埼玉県本庄市は、上越新幹線本庄早稲田駅が2004(平成16)年3月開業し、都心と近くなりました。駅名の「早稲田」は1970(昭和45)年に早稲田大学セミナーハウス設置以来、駅周辺を早稲田の森と呼ばれていることに因んでいます。2006(平成18)年1月に児玉郡児玉町と合併し、新たな本庄市になりました。
本庄市は旧石器や前の山古墳から全国唯一の楯持人物埴輪が発見されています。中世は武蔵七党の一つ児玉党がこの地を支配し、児玉党本家が本庄氏を名乗りました。戦国末期に本庄氏滅亡後、江戸初期に小笠原氏が領主となり、すぐに古河に転封後は天領となり、中山道の10番目の宿場町して賑わっていました。
本庄市は中山道の宿場町として昔から人々が行き交うところであり、古墳あり、児玉地方の霊場めぐりあり、本庄まつりあり、千本桜、骨波田の藤、ぼたん、あじさいの小路、曼珠沙華自生地と季節の花々あり、またゴルフ場、ヘラブナ釣りの間瀬湖などもありと、自然と歴史が織りなす調和が魅力です。
大蛇退治伝説とは大きな沼の裏山に大蛇が住み村人を困らせていた時、蝦夷討伐途中の坂上田村麻呂が通り大蛇をやっと退治したが、その後天災などが相次ぎたたりではと皆が怯えていました。そこに高僧が通り祈祷すると水面に大蛇の骨が浮かび、骨を裏山の祠に手厚く葬るとその後は平和になったというものです。
間瀬湖は、「新日本百景」「ため池百選」に指定され、「ふるさとさいたま百選」「利根川百選」でもあり、ダムの堰堤と堰堤管理橋は国の有形文化財に登録されています。東日本に残る最古の農業専用のコンクリートダムといわれている戦前の灌漑用ダムです。
そんな人造湖の間瀬湖では関東一澄んでいる透明な水と、そしてウキの動きが見えるというヘラブナ釣りの名所としても有名です。環境抜群な間瀬湖はファンも多く、一年中楽しめますが、ベストシーズンは4月~11月です。桜の季節や紅葉の頃も良いです。是非お近くの方は行って見てください。
また園内にはソメイヨシノが約300本植えられていて、桜の季節にはピンクや白い桜でいっぱいです。また園内には児玉町出身の盲目の江戸時代中期の国学者で「群書類従」の編纂刊行者、塙保己一の記念館がありましたが、平成27年7月に近くのアスピアこだま内にリニューアルオープンしました。
建物の内部には歴史民俗資料館として、本庄市小島の前の山古墳より出土した全国でも唯一の「笑う楯持人物埴輪」が常時展示されています。資料館の前には、皇女和宮が御降嫁の際にくぐったとされる本庄宿の田村本陣の門が移築されています。
余熱利用施設 湯かっこ(児玉郡市広域市町村圏組合立)
「湯かっこ」は余熱を利用したプール施設、温浴施設で、地域の交流の場、憩いの場、健康づくりの場を提供し、1日中楽しめるところです。隣にある小山川クリーンセンターのごみ焼却で出る余熱を使っての日帰り温泉として、またはお子様のスイミングスクールとして利用することができます。
1Fには温水プール、幼児プールがあり、2Fはリラクゼーションラウンジや大広間、個室があります。3Fは泡風呂、ジェット、水風呂、替わり湯、ミストサウナ、遠赤外線サウナ、露天風呂の温浴施設になっていて、幼児からシルバーの幅広い年齢の方が楽しめる施設になっています。
熊谷と高崎のちょうど中間にある本庄市ですが、通ったことはあっても行ったことはないという方、他にも本庄まつりや曼珠沙華自生地などありますのでちょっと寄り道して見て下さい。
1.「埼玉県本庄市」とは?
本庄市は旧石器や前の山古墳から全国唯一の楯持人物埴輪が発見されています。中世は武蔵七党の一つ児玉党がこの地を支配し、児玉党本家が本庄氏を名乗りました。戦国末期に本庄氏滅亡後、江戸初期に小笠原氏が領主となり、すぐに古河に転封後は天領となり、中山道の10番目の宿場町して賑わっていました。
2. どんな魅力が?
