戦後70年の節目を迎えた2015年(平成27年)。全国各地で先の大戦について、慰霊とともに平和の重みを改めて考える行事が行われました。「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧の街も、多くの人が訪れたと伝わっています。武家屋敷の残る歴史ある知覧は、決して忘れていけない特攻の街でもあったのです。この場所の知識と、おすすめのスポットをまとめているので見てくださいね。
町域の南部は東シナ海に面し、町域北部の内陸部が中心地域となっています。母ヶ岳や知覧岳、大隣山などがあり、麓川や永里川、永沢川、竹迫川、加治佐川の流れる自然豊かな町です。
1941年には、町内に陸軍知覧飛行場が完成します。その後、太平洋戦争末期の沖縄戦では、知覧飛行場は本土最南端の特別攻撃隊の出撃地となりました。
知覧町は、知覧茶でも全国的に知られています。また、知覧特攻平和会館があり、太平洋戦争で活躍した戦闘機や、陸軍沖縄戦で戦死した1,036名の特攻隊員の遺影や遺書や手紙などの遺品が展示されています。「特攻の母」と呼ばれてきた鳥濱トメさんをモデルとした映画の町でもあります。
なお、知覧の鉄道路線は九州旅客鉄道(JR九州)のみ、バス路線は鹿児島交通のみとなっています。公共交通機関での移動は少々不便な点があるかもしれません。なお、2017年には南薩縦貫道が開通するそうですよ。
知覧の領主は1740年頃、現在の市役所付近を中心として各屋敷を防衛障壁とするように独特な工夫をしています。現在の武家屋敷群はその一部です。庭はその当時、京都から同道してきた庭師に作庭させたとも伝えられています。今に残る枯山水の伝統美と時代の息吹を感じさせてくれます。
藩政時代は薩摩の島津家の傍系・佐多島津氏によって統治されていました。享保年間(1716年~1735年)、島津久峯の代になると上級武士たちの居住区の確保と外敵からの防衛を目的として武家屋敷が建てられ、現在も変わらず風情溢れる姿を留めています
海流に乗り、山野を越えてもたらされた文化が融合して形成された南薩摩独特の文化が伝わってきます。「交錯する文化の波」をテーマに、民俗展示室や歴史展示室、特別展示室、シアターで構成されています。民俗の違いや共通点など比較、武家屋敷や知覧城などを分かりやすく紹介しています。
知覧の郷土史といえば前述の武家屋敷や特攻隊員が有名ですが、宗教弾圧についても忘れてはなりません。各地で起こった一向一揆を恐れた薩摩藩は、明治時代に廃仏毀釈が行われるまで浄土真宗を弾圧してきました。こちらの博物館では「隠れ念仏」についても詳しく紹介されています。
2007年には、薩摩英国館製造の紅茶「夢ふうき」が英国(グレート・テースト・アワード)で金賞を受賞しました。それを機に、茶処で有名な知覧ならではの、「お茶」に関する資料も充実しています。紅茶や緑茶など様々な「お茶」を堪能できるスポットでもあります。
本格的な英国式アフタヌーンティーを堪能できると女性から大人気のスポットになります。異国情緒ただようラグジュアリーな空間で、美味しい紅茶とお菓子を頂きながら、優雅な一時を過ごすことが出来ますよ。
悲惨な現実を窺い知ることができる場所です。国内外から平和学習に訪れる人たちも多く、語り部による解説も行われています。外には、隼(ハヤブサ)の復元されたレプリカであります。会館に入ってすぐに展示されている鼻が尖った飛燕は、B-29 に体当たりするものでした。
これは実際使用されていた実機で整備すれば飛べる状態で保存されています。この飛燕も知覧から沖縄へ特攻で飛び立ったものです。その他、当時の軍服、軍刀、銃など木の部分など手の油がついているかのような光沢のある状態で保存されています。
特攻隊員と零式艦上戦闘機(零戦)を取り上げた百田尚樹氏原作の映画「永遠の0(ゼロ)」が700万人の観客動員を記録しましたが、そのためでしょうか、知覧を訪れる人が近年特に多いのだそうです。南九州市は、隊員の遺書を世界記憶遺産登録にと考えているのだそうです。
特攻隊は、主にまだ結婚もしていない若い20歳前の隊員から妻子を持つ30歳代の隊員から編成されていました。館内には特攻隊員たちが出撃する直前に撮影された笑顔の写真や遺書が紹介れており、とにかく胸が苦しくなる展示品ばかり。国や家族を思って散った尊い命について、深く考えさせられます。
特攻平和会館の隣には復元された三角兵舎があり、当時を偲ぶ事が出来ます。特攻隊員が遺書を書いたり、出撃までの間、戦友と語り合っていたのでしょう。今から考えると、想像を絶する空間であったことが推測されます。
日本各地から召集された特攻隊員たちは、出撃までの数日間をこの半地下豪の宿舎で過ごしました。出撃前夜には壮行会が開かれ、酒を酌み交わし、歌を歌い、家族や恋人たちに遺書や別れの手紙をしたためていたそう。
1943年(昭和19年)からの敗戦期は、すでに、レイテの決戦、フィリピンルソン島の陸軍は壊滅的な損害を受けています。そして、海軍はすでにほとんどの艦船を失っていた状態です。敵は優勢な機動部隊で沖縄防備軍に猛撃を加えるようになります。
