都内でも有名な観月スポット！東京都千代田区にある「九段坂」を散策

東京都千代田区の九段坂は、古くから都内有数のお月見スポットとして有名です。千鳥ヶ淵、靖国神社などは桜の名所でもあります。九段坂を気のむくままにぶらぶらと散歩しながら、月が昇るのを待つ。そんな旅はいかがでしょうか。

１．九段坂とは？

東京都千代田区の「九段坂」とは、九段下交差点から靖国神社の南側に上る坂のことです。古くは「飯田坂」とも呼ばれていましたが、江戸時代に、急な坂を９つの石段に整備したことから「九段坂」と呼ばれるようになったとの説などがあります。   
急な坂だけあって、坂上からの眺めがとても良く、江戸時代には観月の名所として知られていました。

２．九段坂の魅力

江戸時代、「夜待ち」の場所として知られた九段坂。「夜待ち」とは、月が昇るのを待つことです。もちろん現在でも、九段坂は有数のお月見スポットです。また、春には桜の名所としても知られています。   江戸の昔に戻って、のんびり散策しながら「夜待ち」してみませんか。

３．九段坂をぶらり散策してみよう

  ■ 千鳥ヶ淵
     九段下駅からすぐ、まずは千鳥ヶ淵があります。有名な桜の名所なので春には大変混雑します(でもキレイですよ！)。 ここには区営のボート乗り場があります。桜のシーズンはもちろん、四季折々の自然豊かな景観をボートから楽しむことができます。

【千鳥ヶ淵ボート場】
　・住所：東京都千代田区三番町2
　・営業時間：11：00～17：30（※時期によって営業時間が異なります）
　・休業日：毎週月曜、12月～2月休業
   ・利用料金：30分500円（※観桜期は30分800円）

■ 靖国神社
  次に靖国神社。九段下駅からは徒歩で５分ほどの距離です。靖国神社は1869年に創建され、約250万の戦死者の御霊が祀られています。
　ここもまた桜の名所で、境内には600本を越える桜の木があります。桜の開花予想の基準木があるのもここです。また、7月13日から4日間、「みたままつり」が行われます。3万もの提灯が灯される幻想的な風景を観ることができます。

【靖国神社】
・住所： 千代田区九段北3-1-1
・休業日：年中無休
・料金：無料
・TEL：03-3261-8326
・公式サイト： http://www.yasukuni.or.jp/index.html

■靖国神社 遊就館    靖国神社の境内にあり、戦没者の遺品や手紙などの展示を行っています。近代の戦争の歴史に触れることができる施設です。

【靖国神社 遊就館】
・住所：東京都千代田区九段北3-1-1
　 ・休業日：年中無休（ただし臨時休業有）
　 ・料金：大人　800円、大学生　500円  （短期大学生・専門学校生などを含む）、
　　　　　中学・高校生300円、 小学生　 無 料
　 ・所要時間：１時間～１時間30分

■お土産はここ！九段坂の老舗「さかぐち」
  靖国神社を過ぎてもう少し進むと、老舗のあられ・かきもち専門店「さかぐち」です。店内では50種類以上のあられやかきもちを取り扱っています。１店舗主義なので、ここでしか買えないものばかり。
「やめられない、止まらない♪」とファンも多い「さかぐち」のあられ、１度ご賞味してみてはいかがでしょうか。

【九段一口坂 さかぐち】
　・住所：東京都千代田区九段北4-1-5
　・定休日： 日曜・祝日 
   ・営業時間 ：平日9:30〜19:00　土曜日 9:30〜17:00
　・TEL：03-3265-8601
   ・公式サイト：http://www.stage9.or.jp/sakaguchi/

４．口コミ

  “なんといっても道沿いの桜並木の景色がなんとも気持ちのいい感じでした。 場所的には右側に靖国神社への入口、左側は日本武道館への入口でもある田安門があるということで、人通りは半端なく多かったです。 しかも多くのみなさんの目的はおそらく散歩。（笑）”
   http://michikusa-ac.jp/archives/3946179.html

５.「九段坂」の基本データ

・住所：千代田区九段北一丁目～九段南一丁目
・アクセス ：九段下駅2番、3a番、4番出口すぐ（1番出口は現在閉鎖中）


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