本庄市は中山道の宿場町として昔から人々が行き交うところであり、古墳あり、児玉地方の霊場めぐりあり、本庄まつりあり、千本桜、骨波田の藤、ぼたん、あじさいの小路、曼珠沙華自生地と季節の花々あり、またゴルフ場、ヘラブナ釣りの間瀬湖などもありと、自然と歴史が織りなす調和が魅力です。
3.見どころ・お勧めポイント
骨波田(こつはた)の藤(長泉寺)
曹洞宗大用山長泉寺には、「骨波田の藤」と言われる樹齢約650年の県指定天然記念物の藤があります。東国花の寺・百ケ寺にも指定されて、見頃は4月下旬から5月中旬です。「骨波田」とは長泉寺がある地名の高柳字骨波田のことで、骨波田伝説なる大蛇退治の伝説があります。大蛇退治伝説とは大きな沼の裏山に大蛇が住み村人を困らせていた時、蝦夷討伐途中の坂上田村麻呂が通り大蛇をやっと退治したが、その後天災などが相次ぎたたりではと皆が怯えていました。そこに高僧が通り祈祷すると水面に大蛇の骨が浮かび、骨を裏山の祠に手厚く葬るとその後は平和になったというものです。
■ 基本情報
- ・名称:骨波田の藤(大用山長泉寺)
- ・住所:埼玉県本庄市児玉町高柳901
- ・アクセス:JR八高線児玉駅からタクシーで約10分、関越道本庄・児玉I.C.から車で約20分
- ・駐車場:あり、100台
- ・営業時間:開花中のみ開園、8時~20時
- ・定休日:開花中のみ開園、無休
- ・電話番号:0495-72-3122(長泉寺)
- ・料金:大人(中学生以上)500円、子供(小学生以上)300円、小学生以下無料 ※団体割引あり、16名以上で1人あたり1割引 ※ライトアップ時間帯…18時以降、大人料金が600円になります。
- ・オススメの時期:藤/4月下旬~5月中旬
- ・公式サイトURL:(長泉寺ホームページ)http://www.kotuhata.or.jp
- (埼玉県公式観光サイトちょこたび埼玉ホームページ)https://www.google.co.jp/
間瀬湖ヘラブナ釣り
そんな人造湖の間瀬湖では関東一澄んでいる透明な水と、そしてウキの動きが見えるというヘラブナ釣りの名所としても有名です。環境抜群な間瀬湖はファンも多く、一年中楽しめますが、ベストシーズンは4月~11月です。桜の季節や紅葉の頃も良いです。是非お近くの方は行って見てください。
■ 基本情報
- ・名称:間瀬湖ヘラブナ釣り
- ・住所:埼玉県本庄市児玉町小平
- ・アクセス:JR八高線児玉駅より徒歩約60分、又は本庄児玉I.C.から車で約10分、花園I.C.から車で20分
- ・駐車場:あり
- ・営業時間:日の出から日の入り
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:0495-72-1331(本庄市観光協会児玉支部)
- ・料金:一般用日釣券400円、現場日釣券500円、レンタルボート2,200円、桟橋釣り1,000円
- ・オススメの時期:4月~11月
- ・公式サイトURL:(本庄市観光協会ホームページ)http://www.honjo-kanko.jp/
- (埼玉県公式観光サイトちょこたび埼玉ホームページ)http://www.sainokuni-kanko.jp/
城山公園(雉岡城址)と塙保己一記念館
城山公園は雉岡城址で、山内上杉家によって築かれた城です。五十子陣への補給などの役割を担っていたようで、その後も上野国平井城の支城や鉢形城の支城として使われたようです。現在も大規模な空堀や土塁が残っていて、県の指定史跡になっています。また園内にはソメイヨシノが約300本植えられていて、桜の季節にはピンクや白い桜でいっぱいです。また園内には児玉町出身の盲目の江戸時代中期の国学者で「群書類従」の編纂刊行者、塙保己一の記念館がありましたが、平成27年7月に近くのアスピアこだま内にリニューアルオープンしました。
■ 基本情報
- ・名称:城山公園(雉岡城址)、塙保己一記念館(アスピアこだま内)
- ・住所:埼玉県本庄市児玉町八幡山446(城山公園)、同八幡山368アスピアこだま内(塙保己一記念館)
- ・アクセス:JR八高線児玉駅から徒歩約10分、又は関越道本庄児玉I.C.から車で約15分
- ・駐車場:あり(本庄市児玉総合支所の駐車場を利用)
- ・営業時間:常時(城山公園)、9時~16時半(塙保己一記念館)