最後の非常手段として、航空機による決死隊が編成されます。これが特攻隊と呼ばれるものです。爆弾を抱えた航空機による体当たりで敵艦船を撃沈するという、戦史上例のない戦略です。
現在は、飛行場跡は平和公園になっています。近くには知覧特攻平和会館があります。当時の兵舎や各記念碑、映画化された時の案内などがあります。
また、出撃した隊員たちは特攻の直前に信号を送り、それを傍受する通信施設では隊員たちから送られる信号が途切れた時点で特攻成功、つまり戦死と判断していました。爆撃により施設は残されていませんが、石碑が残されています。
鳥濱 トメさんは、1902年(明治35年)、鹿児島県川辺郡西南方村に生まれます。18歳で旧家出身の鳥濱義勇と結婚し、1929年(昭和4年)に、富屋食堂を開業しています。1942年(昭和17年)には、富屋食堂は陸軍の指定食堂になります。
そのため、陸軍知覧飛行場の飛行隊員が訪れるようになります。1945年(昭和20年)には、戦況は厳しく、特攻作戦が始まります。知覧から出撃する特攻機の見送りを続けることになります。隊員が憲兵の検閲を避けるために、トメさんに手紙を託すことになります。そして、代理投函しました。
個々の隊員の出撃の様子を自ら綴った手紙を全国の家族のもとへと送ることも続けたようです。1945年(昭和20年)、終戦後、進駐軍の富屋食堂への出入りを懇願されますが、トメさんは、それを固辞しました。
しかし、町が主催する進駐軍の歓迎会が富屋で開かれたことをきっかけに米軍兵士が富屋に出入りするようになります。生来の面倒見の良さから、米軍兵士からも「ママさん」と親しまれたと言われています。
1952年(昭和27年)には、基地跡を訪れる遺族のために、旅館として改装開業しました。1955年(昭和30年)以降は、旧飛行場の一角に特攻平和観音堂の建立を実現させ、その観音堂参りがトメさんのライフワークとなっていました。1992年(平成4年)に死去。享年89。
この鳥濱トメさんと特攻隊員、なでしこ隊たちの物語は「ホタル」「俺は、君のためにこそ死ににいく」「なでしこ隊」「帰ってきた蛍」など、数々の舞台や映像作品の題材とされてきました。一度ぜひ鑑賞してみてください。
こちらではご当地ブランドの知覧茶を楽しむことができます。出されるお料理は、彩や器選びも素敵なものです。おすすめはランチメニューです。中でも、知覧茶を練り込んだお蕎麦や混ぜご飯は人気です。
軽食からお店オリジナルメニュー、知覧の郷土料理を楽しむことが出来るほか、「ギャラリー」の名の通り書家による開運書画の展示・販売も行われています。すべての作品に意味が込められており、飾ることによって運気アップになるのだそう。
息づまるような状況下で、陸軍指定食堂として「富屋食堂」を経営する鳥浜トメさんは、娘たちとともに、出撃する特攻隊員をあたたかく迎え。そして送り出していきました。昭和4年、トメさんが27才の時に「富屋食堂」を開店させます。
普段は、うどんやそば、どんぶりものを中心にして、夏場は、かき氷なども出し、繁盛していたようです。トメさんの気さくな性格と食堂の家庭的な雰囲気があったからでしょう。昭和17年に、最初の少年飛行兵10期生が到着したとき、トメさんは隊員たちを我がこのようにして面倒を看たようです。
そして、隊員達も「お母さん」と呼ぶようになります。しかし、戦況は悪化し、いよいよこの小さな町知覧にも、特攻と言う名の非常な作戦が遂行される様になります。そんな中の一人、宮川三郎軍曹は「明日、ホタルになって帰って来るよ」と言い残し出撃しました。
その夜、富屋食堂にいたトメと娘たち、出撃前の隊員たちは一匹のホタルを見て「同期の桜」を歌い、涙を流したという悲話が残されています。
また、「富屋旅館」は敗戦後に知覧を訪れた特攻隊員たちの遺族たちが宿泊できるようにと、トメさんの計らいから創業されました。館内の自室に観音さまをお祀りし、毎日手を合わせて拝んでいたのだそうです。
近年では農林水産大臣賞で連続日本一や全国茶品評会日本農業中央会長賞受賞をはじめ、各種賞を度々受賞しています。日本一の収穫量を誇り、全国的に高い評価が与えられています。
先ずは水へのこだわり。知覧の天然水です。次に主原料の芋でしょう。そして麹。黒麹仕込みと白麹仕込みです。技にもこだわります。常圧蒸留、減圧蒸留、特許取得の磨き蒸留がそれです。最後に時間です。美味い焼酎は、貯蔵により時に磨かれるからです。
知覧蒸留所では、「桜島」や「黒麹仕立て桜島」、「さつまおはら」、「知覧紅芋黒麹仕込薩摩紅」を手掛けています。中でも、南薩摩の伝統、黒麹仕立ての芋焼酎桜島は、生粋の薩摩仕込みの本格芋焼酎として愛されています。
地元で古くから催事の際に作られていたようです。現在では、鶏を炊き込んで作る共通のスープを使用し、各店舗で多彩にアレンジして提供されています。食べられるのは知覧町内のみとなっています。知覧観光で訪れた際には、知覧のご当地グルメをお試し下さい。おすすめです!
