豊橋の公園で楽しい休日を過ごそう！アスレチックや桜の名所までおすすめの7ヵ所。

豊橋には大小さまざまの公園があり、多くの市民の憩いの場となっています。愛知県東部に位置し、江戸時代には城下町として栄えた街には山や海もあり、素晴らしい自然があふれる環境が整っていますが、そんなエリアには有名なのんほいパークをはじめ、桜の名所、家族で芝生でゆっくり出来るなど、大人から子供までいろいろな楽しみ方ができるスポットが点在しています。今回はお花見で有名な場所や技場、乗馬が出来るなど、幅広くご紹介しますので、まだ知らない、行ったことがないという方は参考に休日を満喫しに行ってくださいね。

 

1 . 豊橋総合動植物公園 (のんほいパーク)

 「豊橋市内の公園」と言えば、ここ豊橋総合動植物公園を思い浮かべる方も多いのでは。個人経営の動物園を前身とし、現在地へは昭和45年(1970年)に移転し、平成4年(1992年)に豊橋総合動植物公園──通称・のんほいパークとして拡張オープンしました。

1日たっぷり遊べます♪

この公園の敷地面積は、なんと東京ドーム約8.5個分！　広大な敷地を持つ豊橋総合動植物公園は、動物園エリアと植物園エリアに加え遊園地エリア、さらに自然史博物館の4つのエリアに分かれています。中でも一番広いのは動物園エリア。
ライオンやトラ、クマ、ゾウなど動物園ではお馴染みの動物たちが勢揃いしています。サル山ランドでサルの様子を見ることもできますよ。

植物園には温室もあり、普段見ることのない熱帯や亜熱帯の植物を楽しめます。ちびっこ・さくら広場にはシダレザクラを中心として約150本の桜が植えられています。お花見も楽しめますね。西門からは動物園が、東門からは植物園と遊園地が、中央門から入ると自然史博物館と動物園が近いです。 
 

2 . 向山緑地

向山緑地は豊橋の中心地から近く、大池の周囲に緑が広がっている公園です。公園内には豊橋市市民文化会館があり、多彩な公演や講演などが開催されます。大池ではガチョウやカモなどの鳥の姿も見ることができ、近隣住民たちの憩いの場として活用されています。

夜桜も楽しめます

この向山緑地は豊橋駅に繋がる道路と豊橋環状線がX型に交差する一角にあり、交差点のほぼ対角側には梅林園と墓地、さくら広場があります。梅林園には約400本の梅が植えられ、2月上旬から3月中旬頃には、うめまつりが開催されます。甘い香りに包まれて散策するのも素敵ですね。

さくら広場には約1,000本以上の桜が植えられていて、3月下旬から4月上旬にはさくらまつりが開催されます。このさくら広場では夜桜も楽しめます。家族や仲間同士などで、楽しいひとときが過ごせそうですね。4月下旬から5月上旬には、ツツジの花も見事ですよ。
 

3 . 賀茂しょうぶ園

賀茂しょうぶ園は豊橋市郊外にある花しょうぶ園です。 ここは賀茂神社の所有地と市有地を整備し、昭和45年(1970年)に開園しました。夜間照明も設置されているので、ライトアップされた花しょうぶの姿を愛でることができますね。

入園無料で楽しめます

園内には花しょうぶの基本的な形をしている江戸系をはじめ、力強く豪華な姿形の肥後系や繊細な美しさが魅力的な伊勢系などが鑑賞できます。その数はなんと約37,000株！ 3系統で約300品種の花しょうぶが咲き乱れます。

毎年、花見時の5月下旬から6月20日頃までは、しょうぶまつりも開催され多くの見物客で賑わいます。赤い太鼓橋と紫の花しょうぶのコントラストが印象的ですね。嬉しいことに園内の入園は無料です。
 

4 . 豊橋公園

豊川沿いに建っている吉田城(復元鉄隅櫓)が目印の豊橋公園は、園内に様々な施設を持つ広大な公園です。その広さは東京ドーム約5個分。この広大な敷地内には豊橋市美術館や豊橋球場、陸上競技場、児童遊園地、芝生広場などがあり、街中のオアシス的存在です。

