日本に「白浜」は１つじゃなかった！この夏行きたい白浜３選

白浜と言えば、【 南紀 】白浜を一番に思い浮かべますが、白浜として知られている観光地は、全国に３ヵ所あります。全国３ヵ所の白浜を、東から遊んで、食べて、泊まる情報を紹介します。

１．【 房総 】白浜

房総・白浜は、房総半島の南端にあります。首都圏の人にはおなじみ、関東の最南端の「野島埼」が、白浜の先にあり、美しい海岸線が東西に広がる太平洋に望むリゾート地です。

白浜には、東京からは鉄道だと、館山で内房線の電車からバスに乗り換えることになります。自家用車ならば、京葉道路・館山道路・富津館山自動車道・国道127号線・410号線経由となります。また、東京駅や千葉駅から高速バスが走っているので、乗り換えなしで東京や千葉から直行出来て便利です。

【遊】白浜フラワーパーク

広々とした太平洋と美しい海岸、様々な草木が植えられたフラワーパークは、植物園らしからぬアクティビティ満載のレジャーランドとなっています。

熱帯の植物が生い茂る温室は、ジャングル体験が出来るジャングルジップやスライダーのある室内プールがあります。１日１組限定のプライベートビーチや、太平洋を眺めながらバーベキューが楽しんだりできます。

アメリカインディアンの移動式住居「ティピ」やオートキャンプ場（夏季限定）で泊まりがけで、南房総のビーチリゾートを満喫することが出来ます。

【遊】野島埼灯台

房総半島の突端にあるのが、「 日本の灯台50選」に選ばれている「野島崎灯台」は、八角形をした美しい白亜の灯台です。

野島崎灯台は、横須賀の観音埼灯台日本で２番目に点灯した洋式灯台で、現在の灯台は1925年に建てられた２代目となります。灯台は一般公開されていて、灯台の上に登れば遮る物が何もない、絶景の太平洋を眺めることが出来ます。

【食】きよ都

海岸沿いにある割烹旅館「清都」の姉妹店で、割烹旅館の本格懐石料理を気軽に楽しめるようにと、板前さんが腕によりをかけて、海の幸、山の幸を料理しています。

お店の営業は、昼の部と夜の部に分かれており、昼の部の「おまかせ定食」はなんと800円、そのほかの定食もお手頃価格！夜の部では、豊富な食材を使った一品料理で出される懐石料理を、手頃な価格で存分に舌鼓を打つことが出来ます。

【食】白浜堂

白浜堂は、創業約130年という白浜の老舗菓子店です。房総フラワーライン沿いにお店があり、『房州名物 酒まんじゅう』の看板が目印となっています。

酒まんじゅうは創業当時のままの製法で作られており、不動の人気を誇っています。南房総では、キンセンカ栽培が盛んなことから、地元で栽培したキンセンカの花びらを、白餡に練り込み皮で包んで焼き上げた「きんせんかの里」も人気の一品となっています。

【食】風の道

白浜の海岸から山の中に入った所にある、山小屋カフェが「風の道」です。メニューはスウィーツのほかには、沖縄風のメニューがあります。そのほかには、ご近所からいただいたものをメニューに加えるなど、手作り感いっぱいのカフェです。

南房総の自然の中で寛ぐカフェタイムは、室内だけでなく、ペットもＯＫの屋外の席でも、ゆっくりと楽しむことが出来ます。

【泊】ホテルリゾートイン白浜

ホテルリゾートイン白浜は、南房総白浜の中で唯一海岸通りより海側にあり、全室オーシャンビューが独り占めできるリゾート感いっぱいのホテルです。ホテルには、一般の客室のほかにもペットと泊まることが出来る「ペットルーム」が８室あります。

夕食は、海を眺めながら食事を楽しめるレストランで、炙り寿司と郷土料理のバイキングや、夏季限定の海鮮バーベキューなどを堪能することが出来ます。朝食は、天気の良い日にはテラス席で、地元食材を使った手作りフレンチトーストなどを、爽やかな潮風を受けながら楽しむことが出来ます。

【泊】房総白浜ホテル

白浜の塩浦海水浴場が目の前にある「房総白浜ホテル」は、全室がオーシャンビューとなっていて、太平洋から登る朝日をしっかりと眺めることが出来ます。

ホテルは、水着のままチェックインが出来たり、50種類のメニューにはサザエの壺焼き、お刺身、ズワイガニなどが食べ放題のバイキングなど、海辺のホテルならではの楽しみがあります。リーズナブルな価格設定で、南房総をしっかりと堪能するには良いホテルでしょう。