鹿児島空港から空港バスで鹿児島中央駅へ。その後、JRまたは路線バスで知覧へ。
鹿児島空港から空港バスで平川駅または喜入駅へ。その後、路線バスで知覧へ。
鹿児島中央駅から指宿枕崎線で喜入駅へ。その後、路線バスで知覧へ。喜入駅からバス停まで徒歩3分。
知覧型二ツ家民家は住居用のスペースと台所などのスペースが分かれています。分かれているものを1つにつないでいるので二ツ家民家と。
この知覧型二ツ家民家は知覧にしかありません。知覧に住んでいた人の生活を感じれるので、ぜひ見に行って下さいね!
トメ観音堂の中は、一般的な民家です。ここで特攻隊員を癒してたことを想像すると、当時の歴史を味わえるかもしれません。
芸術的なものは木だけでなく、高い石組みや地面にある大きな岩。石組みは鶴、大きな岩は亀をイメーージしています。
中にはショーケース一杯に人形が置いてあります。館長が所有しているこの人形は、1万点も展示されています。
博物館ですが、中には喫茶店やお土産屋さんコーナーも。博物館を堪能してもいいですし、喫茶店も!
体験できるのはイチゴ狩りだけではありません。イチゴ大福・ジャムを作る体験イベントも!イチゴに関する様々なことが体験できるのです。
イチゴ狩りは1〜3月、ジャム・イチゴ大福作りは4月・5月にのみ行えます。新鮮な体験ができるので是非!
いかがでしたでしょうか?特攻の街でもある、知覧の観光スポットについてご紹介しました!どの観光スポットも歴史を感じることができますね。ご紹介した場所で1つでも興味が湧くことがあれば、是非行ってみて下さいね!
素材提供:トリップアドバイザー
知覧は何県のどこにある?
http://www.city.minamikyushu.lg.jp/cgi-bin/hpViewContent.cgi?pID=20131113172204
知覧町(ちらんちょう)は、2007年12月1日に鹿児島県川辺郡川辺町と鹿児島県揖宿郡頴娃町と合併し南九州市となりましたが、その中のひとつの町です。武家屋敷が残っており、「薩摩の小京都」と呼ばれています。鹿児島市から南南西へ約36km、薩摩半島の南端部に位置しています。町域の南部は東シナ海に面し、町域北部の内陸部が中心地域となっています。母ヶ岳や知覧岳、大隣山などがあり、麓川や永里川、永沢川、竹迫川、加治佐川の流れる自然豊かな町です。
1941年には、町内に陸軍知覧飛行場が完成します。その後、太平洋戦争末期の沖縄戦では、知覧飛行場は本土最南端の特別攻撃隊の出撃地となりました。
知覧町は、知覧茶でも全国的に知られています。また、知覧特攻平和会館があり、太平洋戦争で活躍した戦闘機や、陸軍沖縄戦で戦死した1,036名の特攻隊員の遺影や遺書や手紙などの遺品が展示されています。「特攻の母」と呼ばれてきた鳥濱トメさんをモデルとした映画の町でもあります。
なお、知覧の鉄道路線は九州旅客鉄道(JR九州)のみ、バス路線は鹿児島交通のみとなっています。公共交通機関での移動は少々不便な点があるかもしれません。なお、2017年には南薩縦貫道が開通するそうですよ。
「さつまの小京都」と呼ばれる知覧を歩く
http://blog.goo.ne.jp/an_doughnut/e/f5e92b9ae3570750462425c00b583ac2
※写真は、知覧武家屋敷群の通りです。「知覧武家屋敷庭園」で歴史探訪
「知覧武家屋敷庭園」は、江戸中期に造られた7つの庭園があります。国の名勝に指定されています。その他、母ヶ岳を借景とした武家屋敷の通りなどを散策すれば、江戸時代の情緒に浸れるおすすめスポットとなっています。知覧の領主は1740年頃、現在の市役所付近を中心として各屋敷を防衛障壁とするように独特な工夫をしています。現在の武家屋敷群はその一部です。庭はその当時、京都から同道してきた庭師に作庭させたとも伝えられています。今に残る枯山水の伝統美と時代の息吹を感じさせてくれます。
藩政時代は薩摩の島津家の傍系・佐多島津氏によって統治されていました。享保年間(1716年~1735年)、島津久峯の代になると上級武士たちの居住区の確保と外敵からの防衛を目的として武家屋敷が建てられ、現在も変わらず風情溢れる姿を留めています
■ 基本情報
- ・名称:知覧武家屋敷庭園
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡13731番地1
- ・アクセス:■バス鹿児島市(山形屋バスセンター)より鹿児島交通バス(知覧行き)
- で1時間15分、武家屋敷入口前下車。
- ■車指宿スカイライン知覧ICから車で15分。
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0993-58-7878 知覧武家屋敷庭園有限責任事業組合
- ・料金:(入園料)大人:500円、小人:300円
- ・公式サイトURL:http://www.chiran-bukeyashiki.com/
南薩摩の歴史と民俗を知る「ミュージアム知覧」
http://kawayoshi.net/attack.html
