神話と歴史に触れる旅！島根県の人気歴史スポット5選

神話の舞台として知られる出雲をはじめ、歴史的な建造物など、島根県には魅力的な歴史スポットが数多くあります。
ここではその中でも人気度の高い場所を厳選してみました。

島根で素敵な歴史散策をしてみてください。

1.出雲大社

近年パワースポットとして注目の高い出雲大社。
縁結びの神様としてだけではなく、数千年もの歴史を持つ、日本でも非常に由緒ある神社です。

日本最古といわれる歴史書「古事記」にもその創建が記載されているほどの古社です。
出雲大社に祀られている神様は「大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）」で、大黒様として馴染みのある神様です。
高天原の天照大神（あまてらすおおみかみ）が国譲りの代わりに、大国主大神へ壮大な宮殿を造り与えたことが出雲大社の始まりといわれています。
いわゆる国譲りの神話として知られていますね。
出雲大社の拝殿は1959年に新築された、戦後最大の木造神社建築です。
拝殿に向かって左側にある神楽殿には日本一の「大注連縄」があります。
長さ13m、重さ4.5tの大迫力の注連縄です。

ぜひ足を運んで、神話と古代歴史の空気を感じてみてください。

2.島根県立古代出雲歴史博物館

出雲の歴史を詳しく学びたい人におすすめなのが島根県立古代出雲歴史博物館です。
胴剣や勾玉などの出土品をはじめ、古代出雲大社の模型や歴史書を元に再現されたジオラマなどが展示されています。
多くの資料と出土品を元に分かりやすく展示されていて、古代出雲の文化や当時の人たちのくらしを知ることができます。
博物館に入ってすぐ、ロビーに展示されているのがこの巨大な木の柱の一部です。
平成12年に発掘されたもので、大木3本を1組にした直径約3mの巨大柱として出土しました。
鎌倉初期に造営された本殿を支えていた柱と推定されています。
社伝によると出雲大社は巨大神殿であったといわれています。
出土した巨大柱や資料を元に作成された巨大な大社本殿の模型が展示されています。

出雲大社に隣接しているので参拝前後に行くのがおすすめです。

3.旧大社駅

平成2年に廃止されたJR大社線大社駅の駅舎で国の重要文化財に指定されています。
駅舎は明治45年に開業され、その後大正13年に改築されました

純日本風の木造平屋建てでとても趣のある建物です。
駅舎内はほぼ当時のままに残されていて、大正ロマンの香りをリアルに感じることができます。
ホームや線路を自由に散策することもできます。
まるでタイムトリップした気分に！

4.日御碕灯台

島根半島の西端の景勝地、日御碕にある美しい白亜の灯台です。
明治36年に設置され、石造りの灯台としては日本一の高さを誇ります。
また、「世界の歴史的灯台百選」の一つに選ばれ、国の登録有形文化財に指定されています。
灯台の上は展望台となっていて、参観料を払えば上ることができます。
展望台からの眺めは絶景です！
日本海に面した島根半島や、北方に隠岐諸島、南方に連なる山々など、360度のパノラマが楽しめます。

5.松江城

松江のシンボルである松江城は、慶長16年（1611年）に堀尾吉晴（ほりおよしはる）公により築城されました。
徳川家康の家臣であった堀尾公は関ヶ原の戦いの功績により、出雲・隠岐の太守となって松江にお城を構えました。
国の重要文化財に指定されており、黒い印象の荘厳な雰囲気の天守閣が魅力です。
天守閣には上ることができ、最上階の望楼からは街並みを360度見渡すことができます。
松江城のある松江城山公園は『日本さくら名所100選』に選ばれており、春には満開のさくらとそびえ建つお城のコントラストが楽しめます。

素材提供：トリップアドバイザー