２．【 伊豆 】白浜

【 伊豆 】白浜には、800mもの長さで砂浜が広がり、伊豆半島最大のビーチとされる、美しい白砂の白浜大浜があります。そのほかにも、白浜海岸には白浜中央海水浴場や白浜板戸海岸があり、海水浴だけでなく磯遊びやシュノーケリングも楽しめるエリアもあります。

白浜は、伊豆急行の終点伊豆急下田がある下田の町からちょっと北へ向かった所にあり、下田からは東海バスの路線バスが走っていて、夏のシーズンには臨時便が増発されます。

【遊】白浜大浜海水浴場

伊豆半島最大のビーチとして知られている「白浜大浜海水浴場」は、スカイブルーの海と砂浜が美しい、開放的な雰囲気の広々とした海岸です。

海開きは７月中旬となっていますが、天気が良ければＧＷから、クラゲもほとんどいないので、９月中旬まで泳げるという、暖かい南伊豆らしい海岸です。サーフィンにも良いコンディションの海岸なので、大勢のサーファーも訪れて来ます。

【遊】白浜神社

白浜神社は、白浜大浜海岸と白浜中央海岸との間にあるお社で、創建されてから2,400年以上の歴史がある伊豆半島最古の神社です。神社には、縁結び・子授けの神様の伊古奈比咩命と、商業と漁業の神様である三島大神が主神として祀られています。

三島大神が伊古奈比咩命を妻に迎えて、白浜に宮を作り棲み暮らし、初島や伊豆七島を作ったという伝えがあります。2001年に歌手の西城秀樹が、このお社で結婚式を挙げたことでも知られているお社です。

【食】カフェレストラン パパス

お店の前に立つと、南伊豆・白浜海岸の青い海と白い砂のイメージが涌いて来るような外観の「カフェレストラン パパス」は、東伊豆道路沿いの下田プリンスホテルにほど近いところにあります。お店の中は木がふんだんに使われていて、優しい雰囲気のあるログハウス風になっています。

地魚や自家栽培のハーブなどを用いたイタリアンやメキシコ料理がメニューに並び、素材へのこだわりと、手作り感が一杯の美味しい料理を楽しむことが出来ます。

【食】磯一

白浜海岸の中心から東伊豆道路を下田へ抜ける、峠道を上る途中の道沿いに、金目鯛や地魚が自慢のお店「磯一」があります。

金目鯛水揚げ日本一の下田ならではの、地元の網元から直接買い付けた金目鯛を、秘伝のタレで姿煮した金目鯛定食がお店のオススメです。また、網元直送の魚のお刺身や、料理長おまかせ定食など、海の幸を堪能することが出来ます。

【食】漁師料理 ゑび満

東伊豆道路で白浜海岸の町に入る手前、海に面した道路沿いに「漁師料理 ゑび満」はあります。お店の近くから『地金目鯛』の幟が並び、お店の横は漁船の船溜まりになっています。

お店は潮見小屋風で、自慢の金目鯛のしゃぶしゃぶやにぎり寿司、浜焼き、地金目鯛そうめんなど、下田の地金目鯛を満喫することが出来ます。そのほかにも、地元の漁師めしやオリジナルメニューがあり、下田の海の幸をしっかりと楽しめます。

【泊】ガーデンヴィラ白浜

白浜海岸からちょっと離れた山手にある、別荘のような宿がガーデンヴィラ白浜です。どこからどこまでなのかスタッフでもわからないほど広い庭と自然に囲まれ、空と海とを存分に眺めることが出来る、景色の良いお宿です。

お宿には貸切の露天風呂があり、美しい海と空とを眺めながら旅の疲れを取ることが出来ます。夏はゆっくりと寛げるテラスのプールを利用することも出来ます。また、７種類のお部屋のほかに、ガーデンヴィラのお庭の隣には、小さなキッチンもあるオーシャンビューの離れもあります。

【泊】下田プリンスホテル

下田プリンスホテルは、白浜海岸の北にある白浜中央海水浴場に面しています。砂浜沿いにはボードウォークやサンデッキが設けられており、プライベートビーチのように、海水浴だけでなく海洋浴や海辺の散策を楽しむことが出来ます。

白浜中央海水浴場は、『 快水浴場百選』のひとつに選ばれており、『① 美しい　② 清らか　③ 安らげる　④ 優しい　⑤ 豊か』の５つのポイントのうち、「安らげる」と「美しい」に高い評価を受けています。