ミュージアム知覧は、戦前、戦後の歴史を見ることができます。知覧城址模型や、武家屋敷のミニュチュア模型から、戦国時代の甲冑なども展示されています。海流に乗り、山野を越えてもたらされた文化が融合して形成された南薩摩独特の文化が伝わってきます。「交錯する文化の波」をテーマに、民俗展示室や歴史展示室、特別展示室、シアターで構成されています。民俗の違いや共通点など比較、武家屋敷や知覧城などを分かりやすく紹介しています。
知覧の郷土史といえば前述の武家屋敷や特攻隊員が有名ですが、宗教弾圧についても忘れてはなりません。各地で起こった一向一揆を恐れた薩摩藩は、明治時代に廃仏毀釈が行われるまで浄土真宗を弾圧してきました。こちらの博物館では「隠れ念仏」についても詳しく紹介されています。
■ 基本情報
- ・名称:ミュージアム知覧
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡17880
- ・アクセス:JR鹿児島中央駅東口から鹿児島交通バス知覧特攻観音入口行きで1時間19分。
- バス停「特攻観音入口」で下車。徒歩3分。
- 指宿スカイライン知覧ICから10km15分
- ・営業時間:9~17時(入館は~16時30分)
- ・定休日:水曜(祝日の場合は開館)、7月1日~3日、12月29日~31日
- ・電話番号:0993-83-4433
- ・料金:入館300円(知覧特攻平和会館と共通券600円)
- ・参考サイトURL:http://www.city.minamikyushu.lg.jp/cgi-bin/hpViewContent.cgi?pID=20131018110639
くたびれたら「薩摩英国館」でティータイム
薩摩英国館は、英国側から観た薩摩の歴史を紹介しています。薩摩の近代化への分岐点となった「生麦事件」や「薩英戦争」、その後の薩摩と英国の深い結びつきにスポットを当てています。2007年には、薩摩英国館製造の紅茶「夢ふうき」が英国(グレート・テースト・アワード)で金賞を受賞しました。それを機に、茶処で有名な知覧ならではの、「お茶」に関する資料も充実しています。紅茶や緑茶など様々な「お茶」を堪能できるスポットでもあります。
本格的な英国式アフタヌーンティーを堪能できると女性から大人気のスポットになります。異国情緒ただようラグジュアリーな空間で、美味しい紅茶とお菓子を頂きながら、優雅な一時を過ごすことが出来ますよ。
■ 基本情報
- ・名称:薩摩英国館 ティーワールド
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡13746-4
- ・アクセス:JR鹿児島中央駅東口から鹿児島交通バス知覧特攻観音入口行き乗車。
- バス停「武家屋敷入口」で下車。徒歩5分。
- ・営業時間:10:00~17:00
- ・定休日:火曜日(但し、祝日は開館)
- ・電話番号:0993-83-3963
- ・料金:資料館のみご利用の方は、入館料500円(紅茶付き)
- ・公式サイトURL:http://www.satsuma-eikokukan.jp/
忘れないで。特攻隊出撃の地であったことを・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/gsx1100s911porshe/38170818.html
知覧特攻平和会館
知覧特攻平和会館は、特攻隊の出撃基地であった知覧にある史料館です。太平洋戦争末期の沖縄戦において、陸軍特別攻撃隊として決死の行動に出た特攻隊員の遺品や関係資料を展示しています。写真や遺書、日の丸の寄せ書き、絶筆などの遺品、実際に使用された戦闘機、一式戦闘機の復元模型なども展示。悲惨な現実を窺い知ることができる場所です。国内外から平和学習に訪れる人たちも多く、語り部による解説も行われています。外には、隼(ハヤブサ)の復元されたレプリカであります。会館に入ってすぐに展示されている鼻が尖った飛燕は、B-29 に体当たりするものでした。
これは実際使用されていた実機で整備すれば飛べる状態で保存されています。この飛燕も知覧から沖縄へ特攻で飛び立ったものです。その他、当時の軍服、軍刀、銃など木の部分など手の油がついているかのような光沢のある状態で保存されています。
特攻隊員と零式艦上戦闘機(零戦)を取り上げた百田尚樹氏原作の映画「永遠の0(ゼロ)」が700万人の観客動員を記録しましたが、そのためでしょうか、知覧を訪れる人が近年特に多いのだそうです。南九州市は、隊員の遺書を世界記憶遺産登録にと考えているのだそうです。
特攻隊は、主にまだ結婚もしていない若い20歳前の隊員から妻子を持つ30歳代の隊員から編成されていました。館内には特攻隊員たちが出撃する直前に撮影された笑顔の写真や遺書が紹介れており、とにかく胸が苦しくなる展示品ばかり。国や家族を思って散った尊い命について、深く考えさせられます。
■ 基本情報
- ・名称:知覧特攻平和会館
