http://www.photock.jp/
「読書の秋」「食欲の秋」「スポーツの秋」…いろんな秋があるけれど、今年は「お祭りの秋」なんていかがですか?あるものは優雅に、あるものは勇壮に、さまざまな表情を見せてくれる愛知県の秋祭りのご紹介です。「尾張名古屋は城で持つ」と言いますが愛知の見所はお城だけではありません。地元神社に由来するもの、陶祖を称えるもの、そして戦国の世を髣髴させるものまで実に多彩なお祭りが行われています。その中から9月10月に開催されるものをご紹介します。
名古屋まつり(2015/10/17~18)
http://www.nagoya-festival.jp/
信長・秀吉・家康の三英傑と約600人の武士・女人たちが更新する「郷土英傑行列」、名古屋らしく華やかなフラワーカー、指定文化財「山車揃」などなど、街を挙げてさまざまな催しが開催される大規模な秋祭りです。さまざまな地元グルメや特産物が楽しめる露店、一部の観光施設(東山動植物園・名古屋城)の無料開放なども必見!
■ 基本情報
- ・名称:名古屋まつり
- ・住所:名古屋市内中心部
- ・アクセス:各線「名古屋駅」「栄駅」「久屋大通駅」下車
- ・電話番号:052-972-7611(名古屋まつり協進会)
- ・公式サイトURL:http://www.nagoya-festival.jp/
田原祭り(2015/9/19~20)
http://www.taharakankou.gr.jp/event/000009.html
市の有形民俗文化財指定のからくり人形を乗せた「昼山車」、子どもたちの手踊りとともに進む「夜山車」が街を行進します。祭りのフィナーレを彩る「五町合同花火大会」は渥美半島で最大の打ち上げ数(約4000発)を誇り、手筒花火・大筒花火・打ち上げ花火が夜空に美しく輝きます☆ ■ 基本情報
- ・名称:田原祭り
- ・住所:愛知県田原市田原町周辺
- ・アクセス:豊橋鉄道「三河田原駅」徒歩10分
- ・電話番号:0531-23-3516(渥美半島観光ビューロー)
- ・参考サイトURL:http://www.taharakankou.gr.jp/event/000009.html
炎の祭典(2015/9/12)
http://www.toyohashi-cci.or.jp/event/honoo/
毎年9月第二土曜に開催されるイベントです。メインイベントの「炎の舞」では勇壮な男たちが火薬を詰めた手筒を抱え、火の粉の熱さをものともせずに手筒花火およそ250本を夜空に打ち上げます。他にも打ち上げ花火や綱火などの伝統芸能が行われるほか、午前中から和太鼓演奏ステージや手筒花火グッズ販売などが行われるので、1日たっぷり楽しみたいですね。
■ 基本情報
- ・名称:炎の祭典
- ・住所:愛知県豊橋市今橋町4 豊橋公園内豊橋球場周辺一帯
- ・アクセス:「豊橋公園前」から徒歩3分/豊川ICから20分
- ・電話番号:0532-53-7211(豊橋商工会議所 炎の祭典実行委員会)
- ・公式サイトURL:http://www.toyohashi-cci.or.jp/event/honoo/
三谷祭(2015/10/24-25)
http://www.gamagori.jp/look/detail_56_1_10_0_0.html
約300年の伝統を誇る大祭です。たくさんの氏子たちが巨大な山車(やま)を引きながら西宮(八剣神社)と東宮(若宮神社)の間を力強く練り歩き、最後に海の中に山車を引き入れる迫力満点の「海中渡御」が行われます。海中で押しやすくするための、山車の独特な造り(進行方向に対して直角にとりつけられている梶棒など)にも注目してみましょう。
■ 基本情報
- ・名称:三谷祭
- ・住所:愛知県蒲郡市三谷町
- ・アクセス:JR三河三谷駅から徒歩10分
- ・電話番号:0533-68-2526(蒲郡市観光協会)
- ・公式サイトURL:http://www.38fes.jp/
三好八幡社秋の大祭(2015/10/17-18)
五穀豊穣を願って、毎年10月第3土曜・日曜に三好八幡社で行われる秋の大祭です。日曜日には、江戸時代作の市指定文化財「三好上」「三好下」の2台の山車がお囃子に合わせて地域内を練り歩きます。夜になると山車の提灯およそ200個に灯がともり、幻想的な光景が楽しめます。■ 基本情報
- ・名称:三好八幡社秋の大祭
- ・住所:愛知県みよし市三好町宮ノ腰30
- ・アクセス:豊田ICより約15分/日進駅よりタクシーで約15分
- ・電話番号:0561-32-2417(三好八幡神社)
- ・参考サイトURL:https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/sangyo/hachimansya.html
6.せともの祭り (9月第2土曜日~日曜日)
