1.「二本松市」とは?
2. 二本松市の魅力
二本松の魅力といえば「二本松城」を挙げる人は多いでしょう。福島のなかでも指折りの城下町のひとつで、日本100名城に数えられる二本松城は2つ名をもつ名城。現在も市民憩いの公園として整備・公開されています。この二本松城下で行われるのが「二本松の菊人形」。数千を超える菊の花が並び、大輪の花が絢爛に咲き競う様子は感嘆のひとこと。普段は目にすることのほとんどない品種などもお目見えするので、とてもいい目の保養になりますよ。
3.見どころ・おすすめポイント
二本松城は必見!
先ほど取り上げた二本松城は、またの名を霞ヶ城とも白旗城とも呼ばれているお城。白旗ヶ峰にお城がかかることから白旗城とも呼ばれ、またそこに霞がかかることから霞ヶ城とも呼ばれる二本松城は、平山城(ひらやまじろ)と呼ばれる山の中に立つお城の様式をとっていて、地形を利用して建てられたお城ということがよくわかります。所以のある建物として、茶室が移築されて現在まで保存されています。二本松城というよりも、「霞ヶ城公園」という名称のほうが、地元の人には一般的でしっくりくるのかもしれませんね。
お祭りが目白押し!
3000を超える鈴なりの提灯が移動していくさまは秋田竿灯とはまた違う風情があり、町ごとの旗をつけて繰り出される太鼓台7台をすべてみられるのは初日のみとのこと。全部は見られなくても、ひと目は見ておきたい景色です。
秋祭りの昼の代表が菊人形なら、夜の代表は提灯祭りといったところでしょうか。日本三大提灯祭りのひとつとして人気がありたくさんの観光客が訪れるこのお祭りには、ぜひ写真撮影をオススメしたいですね。
■ 基本情報
- ・名称:二本松の提灯祭り(二本松神社例大祭)
- ・日程:毎年10/4~10/6
- ・住所:二本松市役所、JR二本松駅前、霞が城公園ほか
- ・紹介サイトURL:http://www.nihonmatsu-kanko.jp/matsuri.html
ひそかな高級品「みしらず柿」
「みしらず柿」、字だけ見るとどんな柿なんだろうと思いますよね。「身不知柿」と書くのだそうです。二本松だけでなく福島県全体で作られている「渋柿」なんですが、名前の由来は諸説あります。将軍に献上したところ、「未だかつてこのようなおいしい柿を食べたことがない」と言われて名づけられた説、「あまりにおいしくて身の程を知らないほど食べてしまう」という説、「身が大きくて柿の木が枝ごと折れてしまう」ためにこう呼ばれるという説などがあります。
現在でも天皇・皇室へ献上されていると聞いたら、ひとくちでいいから食べてみたいと思いませんか?繰り返しますが「渋柿」なので、「渋抜き」することをお忘れなく(笑)
5.詳細
■ 基本情報
- ・アクセス: 東京からは東北新幹線郡山駅からJR東北本線に乗り換えて二本松駅まで約120分、仙台からは東北新幹線福島駅からJR東北本線に乗り換えて二本松駅まで約50分/ 東北自動車道浦和ICから二本松ICまで約3時間、磐越自動車道新潟ICから二本松ICまで約2時間
- ・公式サイトURL:http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/
気になる場所やお祭りがいっぱいあって紹介しきれない!ぜひぜひ一度訪問してみてください!新しい発見、違う見どころが必ず見つかるはずです。