- ・定休日:なし(城山公園)、月曜(休日の場合は翌日)と年末年始(塙保己一記念館)
- ・電話番号:0495-72-1331(本庄市観光協会児玉支部)、0495-72-6032(塙保己一記念館)
- ・料金:城山公園、塙保己一記念館共に無料
- ・オススメの時期:城山公園は3月下旬~4月上旬
- ・公式サイトURL:(本庄市ホームページ)http://www.city.honjo.lg.jp/kanko_bunkazai/
- (埼玉県公式観光サイトちょこたび埼玉ホームページ)http://www.sainokuni-kanko.jp/
本庄市立歴史民俗資料館(旧本庄警察署)
歴史民俗資料館は旧本庄警察署で、その洋風なモダンな建物は埼玉県指定文化財に指定されています。1883(明治16)年にこの地域最初の木造2階建て瓦葺き、しっくい塗りの洋風建築として建てられ、コリント式の柱や半円窓などが見られます。建物の内部には歴史民俗資料館として、本庄市小島の前の山古墳より出土した全国でも唯一の「笑う楯持人物埴輪」が常時展示されています。資料館の前には、皇女和宮が御降嫁の際にくぐったとされる本庄宿の田村本陣の門が移築されています。
■ 基本情報
- ・名称:本庄市立歴史民俗資料館
- ・住所:埼玉県本庄市中央1-2-3
- ・アクセス:JR高崎線本庄駅から徒歩10分
- ・営業時間:9時~16時半
- ・定館日:月曜(休日の場合は翌日)、年末年始
- ・電話番号:0495-22-3243
- ・入館料:無料
- ・公式サイトURL:(本庄市ホームページ)http://www.city.honjo.lg.jp/kanko_bunkazai/
- (本庄商工会議所ホームページ)http://www.honjocci.or.jp
余熱利用施設 湯かっこ(児玉郡市広域市町村圏組合立)
「湯かっこ」は余熱を利用したプール施設、温浴施設で、地域の交流の場、憩いの場、健康づくりの場を提供し、1日中楽しめるところです。隣にある小山川クリーンセンターのごみ焼却で出る余熱を使っての日帰り温泉として、またはお子様のスイミングスクールとして利用することができます。1Fには温水プール、幼児プールがあり、2Fはリラクゼーションラウンジや大広間、個室があります。3Fは泡風呂、ジェット、水風呂、替わり湯、ミストサウナ、遠赤外線サウナ、露天風呂の温浴施設になっていて、幼児からシルバーの幅広い年齢の方が楽しめる施設になっています。
■ 基本情報
- ・名称:余熱利用施設 湯かっこ(児玉郡市広域市町村圏組合立)
- ・住所:埼玉県本庄市東五十子167-3
- ・アクセス:JR高崎線本庄駅から徒歩約20分、又は 本庄児玉I.C.から車で約15分
- ・駐車場:あり(500台)
- ・営業時間:10時~22時(最終入館受付は21時)
- ・定休日:毎週月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/30~1/3)
- ・電話番号:0495-22-8126
- ・料金:大人4時間まで600円、以後1時間ごとに200円、1日は1,000円/子供(小学生・中学生)、シルバー(70歳以上)4時間まで300円、以後1時間ごとに100円、1日は500円
- 回数券(4時間利用11枚綴)大人6,000円、子供(小学生・中学生)、シルバー(70歳以上)3,000円 ※幼児は無料ですが保護者同伴に限ります。
- 年間券大人40,000円、子供(小学生・中学生)、シルバー(70歳以上)30,000円 ※顔写真を用意して下さい。
- 個室利用料金は1部屋は1時間500円、1日は3,000円、2部屋は1時間1,000円、1日は6,000円、3部屋は1時間1,500円、1日は9,000円 ※1部屋は和室20畳1室、予約制ですが空室があれば当日利用可、2か月前より予約出来ます。
- ・公式サイトURL:(湯かっこホームページ)http://www.shisetsu.jp/yukakko/
- (埼玉県公式観光サイトちょこたび埼玉ホームページ)http://www.sainokuni-kanko.jp/
熊谷と高崎のちょうど中間にある本庄市ですが、通ったことはあっても行ったことはないという方、他にも本庄まつりや曼珠沙華自生地などありますのでちょっと寄り道して見て下さい。