美しい杉並木！箱根にある「箱根旧街道杉並木」を散策

今は新しい快適な道路ができ、紅葉など行楽の時以外はわざわざ旧道を通る事も無くなったと思いますが、時間に余裕がある時、また距離も短いので片道だけでも、のんびり時代を感じながら杉の大木に沿って歩いてみるのも普段味わうことのできない贅沢な時間かもしれませんね！

箱根旧街道杉並木とは？

国の指定史跡になっており、芦ノ湖畔の旧東海道にそびえる元箱根から恩賜箱根公園まで約500m続く、箱根旧街道の杉並木です。川越城主・松平正綱が植林し樹齢最高４００年近い大木が４００本以上並んでおり、夏の強い日差しや冬の寒風から旅人を守っていました。なかには幹回り4メートルの大木になっている木ももあります。

箱根旧街道杉並木の魅力

滝廉太郎の曲の中に『箱根八里』がありますが、その中に「昼なお暗き杉の並木」とあります、当時はまだ倍以上の杉があったのでよけいに暗く感じられたのでしょうが、今は車道と人が通るところが区別されており紅葉シーズンなどで車道が渋滞で動けない時でも、秋の風をさわやかに受けながら杉の大木を眺め、のんびり昔ながらの東海道を想像して歩くのも楽しいものです。

周辺のおすすめスポット

＊箱根旧街道石畳

旧東海道、畑宿から湖畔まで続く石敷きの古道です。江戸幕府が足場の悪い土地を歩きやすくするために整備しました。往時の石畳が保存され、当時の面影を偲ばせています。石畳の両側には、松や杉の木が植えられています。

＊箱根元宮

箱根元宮は駒ケ岳山頂に鎮座する拝殿で箱根神社の奥宮です。神体山、霊峰神山を臨む拝殿で、古代祭祀が行われていました、ご神体山である駒ヶ岳（1357メートル）の頂上に鎮座されています。        

＊恩賜箱根公園

芦ノ湖に突き出した塔ケ島にある大変広い公園です。園内には桜・アジサイ・モミジなどが植えられ、四季折々の風情が感じられる。皇族の避暑や外国からの賓客のための離宮跡地で、公園中央には明治の西洋建築を模した湖畔展望館があります。館内には明治時代に建てられ、関東大震災で倒壊した離宮の設計計画や模型の展示や2階のお茶処で、お茶を飲みながら眺める富士山と芦ノ湖はすばらしいです。

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