静かに落ちる滝！京都大原にある「音無の滝」の魅力

轟々と響く滝の音に癒される人もいるでしょうが、こちらは三千院裏手にある『静かな滝』。なんとも不思議な滝には、様々ないわれが残されているのです。森の中に、存在する不思議な滝の魅力は実際に足を運ばないとわかりませんよ！！

１．「音無の滝」とは？

一枚岩を流れて岩の表面に水が跳ねる見応えのある滝です。三千院の裏山には小さな滝がもう1つありますが、音無の滝は奥に入ると見える3～4M程の滝です。人も殆どいないので、1人になりたい時に立ち寄りたい。

２. どんな魅力が？

声明の天才的演奏家であった聖応大師が、この滝の前で修行をしていると滝の音と声が一体になったことから無音の滝と名付けられたようです。

自然と一体化する事で、我をなくし心を無にする事と、水音が人の声に似ている事をあわせた故事ではないかと思いますが本当に静かなところで、仏閣や寺社回ったように気持ちが洗われますよ。

３．見どころ・お勧めポイント

森の中の滝

大原は自然の多い地域で、音無の滝の近くは三千院や来期迎院があります。音無の滝までは森の中を歩き坂道を登らなくてはならないので体力を使います。

途中に小さな滝があるので間違えそうですが、かなり奥まで歩かないと付かないので頑張って歩きましょう！！近辺は寺院も多いので、大原で1日過ごすのもよいですね。

宝泉院

宝泉院は勝林院の住職の坊としての建てられたもので、華やかな雰囲気もなく非常に静かです。大原らしい穏やかなところですが、門をくぐると圧倒される五葉松は近江富士を模ったと伝わります。樹齢も700年の老木ですが、座敷からの眺めは穏やかで心を落ち着かせてくれます。

こちらにも伏見城から移された『伏見城の鳥羽元忠自刃跡』でもある血天井があり、供養されているのです。

来迎院

京都大原は天台声明に深く関わっていて、中でも「来迎院」は声明道場の中心でもあります。声明は、仏教の経典などに節をつけて唄う仏教音楽で、法要儀式で教典に節をつけて読み上げるんですよ。

毎週日曜には声明の歴史を学んだり住職の声明を聞くこともできます。大原の寺院の中では、観光客も少ない穴場です。音無の滝を訪れるならこの来迎院にも足を運んでください。

４．口コミ

音無の滝より三千院境内に続くせせらぎ pic.twitter.com/P7BKXccJ89

— Ji_Runai05 (@bell_poets) 2015, 8月 15

日が落ちかけているせいもあるけど、ここはすげぇ涼しい。 (@ 音無の滝 in 京都市, 京都府) https://t.co/6q1K2iuPjp pic.twitter.com/qfMEVVG1gV

— みやび (@miyabi099) 2015, 8月 11

音無の滝ーー pic.twitter.com/HiWpHlW0Ds

— asa (@asaforcrown) 2015, 7月 26

５．詳細

静かな大原にある、静かな滝。見逃してしまいそうな小さな滝ですが、大原の自然を楽しみながら、ここで自分と向き合ってみませんか？