空が透ける洞窟！台湾人以外ほとんど知らない「青の洞窟」がミステリアス

台湾は、日本から比較的近い国ということもあり、常に人気の旅行先ですよね！何回も訪れたリピーターさんも多いのではないでしょうか？実は、台湾好きな方にもほとんど知られていないと言っても過言ではない絶景スポットがあるんです。知られざる”空が透ける洞窟”に行ってみませんか？

イタリアの人気観光スポット「青の洞窟」

タリア南部のカプリ島にある「青の洞窟」はご存知かと思います。「青の洞窟」は、海岸沿いにある波の浸食によって出来た洞窟で、小船に乗って洞窟に入っていくることができる人気のスポットです。

カプリ島にある神秘的な海蝕洞

「海蝕洞」とは、海岸の崖が波に浸食されてできた洞窟のこと。洞窟に入ると、水中の穴から光が漏れ、海面が真っ青に輝き、とても神秘的な光景です。まるで映画のセットのよう！その絶景は「イタリアまで来て良かった～」と思える光景です。

そんな青の洞窟が台湾にも！

さて、カプリ島の「青の洞窟」は大変有名ですが、実は台湾にも似たような海蝕洞があり、「青の洞窟」と呼ばれているスポットがあることをご存知でしょうか？台湾が大好きなリピーターさんの多くもえ？知らない！！と思ったはず。

知られざる台湾の「青の洞窟」。イタリアまで行かなくても台湾でも楽しめるって初耳ですよね？台湾のどこにあるの？

場所は本島の西に位置する無人島「西吉島」

ガイドブックにも取り上げられていない台湾版「青の洞窟」は、台湾本島の西側にある澎湖諸島の「西吉島」という無人島にあります。島の海岸線は柱のように岩が切立っています。この島の海岸線に「青の洞窟」があるらしいのです！

島内にある「灶籠(光の籠)」に存在

「青の洞窟」は、台湾では「灶籠（光の籠）」と呼ばれる切立った岩の中にある洞窟です。周囲は真っ青な海がキラキラと輝き、洞窟への入り口から小船で入っていくと、その洞窟の中は絶景！岩も反射で真っ青に見えます。

台湾語では「透天海蝕洞 (空が透ける海蝕洞)」

台湾でこの洞窟は、「透天海蝕洞 (空が透ける海蝕洞)」と呼ばれています。洞窟の天井には穴が開いていて、空が透けて見えるのです。その穴から光が差し込み、その光で海面が青く光ることで幻想的な光景が広がっているのです！

名前通り空が透けるような美しさ

こちらが洞窟の中から見た光景。その名の通り空が透けて見え、その光や青の色加減はハンパない美しさ！洞窟の中から見る、天井から差し込まれた光はまさに「神秘的」。こんな絶景が台湾にあったなんて！感動すること間違いなしですよ。

特徴は柱状に連なる玄武岩

本家カプリ島の「青の洞窟」との違いは、なんと言ってもこの洞窟の岩が切立った柱のような形状をしていることではないでしょうか。これは、玄武岩が連なっているものなのだそうです。遠くから見ると、まるで城塞のようにも見えますね！

台湾でもあまり知られていないレアスポット

ガイドブックに載っていないばかりか、台湾ツウの旅行者の間でもあまり知られていない「透天海蝕洞」。実は、台湾の人たちの間でもつい最近知られ始めたという、旅行先としては、まだレアスポットなのだそう。台湾ツウは早速チェックしなきゃ！

台湾版「青の洞窟」を見に行こう！

台湾で大自然の絶景を見てみたいなら、ぜひともおススメの、台湾版「青の洞窟」。まだあまり知られていないので、他の旅行者に先駆けてレアスポットに行ってみたい、という方にもおススメです。台湾国内外でもきっとこれから人気が急上昇してくるスポットではないでしょうか。

台湾ファンの方もおそらく知らないであろうレアスポットの「青の洞窟」をご紹介しました。西吉島周辺の澎湖諸島は、台湾ではビーチリゾートとして有名なので、澎湖島でのマリンリゾートの一環として訪れるのもよさそうですね！