http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E8%89%AF%E9%96%93%E5%B3%B6
多良間島での観光はとても魅力的なものです。宮古島と石垣島のほぼ中間に位置しており、周囲をサンゴ礁と美しい海に囲まれた小さな島です。宮古島から飛行機、もしくはフェリーでいくことができます。島内は、車を30分ほど走らせれば、島をぐるりと一周することができてしまうほど、とっても小さな島。この場所には多くの史跡があり、伝統芸能の「八月踊り」は国の重要無形文化財に指定されています。自然が多く、都会の喧騒から離れているのでのんびりと生活したい方やゆっくりとした旅行をされたい方にはピッタリな場所ではないだろうか。そんなスローライフに合う多良間島の、今のおすすめスポットやグルメに名産品をご紹介します。
1.多良間島とは
http://www.taramajima.net/
多良間島は、周囲約11キロの楕円形の島で沖縄県では11番目の大きさです。サンゴ礁が隆起した島のため山や川は無く、平坦な地形をしています。多良間村の人口は約1200人。約8km離れた水納島の2島からなっています。2.多良間島の天候
一年を通して温暖な気候で、12月~3月を除けば、ずっと半袖で過ごせます。周りを海に囲まれているため真夏も気温が上がり過ぎず、一日の気温の変化も少ないので比較的過ごしやすい気候です。平坦な土地のため風が強く、集落には風よけのために防風林のフクギが沢山植えられています。http://shimanosanpo.com/churajima01/miyako00/kikou.htm
多良間島(仲筋 = 多良間空港)と東京の気温および降水量グラフhttp://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/world/kion/Japan/Tarama_jima_Island.htm
3.多良間島の観光スポット
独特な文化がつちかわれてきた多良間島には美しいビーチと沢山の史跡があり、見どころ満載です。島を一周できる道路はアップダウンが少なく、サイクリングに最適ですよ!八重山遠見台
http://blog.livedoor.jp/gaebolg/archives/52177720.html
平らな地形の多良間島は、一番高いところで標高わずか37m。八重山遠見台は船舶の往来や外敵を見張るために17世紀頃に造られた国の史跡です。島全体はもちろん、水納島や晴れた日には宮古島、八重山諸島を見渡せます。すぐそばには更に高い展望台が造られています。塩川御嶽とフクギ並木
http://blog.livedoor.jp/gaebolg/archives/52177732.html
塩川御嶽は島の東部にあり、島の住人に古くから大切にされてきた聖域です。塩川御嶽へ続く道にはフクギの大木が650mにも渡り続き、御嶽はイヌマキやリュウキュウコクタンなどが生い茂る森に囲まれています。森の植物はフクギ並木とともに沖縄の天然記念物に指定されています。直線に続くフクギ並木の終点は塩川御嶽。
http://blog.livedoor.jp/gaebolg/archives/52177732.html
ウカバビーチ
http://www.okitour.net/Column/sightseeing/beach/00053/
周囲をサンゴ礁に囲まれている多良間島は、島の周りをほとんどビーチに覆われています。きめの細かい白砂のビーチが多く、名前が付いているだけで約40箇所もあります。プライベート感いっぱいで、のんびりしたい人におすすめです。4.多良間島の名物
サトウキビ畑と放牧場が広がる多良間島の名産品は、自然が生んだ素朴なものです。民宿やお食事処では島の名物を味わうことができますよ!多良間島産黒糖
http://g-kazahana.com/date/2012/08?cat=13
多良間島に行ったら絶対買いたいのが島特産の「黒糖」です。ミネラル豊富な土壌とサトウキビの品質の良さで知られる「多良間島産黒糖」は沖縄一と言われています。混ぜ物なしのサトウキビをギュッと絞って煮詰め、固めただけの昔ながらの黒糖は優しく深みのある甘さが特徴です。ぱなぱんびん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B1%E3%81%AA%E3%81%B1%E3%82%93%E3%81%B3%E3%82…
空港のお土産店で買えます。http://syltetoejsglas.blogspot.jp/2013/03/blog-post_17.html
「ぱな」は「花」、「ぱんびん」は「揚げ菓子」の意味です。小麦粉、卵、牛乳を使った素朴な味のお菓子で、花びらの形をしています。プレッツェルより軽い口当たり、塩で味付けしているのでビールに合います。サワークリームやサルサソースをつけても美味しいです。うーまきがーす
http://cocoraki.shop-pro.jp/?pid=59495587
地元の方言で、「うーまき」は「太巻き」、「がーす」は「菓子」を指します。渦巻き模様の耳の形をした揚げ菓子です。黒砂糖の甘みがほんのりとして、歯ごたえがあります。たらまんぼー
http://www.lococom.jp/talist/24730152989/2433484/
多良間産名産の黒糖と黒ゴマの入った揚げ菓子です。美味しくて「たまらん」味と多良間島の棒状のお菓子というのが名前の由来。黒ゴマの香ばしい風味と黒糖のほのかな甘味がクセになる味です。たらまピンダ汁
http://tagoo.jp/docs/archives/7561
古くから山羊を飼う習慣のある多良間島の名物はお肉がたっぷり入った「ピンダ汁」。ピンダとは「山羊」のことです。骨と身が軽くほぐれるほど煮こまれた山羊のお肉は柔らかく、意外にあっさりとしています。臭み消しのヨモギを入れると更に美味しくなります。5.多良間島へのアクセス
多良間島へは那覇空港からの直行便はなく、宮古島で乗り換えとなります。宮古島からは飛行機かフェリーで向かいます。●飛行機:宮古島-多良間島 1日2往復 所要時間:約20分
RAC 39人乗り 約20分 電話番号:0120-25-5971(琉球エアコミューター)
●フェリー:宮古島-多良間島 1日1往復(日曜日は運休) 所要時間:約2時間
電話番号 0980-72-9209(多良間海運)
●多良間島から水納島へのアクセス
水納島は、現在1世帯の家族だけが住んでいます。定期船はありませんので、多良間島から船をチャーターして行くことになります。
チャーター船:多良間島-水納島 所要時間:約15分
6.年間イベントをチェック
八月踊り
毎年旧暦の8月8日~10日にわたって行われる行事。もともとは納税の報告と、豊年を祈念するために行われていた行事なのだとか。八月踊りでは「民族踊り」と、沖縄本島からもたらされたとされる「古典踊り」、「組踊り」が披露され、沖縄ならではの踊りを見ることができます。
たらま島一周マラソン大会
手つかずの自然が多く残る多良間島で毎年開催されているマラソン大会。24,3kmのコースから、10kmコース、5kmコース、3kmコース、さらに気軽にトライできるウォーキングコースもありますので、マラソン初心者も安心して挑戦することができます。7.【食事処】居酒屋 凪
多良間島は大変小さな島のため、食事処が少なく困る方が多いそう。「居酒屋 凪」は、名前に「居酒屋」とついていますが、ランチが食べられるお昼から夜まで営業してくれており、観光客には大変ありがたいお店です。
がっつり食べたい人でも満腹になれる定食メニューは、離島だからといって割高な値段ではなく、「地元の食堂」といった価格設定なので利用しやすいです。
沖縄料理からカレーまである!