３．【 南紀 】白浜

【 南紀 】白浜は昔から京阪神エリアの奥座敷として、週末になると大阪難波・天王寺から南紀直通の列車が走っていました。今も白浜には温泉リゾートとして夏は海水浴、冬は温泉とグルメなど、多くの人達がレジャーを楽しみに訪れています。

白浜は大阪からの鉄道が一番便利な交通手段でしたが、2015年７月12日に紀勢自動車道の南紀田辺IC～南紀白浜IC間が開通したことから、ICから車で15分ととても便利になりました。白浜には南紀白浜空港があり、東京・羽田空港との間に１日３往復のフライトがあります。

【遊】アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドが出来たことで、白浜は京阪神の奥座敷の温泉地から、温泉リゾートへと発展しました。アドベンチャーワールドには、世界の人気者のジャイアントパンダが日本一の７頭という大家族で暮らしています。

多彩なパフォーマンスを見せてくれるイルカやクジラ、サファリワールドなど、楽しませてくれる動物たちがたくさんいます！

【遊】白浜エネルギーランド

白浜エネルギーランドは、人・地球とエネルギーをテーマにした体験型テーマパークです。エネルギーランドは、映像体験、不思議体験、健康体験の３つ体験が出来るようになっています。

映像体験では、7000万年前のアラスカを舞台とした３Ｄシアターや、恐竜時代へタイムスリップ体験が出来る体感シュミレーターなど臨場感あふれる世界が広がります。不思議体験では、錯視を体験できるコーナーや、視覚のトリックを使ったトリックアートなどが楽しめます。健康体験では、体重に合わせて吹き上がる噴水や、源泉掛け流しの足湯などがあります。

【食】大皿惣菜 まある

大皿惣菜 まあるは、白浜の桟橋や漁港に向かう表通りからちょっと離れたところにある、知る人ぞ知る美味しい白浜の海の幸が楽しめるお店です。

白浜沖で獲れたカツオ、アオリイカ、ガシラなどの新鮮な魚を、毎日漁港から仕入れて提供しています。日本一と自慢のしらすや、ブランドにもなっているヒロメを使った料理など、メニューは常時100種類と豊富で、季節になれば伊勢海老が手頃な値段で楽しめます。

【食】旬菜台所 とも

白浜の名の元とも言える、美しい白砂の白良浜のすぐ近くにあるのが『旬菜台所 とも』です。新鮮な海の幸だけでなく、紀州ならではの山の幸や自家製のお米や梅など、こだわりの食材で、手作りの美味しい料理を楽しむことが出来ます。

お店の人気なこだわりの一品は、自家製梅干しが入っている『紀州梅コロッケ』です。毎日入ってくる旬な魚介類の数々で作られるお料理も、もちろんオススメの一品です。

【食】美砂屋

美味しいチーズ料理が評判の美砂屋は、お店を始めてから10年以上になる、ピッツァ・チーズ料理の専門店です。手作りで出される一つ一つの料理は、チーズと使われる食材との相性がベストになるように工夫されています。

サクサクっとした生地と具材にベストマッチするチーズが美味しいピッツァや、料理にマッチするようにブレンドされたチーズが素晴らしいパスタやグラタンなど、盛りだくさんのチーズ料理メニューが並んでいます。デザートには美味しいチーズケーキがもちろん待っています。

【泊】浜千鳥の湯 海舟

白浜の千畳敷近くの岬にあるお宿が、浜千鳥の湯 海舟です。お部屋から見えるのは、見渡す限りの大海原となっていて、時の移りゆく姿を感じることが出来る、贅沢なひとときを過ごせることでしょう。

海舟には『合気の湯』と『文殊の湯』の２つの源泉があり、大海原と広い空を楽しみながら湯めぐりをすることが出来る、混浴露天風呂、貸切露天風呂、大湯屋など９種類のお風呂があります。また、岬の宿の一番端には、「夕日百選」に選ばれている白浜の夕景色を、ゆったりと楽しめる見晴台「望洋亭」があります。

【泊】白良荘グランドホテル

白良浜が目の前にある白良荘グランドホテルは、1929年に創立された老舗のお宿で、昭和天皇が宿泊したこともあるという格式の高いホテルです。

お部屋は和室10畳のお部屋がメインで、最上階６階は貴賓室もあるロイヤルフロアー『貴船』となっています。お風呂は、白良浜を一望出来る眺望の湯『潮風』があります。地域の味を生かした食事には、美味しい料理を少しずつ楽しめる『美食少量会席』や、ヘルシーな『野菜会席』などがあります。

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素材提供：トリップアドバイザー