陶器の代名詞としても使われる「せともの」のふるさと瀬戸市で毎年開催される産業祭りです。磁祖加藤民吉翁の偉業を称え昭和7年に始まりました。名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」を中心に、市内一帯で様々な行事が行われます。
なかでも瀬戸川両岸を中心に開かれる「せともの大廉売市」には、食器などがお値打ち価格で販売されることから沢山の人が全国から集まります。
■ 基本情報
- ・名称: せともの祭り
- ・住所: 愛知県瀬戸市 名鉄尾張瀬戸駅周辺・瀬戸市内一円
- ・アクセス: 名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅下車すぐ/東海環状自動車道せと赤津ICから10分
- ・電話番号:0561‐82‐3123 瀬戸商工会議所内・大せともの祭協賛会
- ・ホームページURL: http://www.seto-marutto.info/
7.尾張横須賀祭り (毎年9月第4土、日曜日)
この地に御殿を建てた藩主徳川光友公の旅情を慰めるため、氏神様である「愛宕神社」の例祭の余興催事として始まったのが起源といわれる、300年以上の歴史をもつお祭りです。当初は傘鉾のお祭りでしたが、寛政後期に現在の様な「山車まつり」に変わりました。
午後4時ごろ、絢爛豪華な山車が愛宕神社に向かって「お囃子」と「からくり人形」の奉納したあと、各組によって披露される山車を下ろさず・ぶつけず回転させる技「だいどんでん」が一番の見所です。
■ 基本情報
- ・名称: 尾張横須賀まつり
- ・住所: 愛知県東海市横須賀町 愛宕神社周辺
- ・アクセス: 名鉄尾張横須賀駅徒歩5分/知多中央道大府IC又は、知多産業道路横須賀IC
- ・電話番号: 0562-33-0933(保存会事務局)
- ・公式サイトURL: http://yokosukamatsuri.donten.net/
8.秋葉祭り (毎年9月20日前後の日曜日)
知立神社の末社である「秋葉社」で行われるお祭りです。昼間は市内6町の若衆達が「玉箱」を担いで長唄を歌いながら町内を練り歩き、夜宮入りした若衆達によって手筒花火が奉納されます。輪になった若衆が両手に持った手筒花火からは7メートルを越す炎が立ち上がります。
大火の際、秋葉神社のお札を祀っていた家が延焼を免れたと言う言い伝えがあり、寛政4年(1745年)遠州の秋葉神社から勧請されました。1台200発の乱玉の打ち上げも見ものです。
■ 基本情報
- ・名称: 秋葉祭り(秋葉社祭)
- ・住所: 愛知県知立市西町神田12 知立神社
- ・アクセス: 名鉄知立駅下車徒歩12分
- ・電話番号: 0566-81-0055(知立神社)
- ・参考サイトURL: http://www.city.chiryu.aichi.jp/
9. 尾張津島秋まつり (毎年10月第一日曜日とその前日の土曜日)
16台もの豪華絢爛な山車が市内を練り歩く約300年の歴史を持つ祭りです。「今市場」「向島」「七切」「神守」の起源を異にする4種類の山車からなる津島の山車が、それぞれ自慢のからくり人形を披露します。また山車の前方を持ち上げてまわす「車きり」も勇壮で見事です。
太鼓や鉦を打ち鳴らしながら練り歩く「中部」「北部」「南部」の三台の「石採祭車」や、秋の夕暮れの中で山車に灯される幾つもの提灯も江戸の昔を偲ばせます。
■ 基本情報
- ・名称: 尾張津島秋祭り
- ・住所:愛知県津島市 名鉄津島駅前、津島神社ほか
- ・アクセス:名鉄津島駅下車/弥富インター(15分)、尾西インター(35分)
- ・電話番号: 0567-24-1111(生活産業部 産業振興課)
- ・参考サイURL: http://www.city.tsushima.lg.jp/shokai/matsurikyoudo/akimatsuri.html
10. 棉祖祭 (毎年10月第4日曜日)
三河木綿発祥の地である西尾市に全国で唯一棉祖様を祀る天竹神社があります。その神社で綿を伝えた新波陀神(にいはたがみ)様を祭る祭礼が棉祖祭です。言い伝えによると平安の昔、棉の種を持った崑崙人がこの地に漂着し、棉の種を最初にまいたことから西尾は木綿発祥の地とされています。
海を渡って伝えられた綿にちなんで「船みこし」が担がれ、古式ゆかしい「綿打ち」の儀式も行われます。
木綿関係者の崇敬も篤く多くの人々が祭りに集まります。
■ 基本情報
- ・名称: 棉祖祭
- ・住所: 愛知県西尾市天竹町池田53(天竹神社)
- ・アクセス:名鉄西尾線福地駅から徒歩30分
- ・電話番号: 0563‐56-2111 (西尾市観光協会)
- ・関連式サイトURL: http://www.240kanko.com/?page_id=55&subid=37
11. 長久手警固祭(おまんと) (毎年10月上旬)
名古屋市の東隣に位置する長久手市3箇所で行われる豊年祭です。馬の背中に標具(ダシ)を乗せ、鉄砲体と棒隊に守られながら地区を練り歩いあと神社に奉納するという勇壮な祭礼です。当日は朝7時頃から午後5時ごろまで火縄銃の轟音が鳴り響きます。