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡17881
- ・アクセス:鹿児島市(山形屋バスセンター)より鹿児島交通バス(知覧行き)に乗車。
- 「特攻観音入口」バス停から徒歩で5分。
- 指宿スカイライン知覧ICから車で20分。
- ・営業時間:9:00~17:00(入館16:30迄)
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0993-83-2525
- ・料金:入館料:大人500円、小人:300円、30名以上団体割引あり
- ・公式サイトURL:http://www.chiran-tokkou.jp/
三角兵舎跡記念碑
三角兵舎は、半地下式木造のバラック建てであったようです。空襲を避けるため飛行場から少し離れた松林の中に造られました。 屋根には偽装用の幼木をのせていました。現在、その跡地には三角兵舎跡の石碑が建てられています。特攻平和会館の隣には復元された三角兵舎があり、当時を偲ぶ事が出来ます。特攻隊員が遺書を書いたり、出撃までの間、戦友と語り合っていたのでしょう。今から考えると、想像を絶する空間であったことが推測されます。
日本各地から召集された特攻隊員たちは、出撃までの数日間をこの半地下豪の宿舎で過ごしました。出撃前夜には壮行会が開かれ、酒を酌み交わし、歌を歌い、家族や恋人たちに遺書や別れの手紙をしたためていたそう。
■ 基本情報
- ・名称:三角兵舎跡記念碑
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡17881番地(知覧特攻平和会館 敷地内)
- ・アクセス:鹿児島市(山形屋バスセンター)より鹿児島交通バス(知覧行き)に乗車。
- 「特攻観音入口」バス停から徒歩で5分。
- 指宿スカイライン知覧ICから車で20分。
- ・電話番号:0993-83-2525 知覧特攻平和会館
- ・公式サイトURL:http://www.chiran-tokkou.jp/
旧陸軍特攻基地跡
旧陸軍特攻基地跡は、1941年(昭和16年)8月30日に飛行場の工事が終わり、12月24日「太刀洗陸軍飛行学校知覧分教所」と命名されています。 太平洋戦争の戦況は悪化し、敵機の攻撃をしばしば受けるようになっていました。そのため、知覧城跡に航空本部や飛行機修理工場が急造されます。1943年(昭和19年)からの敗戦期は、すでに、レイテの決戦、フィリピンルソン島の陸軍は壊滅的な損害を受けています。そして、海軍はすでにほとんどの艦船を失っていた状態です。敵は優勢な機動部隊で沖縄防備軍に猛撃を加えるようになります。
最後の非常手段として、航空機による決死隊が編成されます。これが特攻隊と呼ばれるものです。爆弾を抱えた航空機による体当たりで敵艦船を撃沈するという、戦史上例のない戦略です。
現在は、飛行場跡は平和公園になっています。近くには知覧特攻平和会館があります。当時の兵舎や各記念碑、映画化された時の案内などがあります。
また、出撃した隊員たちは特攻の直前に信号を送り、それを傍受する通信施設では隊員たちから送られる信号が途切れた時点で特攻成功、つまり戦死と判断していました。爆撃により施設は残されていませんが、石碑が残されています。
■ 基本情報
- ・名称:旧陸軍特攻基地跡
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡17881番地(知覧平和公園)
- ・アクセス:鹿児島市(山形屋バスセンター)より鹿児島交通バス(知覧行き)に乗車。
- 「特攻観音入口」バス停から徒歩で5分。
- 指宿スカイライン知覧ICから車で20分。
- ・電話番号:0993-83-2525 知覧特攻平和会館
- ・公式サイトURL:http://www.chiran-tokkou.jp/learn/monument/
特攻の母「鳥濱トメ」
http://www.torihamatome.jp/
トメが営んできた「富屋旅館」に泊まる
「富屋旅館」は、特攻の母として慕われた「鳥浜トメ」の食堂でった富屋食堂(現 資料館)に隣接する宿泊施設です。戦後の昭和27年に、遺族を知覧に泊めるために建築されました。鳥濱 トメさんは、1902年(明治35年)、鹿児島県川辺郡西南方村に生まれます。18歳で旧家出身の鳥濱義勇と結婚し、1929年(昭和4年)に、富屋食堂を開業しています。1942年(昭和17年)には、富屋食堂は陸軍の指定食堂になります。
そのため、陸軍知覧飛行場の飛行隊員が訪れるようになります。1945年(昭和20年)には、戦況は厳しく、特攻作戦が始まります。知覧から出撃する特攻機の見送りを続けることになります。隊員が憲兵の検閲を避けるために、トメさんに手紙を託すことになります。そして、代理投函しました。
個々の隊員の出撃の様子を自ら綴った手紙を全国の家族のもとへと送ることも続けたようです。1945年(昭和20年)、終戦後、進駐軍の富屋食堂への出入りを懇願されますが、トメさんは、それを固辞しました。
