国道9号線沿いの観光スポット１１選！出雲大社や鳥取砂丘など見どころたくさん♪

国道9号線は、京都府京都市から兵庫県、鳥取県、島根県、山口県下関市まで5県をまたぐ、山陰のメイン国道となります。

陸上距離としては、なんと約650 km！　国道4号（東京～青森）に次ぐ日本で2番目の長さなんですよ♪また、国道9号線沿いは山陰観光のスポットが点在していますので、まずは9号線の玄関口、京都府亀岡市のスポットご紹介でスタートしていきたいと思います！

国道9号線の起点は京都市内の五条通（堀川五条から西方向が9号線。東方向は1号線）

1.京都府亀岡市：保津川渓谷を二度楽しむ！

亀岡からは嵯峨野まで保津川下り（約2時間）を楽しんだ後、トロッコ列車（約25分）でトロッコ亀岡駅まで戻るといった保津川渓谷の美しい景色を往復で楽しむのも人気だそうです。

保津川下り（約2時間）

亀岡から嵯峨まで16kmに及ぶ保津川下りは、京都観光の中でも有名な舟下りとして知られ、年間を通じて約30万の観光客が訪れます。四季それぞれの自然美とスリルを満喫できます。

トロッコ列車（約25分）

トロッコ列車は、四季それぞれに違った表情を見せる保津川渓谷に沿って走る観光列車です。

2.京都府福知山市：丹波の拠点！光秀の福知山城

歴史好きにはぜひ、立ち寄っていただきたい城。「敵は本能寺にあり」の名言（？）で皆さんご存知の「明智光秀」のお城です。信長討ちの真相はわかりませんが、戦国時代の歴史ドラマを盛り上げるためには必要不可欠な武将です。さまざまな憶測がある光秀という武将が眺めていたであろう望楼からの城下の眺めは抜群です！！

光秀の在城期間は3年。

福知山城は、明治の廃城令によって取り壊されましたが、石垣だけの状態になっていた城をを昭和63年（1986年）初期（望楼型の独立式）の姿に復元されて現在に至ります。

3.兵庫県美方郡：山陰の名湯「湯村温泉」

今からおよそ1150年前（平安時代848年）に慈覚大師によって発見されたと伝えられている古湯。風情のある温泉地なので、ぜひとも寄っていただきたいところです！

NHKドラマ「夢千代日記：1981年」のロケ地

NHKドラマ「夢千代日記：1981年」のロケ地。主演が吉永小百合ということもあり、その閑静な風情が全国に知られました。

温泉地と云えば「温玉」

ぜひ、卵作りにチャレンジしてください！

ポイントは約9分つけて→「すぐに水で冷やす」

美味しく出来ればトロトロに仕上がりますよ！

4.兵庫県美方郡：但馬牛を食べるなら村岡ファームガーデン

地元の但馬牛を1頭買いして、レストランとお肉屋さん「牛将」で販売。

「全ての和牛は、但馬に通ず」　但馬牛の凄さが分かります！→「但馬牛じゃらん」PDF版

村岡ファームガーデンレストラン

毎月29日（ニクの日）やクリスマス限定イベントなどで但馬牛を特別価格で提供されたりしています。ＨＰのイベント情報は要チェック！

5.鳥取県といえば鳥取砂丘

通称”馬の背”とよばれる丘

高さ約50ｍを超える砂丘の頂上までたどり着くと、目の前には日本海が広がっています。絶景なのでぜひ、砂山を登り切って広がる海を見渡してください。

時間があれば、砂丘の思い出にらくだライド！

らくだにまたがって砂丘を歩けば映画のワンシーンのような体験ができます。砂丘が最もよく似合う動物ですし、旅の思い出にぜひ、記念撮影も忘れずに！

6.鳥取県：日本の渚・百選に選ばれた「白兎海岸」

民話「因幡の白兎」の舞台となった「日本の渚・百選」にも選ばれている白砂の浜が続く美しい海岸。

いい夕日が見れるとラッキー！

おまけ：お土産は鳥取砂丘の名物らっきょ！

らっきょは水はけがよい砂地栽培が適しているそうで大粒で美味しいです。色が白くてシャキシャキした歯ごたえと甘酸っぱい味が食欲をそそります。現地のお土産としてどうぞ！

7.島根県：世界遺産・石見銀山

世界遺産・石見銀山

戦国時代の終わりから初期の江戸幕府の財政を支えた、日本で最大級の銀山がここ石見銀山でした。

2007年7月、ユネスコの世界遺産に登録。鉱山遺産としてはアジアで初めての名誉ある登録でした。石見銀山観光はエリアが広いのでまずは「世界遺産センター」に訪れてエリア全体をつかみ、モデルコースを参考にしましょう。

レトロな町並みを見るなら、銀山を支えた「大森地区」

おすすめの大森地区です。時が止まってしまった、、、かの様な江戸時代の町並みが見れます。レトロな写真を撮りたい方にはぜひ、おすすめの撮影スポットです。

8.島根県といえば、出雲大社

縁結びの神様として名高いだけでなく、日本書紀や古事記にもその名前を登場させる出雲大社。島根まできたら必ず一目見ておきたい場所。散策でお腹がすいたら出雲そばもぜひ！

9.山口県といえば秋吉台

教科書に載っていたので知っている方も多いと思いましたが、山口県の代表的な観光地、世界的にも珍しい広大なカルスト台地です。秋吉台はカルスト台地が広がる場所で四季折々の花々が美しく、ドライブにも最適ですよ♪

南の麓に開口する東洋一の大鍾乳洞「秋芳洞」

秋芳洞は秋吉台の地下100m、南の麓に開口する東洋一の大鍾乳洞です。観覧の所要時間は約1時間くらいが目安となります。初めてここに来ると今までの狭い鍾乳洞イメージが変わります。

10.山口県下関市：下関名物の”瓦そば”

大きな瓦の上にこんもりと盛られた茶そば。上には錦糸卵、牛肉、ネギ、海苔、レモン、もみじおろしが盛り付けられています。

考案したのは「たかせ」の創業者。川棚温泉で旅館を営んでいた高瀬さんが、西南の役で兵士たちが瓦の上で野菜や肉を焼いて食べていたという話にヒントを得て、1961年に開発したとのことです。迫力ある山口の名物料理ですのでぜひ、お召し上がりください！

11・山口県下関市：海峡ゆめタワー

国道9号線のゴールは「海峡ゆめタワー」！

　京都から約650kmの旅の最後はここから下関港にある関門海峡と対岸の九州を望む九州を望みましょう。海峡ゆめタワーは平成8年にオープンした山口県内でもっとも高い建物で143ｍあります。

季節や曜日によって様々なライトアップが施され、関門海峡のランドマークとして親しまれています。年末年始には特別ライトアップが実施され、山口県初の「恋人の聖地」にも認定されています。また、眼下には「武蔵vs小次郎」で有名な巌流島が見えますよ♪　

さすがは「恋人の聖地」

夜景がきれいですね！



国道９号線沿いのスポットはいかがでしたか？　私はバイクツーリングで2度走っていますが、瀬戸内側の国道2号線とはまた趣の違う旅が楽しめます。通常であれば2泊3日、余裕があれば3泊4日位の日程がいいと思います。

今回は紹介できませんでしたが、おすすめしたい宿泊地は「湯原温泉」「皆生温泉」です。ぜひ、今回のおすすめスポット11選を参考にして、自分らしい旅をしてみてください！