長湫(ながくて)地区と岩作(やざこ)地区の警固祭りは愛知県の無形民俗文化財に、また上郷地区の警固祭りは長久手市の無形民俗文化財に指定された伝統のあるお祭りです。
■ 基本情報
- ・名称: 長久手警固祭(オマント)
- ・住所: 愛知県長久手市 市内3箇所
- ・アクセス: 東名高速道路:名古屋インターチェンジから約10分/名鉄バス 他
- ・電話番号:0561‐56-0627(長久手市生涯学習課 )
- ・関連サイトURL: http://www.city.nagakute.lg.jp
12.豊橋まつり(毎年10月第3土曜~日曜日)
~ええじゃないか~発祥の地と言われる豊橋市で行われる東三河地区最大のイベントです。戦後の復興の兆しが見え始めた昭和29年から市民総参加を目指して始められました。平成18年の市政100年を記念して同市発祥の「ええじゃないか」がメッセージテーマとして取り入れられました。
見所はやはりメインストリートの駅前大通を歩行者天国にし、総勢1万人以上で踊る「総おどり」です。他にも鼓笛隊や仮装・電装車両が更新する「豊橋パレカ」も見ものです。
■ 基本情報
- ・名称: 豊橋祭り ~ええじゃないか豊橋~
- ・住所: 愛知県豊橋市内各所
- ・アクセス: (まちなかエリア)JR・名鉄豊橋駅下車スグ (豊橋公園エリア)豊橋鉄道市内線豊橋公園前電停下車徒歩約5分/最寄りのインターチェンジ豊川インター(30分)
- ・電話番号: 0532‐51-2430(豊橋まつり振興会(豊橋市商業観光課内))
- ・公式サイトURL: http://www.toyohashimatsuri.jp/
13.足助祭り(あすけまつり)(毎年10月第2日曜日とその前日)
愛知県豊田市足助町にある足助八幡宮で秋に行われる例大祭です。6メートルを越す4台の豪壮な山車が古い町並の中を足助八幡宮に集まってきます。そしてそれを守る鉄砲隊がならす火縄銃の轟音が山々に鳴り響きます。江戸時代から続く伝統あるお祭りです。
八幡宮境内を一周する「引き回し」そしてその後行われる白い円形の紙幣を神前に投げる「梵天投げ」が見所です。これを拾うと一年間良いことがあると言われています。
■ 基本情報
- ・名称: 足助まつり (あすけまつり)
- ・住所: 愛知県豊田市足助町宮ノ後13 (足助八幡宮)
- ・アクセス: 名鉄東岡崎駅より名鉄バス香嵐渓下車すぐ/ 東海環状道 豊田勘八インター(約20分)豊田松平IC(約30分)
- ・電話番号: 0565-62-1272 (足助観光協会)
- ・関連サイトURL: http://asuke.info/event/oct/entry-704.html
14.童話の村秋祭り (9月下旬~10月上旬の16日間)
「こんぎつね」の作者新見南吉の生まれた半田市岩滑地区にある矢勝川沿いは、秋になると200万本もの彼岸花が咲き誇ります。その時期に合わせて開催されているのが「童話の村秋祭り」です。祭りでは新見南吉作品の紙芝居が上演されたり、カップルの結婚式が執り行われたりしています。
「こんぎつね」の中の描写にちなんで市民の一人が植えたことが200万本の彼岸花の始まりです。他にも南吉縁の地をめぐることもできます。
■ 基本情報
- ・名称: 童話の村秋祭り
- ・住所: 愛知県半田市矢勝川周辺・新美南吉記念館周辺
- ・アクセス:名鉄「半田口」駅から徒歩20分/知多半島道路「半田中央」ICから5分
- ・電話番号: 0569-21-3111(童話の村秋まつり実行委員会)
- ・関連サイトURL: http://www.handa-kankou.com/
15.金魚日本一大会 (10月第4日曜日)
最後に少し変わったイベントをご紹介します。金魚の産地として有名な弥富市で行われる「金魚日本一大会」です。平成6年から開催され、全国の金魚愛好家達が育てた自慢の金魚たち25種を親魚と当才魚の二部門に分けて審査します。各種部別50匹の一位入賞魚から日本一大賞2匹と特別賞18匹を選びます。普通の金魚小売店では見る事ができない金魚たちが数多く集まります。親魚の大きさや色の違い、またその泳ぐ優雅な姿を楽しむことができます。
■ 基本情報
- ・名称: 金魚日本一大会
- ・住所: 愛知県弥富市鳥ヶ地町二反田1238 弥富市海南こどもの国 特設会場
- ・アクセス:近鉄弥富駅よりコミュニティバス 約20分/東名阪弥富インター 約15分
- ・電話番号: 0567-65-1250 (弥富金魚漁業協同組合)
- ・関連サイトURL: http://www.aichi-kanko.jp/search/detail.asp?id=5276&gnrcd=03&burcd=03001&cikcd=2…
いかがでしたか? 愛知のお祭りと言っても伝統のあるものから新しいものまで、勇壮なものからユニークんものまた童話にちなんだものまで色々あることがおわかり頂けたと思います。あなたはどんな催しに行ってみたいですか?