しかし、町が主催する進駐軍の歓迎会が富屋で開かれたことをきっかけに米軍兵士が富屋に出入りするようになります。生来の面倒見の良さから、米軍兵士からも「ママさん」と親しまれたと言われています。
1952年(昭和27年)には、基地跡を訪れる遺族のために、旅館として改装開業しました。1955年(昭和30年)以降は、旧飛行場の一角に特攻平和観音堂の建立を実現させ、その観音堂参りがトメさんのライフワークとなっていました。1992年(平成4年)に死去。享年89。
この鳥濱トメさんと特攻隊員、なでしこ隊たちの物語は「ホタル」「俺は、君のためにこそ死ににいく」「なでしこ隊」「帰ってきた蛍」など、数々の舞台や映像作品の題材とされてきました。一度ぜひ鑑賞してみてください。
■ 基本情報
- ・名称:富屋旅館
- ・住所:南九州市知覧町郡104
- ・アクセス:●九州自動車道または指宿スカイライン(有料)「谷山IC」から約45分
- 指宿スカイライン(有料)「知覧IC」から 約20分
- ●鹿児島中央駅から平川駅へ。平川駅から路線バスで中郡バス停へ。徒歩1分。
- 鹿児島中央駅から喜入駅へ。喜入駅から路線バスで中郡バス停へ。徒歩1分。
- ・営業時間:チェックイン16:00 チェックアウト10:00
- ・電話番号:0993-83-1038
- ・料金:1泊2食付き 本館プラン 10,000円~11,000円 その他のプランは公式サイトへ。
- ・公式サイトURL:http://www.tomiyaryokan-chiran.jp/
「門前ぎゃらりー」で知覧グルメ
「門前ぎゃらりー」は、特攻隊員に母と慕われた鳥浜トメさんゆかりのカフェです。店の前にはトメ観音堂があります。「富さん弁当」は平日は予約制となっています。宿泊もでき、朝食は当時隊員が訪れていた部屋でとることもできます。宿泊は、富屋旅館です。こちらではご当地ブランドの知覧茶を楽しむことができます。出されるお料理は、彩や器選びも素敵なものです。おすすめはランチメニューです。中でも、知覧茶を練り込んだお蕎麦や混ぜご飯は人気です。
軽食からお店オリジナルメニュー、知覧の郷土料理を楽しむことが出来るほか、「ギャラリー」の名の通り書家による開運書画の展示・販売も行われています。すべての作品に意味が込められており、飾ることによって運気アップになるのだそう。
■ 基本情報
- ・名称:富屋旅館別館 門前ぎゃらりー
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡5-5
- ・アクセス:R鹿児島中央駅から鹿児島交通知覧行きバスで1時間14分、中郡下車すぐ
- ・営業時間:10:30~17:45(閉店18:00)
- ・定休日:無休(12月31日~翌1月2日休)
- ・電話番号:0993-83-1038
- ・料金:1300円(通常平均)
- ・公式サイトURL:http://www.tomiyaryokan-chiran.jp/facilities/tatiyori.html
現在は資料館。陸軍指定食堂「富屋食堂(ホタル館)」
富屋食堂は、もともとは特攻の母として慕われた「鳥浜トメ」さんの経営する食堂でした。現在では、資料館となっていて、鳥浜トメさんの生涯と特攻隊員とのふれあいの遺品や写真を展示してあります。戦後、ともに暮らした赤羽礼子さんの証言によって、当時の場所に再現されました。息づまるような状況下で、陸軍指定食堂として「富屋食堂」を経営する鳥浜トメさんは、娘たちとともに、出撃する特攻隊員をあたたかく迎え。そして送り出していきました。昭和4年、トメさんが27才の時に「富屋食堂」を開店させます。
普段は、うどんやそば、どんぶりものを中心にして、夏場は、かき氷なども出し、繁盛していたようです。トメさんの気さくな性格と食堂の家庭的な雰囲気があったからでしょう。昭和17年に、最初の少年飛行兵10期生が到着したとき、トメさんは隊員たちを我がこのようにして面倒を看たようです。
そして、隊員達も「お母さん」と呼ぶようになります。しかし、戦況は悪化し、いよいよこの小さな町知覧にも、特攻と言う名の非常な作戦が遂行される様になります。そんな中の一人、宮川三郎軍曹は「明日、ホタルになって帰って来るよ」と言い残し出撃しました。
その夜、富屋食堂にいたトメと娘たち、出撃前の隊員たちは一匹のホタルを見て「同期の桜」を歌い、涙を流したという悲話が残されています。
また、「富屋旅館」は敗戦後に知覧を訪れた特攻隊員たちの遺族たちが宿泊できるようにと、トメさんの計らいから創業されました。館内の自室に観音さまをお祀りし、毎日手を合わせて拝んでいたのだそうです。
■ 基本情報
- ・名称:富屋食堂(ホタル館)
- ・住所:南九州市知覧町郡103-1
- ・アクセス:バス停「中郡」から徒歩すぐ
- 指宿スカイライン「知覧IC」から車で約15分知覧特攻平和会館から車で5分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0993-58-7566
- ・料金:入館料 個人/大人 400円 小中学生 300円