駅からも比較的近く、国内では珍しい路面電車の駅からも近いので、豊橋市内観光で疲れた時などに休憩できますね。公園の北西角には吉田城の隅櫓も復元されていて、土塁や堀、石垣などが残されています。江戸時代には吉田藩の城下町として栄えた豊橋市の、歴史も垣間見ることができそうですね。

公園の周辺には、昭和6年(1931年)に建てられた豊橋市公会堂や、木造下見板張りで銅板葺きの屋根を持つ豊橋ハリストス正教会もあります。豊橋市公会堂は国の登録有形文化財の1つで、現在でも講演会や式典などに利用されています。
どちらも素敵な西洋館なので、豊橋公園への行き帰りの際に機会があればご覧くださいね。
 

5 . 岩田運動公園

岩田運動公園は、野球場とサッカー場とテニスコート及び水神池からなる運動公園です。野球場とサッカー場は豊橋市の市民球場となっていて、豊橋市民から愛されています。これら球場の北側には水神池があり、その周囲は散歩道や公園になっています。



池の周囲は春には桜が、初夏にはアジサイが咲くので、そぞろ歩きも楽しめますね。秋から冬にかけては避寒池としてカモが渡ってくるので観察もできます。またクラブハウスに申し込むと、市民球技場内にあるテニスの壁打ち場が無料で利用できるようです。

公園内には高いくるくる滑り台や普通の滑り台のほか、ブランコや砂場、アスレチックなどがあります。駅から近いので、気軽に遊びに行けそうですね。なお公園内はバーベキューが禁止になっているので、ご注意ください。
 

6 . 高師緑地公園

豊橋駅から南に約5キロほどのところにある高師緑地公園は、かつては旧陸軍の高師原演習場でした。園内にはその頃から生い茂っていたと思われる、樹齢80年を超すクロマツ群落の中に芝生広場があります。園内には野球場やゲートボール場のほか、遊具広場や水遊び場、馬場もあります。

この高師緑地公園は公園のほぼ中央に駐車場があり、園内を縦断している名鉄線の高師駅も公園内にあるので、交通の便がとても良いと評判です。緑豊かな公園なので森林浴はもちろん、ジョギングやキャッボールも楽しめます。子どもたちの遠足場所としても人気です。

国道259号線の西側エリアでは桜が多く、お花見も楽しめますよ。また野球場の周囲に植えられている銀杏の黄葉も見事です。家族や仲間同士でお弁当を持参して、1日ゆっくりと楽しめそうですね。

7 . 富士見第四公園

富士見第四公園は、豊橋市南部にある住宅近くの公園です。この辺りは「富士見台」と呼ばれていて、園内にある富士山展望台からは、天気が良く空気が澄んでいる時には豊橋技術科学大学の校舎を隔てた向こう側に、140キロ以上離れている富士山の姿を見ることができます。

公園内には桜も多く植えられていて、春になると富士山展望台は桜の花に包まれます。そのほかにも真っ白くて小さい花が垂れ下がるかのように咲くユキヤナギや、鮮やかな黄色が目にまぶしいレンギョウなども楽しめます。滑り台などの遊具もありますよ。

この富士見第四公園の近所には野依台上藤ケ谷公園や万場緑地などもあるので、公園めぐりも楽しめそうですね。万場緑地には子どもたちに人気の高いローラー滑り台や遊具のほか、水と緑のゾーンもあります。

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豊橋にあるいろんな公園のまとめでした。どこも動物園や野球場、遊具広場といった施設が非常に充実していますし、桜やツツジ、花ショウブなどの自然も恵まれていてとても魅力的ですね。また、市内にはバス以外にも路面電車や私鉄が走っていて、公共交通機関もかなり充実しているので、便利に利用して遊びに行ってみるのも楽しそうです。一日中のんびりと過ごすことができる緑豊かなレジャースポットへ、お弁当を持ってお出掛けしてみませんか？

素材提供:トリップアドバイザー