代の寛文11年(1671)当時の岩槻城主阿部正春が渋江口に設置したものになります。それ以来、享保5年(1720)の改鋳を経て、現在に至るまで、毎日、朝夕6時と正午の3回、美しい音色を響かせています。300年以上も時を告げてきている”時の鐘”からは、不思議なパワーを感じることができます。

時の鐘について

慈恩寺

おすすめポイント

慈恩寺は、平安時代の天長元年（824）に慈覚大師によって開かれた天台宗のお寺になります。江戸時代には徳川家康から寺領100石を拝領していたこともあり、坂東33ケ所観音霊場の12番札所でもあることから、今も境内は地元の人や観光に訪れる人で賑わっています。また、境内には天正17年（1589）に岩槻城主の北条氏房家臣・伊達与兵衛により寄進された南蛮鉄灯籠や西遊記で有名な玄奘三蔵法師の霊骨も奉安されています。　

慈恩寺について

岩槻城跡公園

おすすめポイント

岩槻城址公園は、約600本の桜が咲く県内有数の桜の名所として知られています。自然林に囲まれた起伏の多い公園になり、岩槻城の土塁が今も残っています。園内の菖蒲池には朱塗りの八ツ橋がかけられていて、公園の彩りがなお一層引き立てられています。また四季を通じて数々の賑やかな催し物が開催されます。春の季節には、岩槻城址公園桜まつり、岩槻流しびなが行なわれ、秋には人形供養祭が行なわれています。　

岩槻城跡公園について

東玉人形の博物館

おすすめポイント

人形店の「東玉（とうぎょく）」内に設けられている人形の展示場になります。人形の歴史や文化について深く知ることができます。展示品は多彩で、御所人形・雛人形・羽子板・五月人形・衣装人形やあやつり・からくり人形、さらには現代作家名匠の逸品から海外の人形までが展示されています。また見学の出来る人形工房や和風小物の売店が併設されているほか、体験教室で実際に絵馬や人形等の製作体験（要予約）ができます。 　

東玉人形の博物館について

素材提供：トリップアドバイザー