- 団体/大人 350円 小中学生 250円 (15名以上)
- ・公式サイトURL:http://www.chiran.co.jp/
有名な知覧の特産品
http://www.kyo-chikiriya.com/blog/tea_about/%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E8%8C%B6…
日本一の収穫量「知覧茶」
知覧茶は、その名の通り、鹿児島県南九州市知覧町にて栽培されている緑茶です。知覧は、温暖な日照条件に恵まれ、良質なお茶づくりに有利な立地となっています。その好条件を生かして育てられています。知覧茶は、透き通った若緑色とさわやかな香りが特徴となっています。近年では農林水産大臣賞で連続日本一や全国茶品評会日本農業中央会長賞受賞をはじめ、各種賞を度々受賞しています。日本一の収穫量を誇り、全国的に高い評価が与えられています。
本格芋焼酎「桜島」ブランド
本格芋焼酎「桜島」を蒸留しているのは本坊酒造さんです。こちらは、明治5年(1872年)の創業の焼酎の蔵元さんです。薩摩を代表する特産物である甘藷を使って「桜島」を送り出されています。製造にあたっては、幾つかのこだわりがあります。先ずは水へのこだわり。知覧の天然水です。次に主原料の芋でしょう。そして麹。黒麹仕込みと白麹仕込みです。技にもこだわります。常圧蒸留、減圧蒸留、特許取得の磨き蒸留がそれです。最後に時間です。美味い焼酎は、貯蔵により時に磨かれるからです。
知覧蒸留所では、「桜島」や「黒麹仕立て桜島」、「さつまおはら」、「知覧紅芋黒麹仕込薩摩紅」を手掛けています。中でも、南薩摩の伝統、黒麹仕立ての芋焼酎桜島は、生粋の薩摩仕込みの本格芋焼酎として愛されています。
■ 基本情報
- ・名称:本坊酒造 本格芋焼酎「桜島」
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町塩屋29226-1(知覧蒸留所)
- ・電話番号:0993-86-2008
- ・公式サイトURL:http://www.hombo.co.jp/
養鶏が盛ん! ご当地グルメ「といのずし」
「といのずし」と聴くと、どんなお寿司だろうと思われるかも知れません。しかし、「といのずし」は寿司料理ではありません。実は、知覧町は鶏の飼育も盛んに行われています。「といの(鶏の)ずし(雑炊)」と言うのが本当です。地元で古くから催事の際に作られていたようです。現在では、鶏を炊き込んで作る共通のスープを使用し、各店舗で多彩にアレンジして提供されています。食べられるのは知覧町内のみとなっています。知覧観光で訪れた際には、知覧のご当地グルメをお試し下さい。おすすめです!
■ 基本情報
- ・名称:といのずし
- ・住所: 鹿児島県南九州市知覧町
- ・会社:知覧といのずし研究会(南薩食鳥株式会社)
- ・電話番号:0993-83-2086
- ・関連店:■知覧パラダイスTEL:0993-83-3211
- といのずし定食…1,050円、といのずしオムライス…840円
- ■知覧さくら館TEL:0993-83-4421
- といのずしセット…1,200円(2日前までに要予約、2名~)
- ■富屋旅館別館門前ぎゃらりーTEL:0993-83-1038
- とぉーいとい…500円、セットは1,050円、御膳は1,260円
- ■薩摩英国館TEL:0993-83-3963
- Toino zushi…1,000円(1日10食限定、11時30分~15時、予約可)
- ■旬彩茶屋 和TEL:0993-83-1753
- といのずし…700円(11時~14時)、コーヒー・デザート付きのセット…900円
- ・参考サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/gourmet/50983/
知覧への行き方
http://www.chiran-navi.com/cks/cks_access.html
鹿児島空港から
鹿児島空港から空港バスで金生町(山形屋バスセンター)へ。 その後、路線バスで知覧へ。鹿児島空港から空港バスで鹿児島中央駅へ。その後、JRまたは路線バスで知覧へ。
鹿児島空港から空港バスで平川駅または喜入駅へ。その後、路線バスで知覧へ。
鹿児島中央駅から
鹿児島中央駅から指宿枕崎線で平川駅へ。その後、路線バスで知覧へ。平川駅からバス停まで徒歩5分。鹿児島中央駅から指宿枕崎線で喜入駅へ。その後、路線バスで知覧へ。喜入駅からバス停まで徒歩3分。
知覧型二ツ家民家
ぱっと見で、昔に作られたのだとわかる外観をしている知覧型二ツ家民家。屋根は藁で覆われています。この民家は独特の形状をしており、空から見るとL字型の形をしています。知覧型二ツ家民家は住居用のスペースと台所などのスペースが分かれています。分かれているものを1つにつないでいるので二ツ家民家と。
この知覧型二ツ家民家は知覧にしかありません。知覧に住んでいた人の生活を感じれるので、ぜひ見に行って下さいね!