沖縄に観光へ来たら、やっぱり沖縄料理を食べたくなるものですよね。こちらのお店では沖縄料理から、カレーライスやエビフライ定食といった定番のメニューもご用意。ファミリーでのご利用も安心ですね!基本情報
- ・名称:居酒屋 凪
- ・住所:沖縄県宮古郡多良間村字塩川187
- ・定休日:日曜日
- ・電話番号:0980-79-2750
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/okinawa/A4705/A470503/47005898/
8.【食事処】みどりや旅館
多良間島にきて、沖縄そばが食べたいと思ったら「みどりや旅館」がオススメ!宿泊ができる宿の食堂ですが、ランチタイムには誰でも食事をすることができます。
メインメニューはもちろん沖縄そば。しかもこちらのお店の沖縄そばはワンコインで食べることができるとあってかなりお得!それでいてボリュームも満点。
地元民からも愛される沖縄そば
ランチタイムには地元のお客さんもちらほらと足を運んでくるそうで、混雑することもあるそうです。柔らかく煮込まれたソーキがのったソーキそばや、甘めのラフテーがのった沖縄そばなど、地元の方からも愛されるソウルフードをいただきましょう♪基本情報
- ・名称:みどりや旅館
- ・住所:沖縄県宮古郡多良間村字塩川142
- ・営業時間:11:30~14:00
- ・電話番号:0980-79-2232
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/okinawa/A4705/A470503/47001491/
9.【宿泊施設】夢パティオ たらま
多良間島にある宿泊施設の中でもダントツの人気がある「夢パティオたらま」。コテージタイプになっており、鍵のかかる寝室と、共用のリビング、キッチン、シャワー、トイレという構成なので、同じコテージに宿泊客がいる場合は共用スぺースで顔を合わせることもあります。
しかし、宿泊客が少ないオフシーズンの利用の場合、運がよければコテージ一棟まるまる貸し切り状態になることも。なので、ゆったりと静かな時間を過ごしたいという方は、オフシーズンがねらい目かもしれません。贅沢な気分になれそうですね!
食事は施設内にある食堂で。大部屋も完備されているので、団体での研修会や宿泊施設としての利用も可能です。
基本情報
- ・名称:夢パティオたらま
- ・住所:沖縄県宮古郡多良間村字塩川18
- ・電話番号:0980-79-2988
- ・参考サイトURL:http://4travel.jp/dm_hotel_each-11289614.html#contents_inner
10.水納島に行ってみよう
多良間島からフェリーで20分ほどの場所には水納島があります。沖縄本島からもフェリーで行くことが可能。透明感のある海が広がり、シュノーケリングを楽し見たい観光客には大好評の島です。住人は40人ほどしかいないのに対し、毎年約6万人もの観光客が訪れるのだとか!!
それだけ観光客が訪れるというだけあって、マリンアクティビティはかなり充実。ボートシュノーケリングや、バナナボートなどが気軽に楽しめます。
行くなら断然、マリンアクティビティが楽しめる夏がオススメです。多良間島でゆったりと自然を満喫したら、ぜひ水納島まで足を運んでみては。
基本情報
- ・名称:水納島
- ・住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底 水納島
- ・アクセス:多良間島からフェリーにて20分
- ・参考サイトURL:http://rito-guide.com/tarama-access/
多良間島での観光は楽しそうなものばかりですね。沖縄ならではの自然や文化が色濃く残り、静かな時間が流れる多良間島。沖縄県にある島とあって気温も温暖な日が多く半袖メインで快適で南国のリゾート気分になれますね。
山や川がなくて周り一面には透き通るような海。島内には自然豊かな木々に、歴史も深く17世紀頃に造られた八重山遠見台は是非ともみてほしいものです。趣が深く普段はみることのできないものなので何か感じるものがあるはずでは?
沖縄本島の観光スポットめぐりを楽しむのもいいですが、たまには何も考えずに、のんびりと離島で過ごす旅行も素敵ですよね。また、ご当地名物のお菓子はお土産にも最適です。ぜひ足を運んで、島の魅力を体全身で体感してください♪