「難波八阪神社」をご存知でしょうか。京都にある「八坂神社」は知っているけれど、「難波八阪神社」は知らないという方がほとんどだと思います。大阪・難波にあるこの神社は、とてつもなく大きな獅子頭があることで地元では有名な神社なんですよ。
大阪「なんば八阪神社」にど迫力のあるものが…
「難波八阪神社」の東側の鳥居前に来ると、大きな獅子が口を開けてこちらを向いているのに気がつくはず。その迫力に思わず、足が止まってしまうほど。近づけば近づくほど、大きい!インパクト強すぎの大きな獅子に度肝を抜かれてしまいます。
子供が思わず泣きだす大きさ!
近づいてみると、そこには高さ12mもある巨大な獅子の頭が。大きな口と大きな目玉で睨みつけている姿には、子供が思わず泣き出してしまうかも!?目の前にドーンと現れた巨大な獅子に、大人だってビックリするのですから、子供だったら怖いに違いありません。
正体は「大獅殿」という立派な舞台
実はこの正体は「大獅殿」という立派な舞台なんです。獅子の口の中は大きな舞台になっており、鼻の穴はスピーカー、目玉は照明になっています。こちらの舞台では、お正月には雅楽・居合道、夏祭りには獅子舞・民謡等各種芸能などが奉納されます。
どうしてこんな形に?
獅子舞が盛んな地域であることに由来
このあたりは昔から子どもたちの獅子舞が盛んな地域で、それまでは仮設の舞台を建設して獅子舞を披露していました。常設の舞台をつくろうという話が出た際にそれならば「日本一の獅子頭を作ろう」ということになり、巨大な獅子頭が作られたそうです。
こう見えていろいろなご利益が
この獅子頭は、大きな口で勝利を呼び邪気をのみ勝運(商運)を招くと呼ばれ、ここで手を合わせてお祈りすれば勝負運がアップすると言われています。学業向上や就職、入試あるいは、会社発展を祈願するために、全国各地からの参拝がたえないパワースポットとなっているのです。
光る眼…夜の獅子頭はさらに恐怖
普段は夜に境内には入れませんが、お祭りなどの時には夜も入ることができます。夜の獅子頭は、大きな目が光り、さらに迫力を増しています。大きな口に、大きな光る目玉。小さな子供は泣いてしまうのではないでしょうか。
ど迫力の獅子頭を見てみたい!
大きな獅子頭は、見るだけでもパワーをもらえそうなとんでもないど迫力。早速パワーをいただきに訪れてみませんか。
■ 基本情報
- ・名称:難波八阪神社
- ・住所:大阪府大阪市浪速区元町2丁目9−19
- ・アクセス:大阪市営地下鉄 御堂筋線・四つ橋線「難波駅」より徒歩約6分
- ・開門時間:【夏季】6:00~17:00 【冬季】6:00~17:00
- ・電話番号:06-6641-1149
- ・拝観料:無料
- ・公式サイトURL: http://nambayasaka.jp/
いかにも大阪人らしい、想いでつくられた獅子頭。観光で大阪に来たのなら、是非とも寄ってみたいスポットですね。