基本情報
- ・名称:知覧型二ツ家民家
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡
- ・アクセス:バス停:武家屋敷入口から徒歩3分
- ・営業時間:09:00〜17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0993-83-2511
- ・料金:無料
- ・参考サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=J0067457
トメ観音堂
トメ観音堂は、トメさんによる感謝の気持ちの観音像を奉った観音堂です。特攻の街として知られている知覧にいる特攻隊員を思って作れられているのです。ここは自由に参拝することができるので、近くに立ち寄った際はぜひ。トメさんとは?
トメさんとは、鳥濱 トメのことです。この人は多くの特攻隊員の面倒を見ていました。その姿からついた名は「特攻の母」。トメ観音堂の中は、一般的な民家です。ここで特攻隊員を癒してたことを想像すると、当時の歴史を味わえるかもしれません。
基本情報
- ・名称:トメ観音堂
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡104 (気づきの宿 富屋旅館)
- ・アクセス:バス停:中郡下車、徒歩1分
- ・電話番号:0993-83-4313
- ・参考サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=MK000063
西郷恵一郎邸庭園
風流で大きな庭、西郷恵一郎邸庭園。木は全て丁寧に整えられており、非常に綺麗です。この庭は1つのものを表現していて、整えられている木は連山を表現しているのです。ここは芸術的な庭でもあるのです。芸術的なものは木だけでなく、高い石組みや地面にある大きな岩。石組みは鶴、大きな岩は亀をイメーージしています。
鶴亀の庭園
石で鶴と亀を表現していることから、鶴亀の庭園とも呼ばれています。鶴亀で長寿祈願の意味も込められています。基本情報
- ・名称:西郷恵一郎邸庭園
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡
- ・アクセス:バス停 武家屋敷入口から徒歩1分
- ・営業時間:09:00〜17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0993-58-7878
- ・料金:500円
- ・参考サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=MK000001
ちらん人形博物館
バス停の目の前にある建物、それはちらん人形博物館です。鹿児島空港からバスにゆらゆらと乗って1時間15分。おしゃれな外観をした博物館が出迎えます。喫茶店かと思う外観ですが中は博物館そのもの。中にはショーケース一杯に人形が置いてあります。館長が所有しているこの人形は、1万点も展示されています。
博物館ですが、中には喫茶店やお土産屋さんコーナーも。博物館を堪能してもいいですし、喫茶店も!
基本情報
- ・名称:ちらん人形博物館
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町郡29
- ・アクセス:バス停「中郡」からすぐ
- ・営業時間:10:00〜17:00
- ・定休日:水曜
- ・電話番号:0993-83-2589
- ・料金:400円
- ・参考サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=J0051999
前田いちご園
前田いちご園は「前田さん夫婦」が心を込めて作るイチゴがあるイチゴ農園です。ここでは事前に予約をすればイチゴ狩り体験をすることができます。もちろん前田いちご園で作っているイチゴを買うことも!体験できるのはイチゴ狩りだけではありません。イチゴ大福・ジャムを作る体験イベントも!イチゴに関する様々なことが体験できるのです。
イチゴ狩りは1〜3月、ジャム・イチゴ大福作りは4月・5月にのみ行えます。新鮮な体験ができるので是非!
基本情報
- ・名称:前田いちご園
- ・住所:鹿児島県南九州市知覧町永里5099-3
- ・アクセス:JR平川駅から車で25分
- ・営業時間:09:00〜17:00
- ・定休日:無休(5月〜12月は休園)
- ・電話番号:0993-84-2182
- ・料金:体験は2,000円
- ・参考サイトURL:http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=JF009121
いかがでしたでしょうか?特攻の街でもある、知覧の観光スポットについてご紹介しました!どの観光スポットも歴史を感じることができますね。ご紹介した場所で1つでも興味が湧くことがあれば、是非行ってみて下さいね!
素材提供:トリップアドバイザー