日本と縁のある場所！ベトナム、ホイアンのやりたい7つのこと

16世紀末〜17世紀末、ホイアンと日本は盛んに交易がおこなわれていました。その影響から全盛期には1000人を超える日本人が暮らしていたと言います。ここには今も当時の面影を残す文化や建築物が残っており、街並みの様子が観光客にも大人気。そんなホイアンでやっておきたい7つのことをご紹介します。

1.ホイアンの博物館巡り

貿易陶磁博物館

貿易陶磁博物館では、ホイアンと周辺諸国との交易の様子を知ることができます。とりわけ、日本や中国との交流は重要ポイントとして詳しく解説されており、出土した日本の陶器や貿易船のレプリカなども展示されています。

ホイアン民族博物館

ホイアン民族博物館は2005年にオープンした新しい博物館。ホイアンに暮らす人々の生活や文化をよりディープに知ることができます。日本の文化が少なからず影響しており、どこか懐かしさを感じるかも。

2.「シクロ」に乗って世界遺産の街を散策

ホイアンの旧市街は街全体が世界遺産に登録されています。通りの至る所に歴史的建造物が立ち並び、恥から一軒一軒見ていくと一日ではとても時間が足りません。ノスタルジックで異国情緒あふれるその佇まいを、まずはホイアンの伝統的な三輪自転車タクシー「シクロ」に乗って颯爽と見て回りましょう。

遮るもののない視界や適度なスピード、風の心地よさなど、他の乗り物にはない魅力が満載！
ホイアンの象徴、日本橋もシクロから眺めるとまた違った趣きに見えますよ。

3.伝統工芸の村巡り

ホイアン周辺は、シルクや陶芸、彫り物など伝統工芸が盛ん。街中には、そんな伝統工芸を営むお店が点在し、見学や体験ができるところもあります。

また、旅行社やホテルのオプショナルツアーに参加し、ボートや車で陶芸で有名な「タンハー村」や木彫りの盛んな「キムボン村」など伝統工芸村を訪ねるのもオススメ。「伝統音楽コンサートと手工芸品ワークショップ」では、手工芸品の製作工程を見られるなど、間近で文化を体験することができます。

4.オーダーメイドの服を作ろう

ホイアンは、テイラーショップが点在する、知る人ぞ知るオーダーメイドの街。店内の壁一面つまれた布から好みのものを選んで、カタログやサンプルを参考に自分だけの素敵な一着をオーダーできます。

午前中のオーダーで早ければその日の夜、通常ならば翌日には受け取り可能というスピーディーさから、観光客にも大人気。「DONG DUONG INDOCHINE」では、様々な生地の中から納得の１着を作ることができますよ。

5.ナイトマーケット

アンホイ橋を渡った先で毎晩開かれるナイトマーケット。ランタンなどは、灯りをともした様子が良くわかるので、こちらで買うのがベスト。

地元の人も御用達のこちらのマーケットでは、お土産品が昼間よりも格安で購入できる可能性あり。対岸から見るナイトマーケットの様子も幻想的で美しい！！

6.ランタン祭（Full Moon Festival）

毎月、満月の晩に行われるランタン祭（フルムーンフェスティバル）では、色鮮やかなランタンが通りを彩ります。その何とも言えない幻想的で美しい情景は、観光客にも大人気。

何でもこのランタンは、日本のぼんぼりがルーツということもあり、訪れると不思議と懐かしさも感じられるお祭りです。川を流れる灯篭もとてもきれい！

7.ここでしか味わえない名物を食す！

ホイアン名物の食べ物といえば、「カオラウ」「ホワイトローズ」「揚げワンタン」の3品。これらはかつて港町として栄えたホイアンでしか味わえない特別な料理。特に米麺「カオラウ」は日本のうどんがルーツで、見た目もそっくり。絶品の3品をぜひご賞味ください！

下の写真はホワイトローズ。エビなどの具が入った蒸しワンタンです。
揚げワンタンは、カラッと色よく揚げたワンタンの上に、肉や野菜などの具が乗っている料理。しっかりとした味付けで、お店によってトッピングに個性が出ます。