Abby Yi
京王井の頭線東大駒場前駅の北西、駒場公園の隣にある日本民藝館!民藝と聞くと、いったいどんなものが展示されているかと思いますが、陶磁器をはじめとした美しい生活用品に出会えます。そんな日本民藝館の魅力をたっぷりご紹介します!1.日本民藝館とは?
2.日本民藝館の魅力
柳宗悦は無名の職人の手によって作られ、庶民が使う日用の生活品の中に真実の美を見出し、それを民藝品と名づけました。館内には柳が腕によりをかけて選んだ日本全国の無名の作り手たちの逸品が勢ぞろいしています。なかでも朝鮮李朝時代の工芸品、古丹波、古伊万里、沖縄の染織、大津絵などのコレクションが著名となっています。3.見どころ・お勧めポイント
柳邸(西館)
西館(旧柳宗悦邸)は本館道路向いに建っています。栃木県から移築した石屋根の長屋門とそれに付設した母屋からなり、設計は旧館と同じく柳宗悦です。宗悦が生活の拠点とした柳邸は、様々な部屋や家具が、磨り硝子や障子から差し込む日の光と調和し美しく落ち着いた風景を作り出しています。
土産物売り場
日本民藝館のミュージアムショップは、全国から集められた新作工芸品を販売しています。陶磁器では大分県の小鹿田に代表される九州の諸窯、山陰や益子、沖縄など伝統的な産地で作られたものや、個人で仕事をするものを各種取り扱っています。ミュージアムショップの品は毎年開催される日本民藝館展での入選作を中心に選ばれています。
全国の伝統工芸品のコンクールの展示会
日本民藝館では年に一度「日本民藝館展」が開かれます。伝統技術を継承して作られる個人作家の品を全国から公募し、暮らしに役立つ工芸品の発展をはかります。陶磁・染織・木漆工・竹工などあるゆる分野の工芸品から、優秀作には「日本民藝館賞」の賞が贈られます。会期中は展示即売され、誰でも買い求めることができます。
4.口コミ
日本民芸館に来ました♪快晴! pic.twitter.com/DzU6jVBAMu
— 変太郎@鉄筋コンクリートは蟲 (@pinkmiru1205) 2015, 3月 11
日本民芸館の西館。旧柳宗悦邸を移築したもの。見学できる日もあるとは知らなかった! pic.twitter.com/p4kGSYlP0F
— 棚橋 敬子 (@cinefil_tana) 2015, 1月 25
日本民芸館所蔵の大井戸茶碗「山伏」。美しくなめらかな円を描くさまが見事である。色合いは琵琶色だが少し白っぽくも見える。かの「筒井筒」にも負けず劣らずのひびの入りようである、しかしこの金継ぎがなんとも愛おしい感じがしますなぁ。 pic.twitter.com/ECnuLKJ4t7
— hiyo-bird (@iiiiiiiyo3) 2015, 1月 22
5.「日本民藝館」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称: 公益財団法人 日本民芸館
- ・住所: 東京都目黒区駒場4-3-33
- ・アクセス:京王井頭線「駒場東大前駅」西口から徒歩7分/小田急線「東北沢駅」南口から徒歩15分
- ・営業時間: 10時~17時(最終入館は16時30分まで
- ・定休日: 毎週月曜日
- ・電話番号: 03-3467-4527
- ・料金: 大人1,100円(900円)、高大生600円(500円)、小中生200円(150円)
- ・所要時間: 1~2時間程度
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.mingeikan.or.jp/