
http://singaporeaninhk.wordpress.com/2014/06/28/lock-cha-tea-house-review/
日本でもおなじみ、中国茶。ウーロン茶やプーアール茶など、一度は飲んだことがあるのでは?そんな中国茶も、香港に行けば奥が深いことがわかります。たとえばプーアール茶はフルーティーですが、ちょっと苦味がある。会談などのコミュニケーションの場でよく出されるそうです。そんな中国茶のディープな世界、ちょっとのぞいてみたいですね。
1.香港でできる中国茶体験とは?

http://singaporeaninhk.wordpress.com/2014/06/28/lock-cha-tea-house-review/
香港の料理店では専門にお茶を入れる人がいて、「茶博士」と呼ばれます。そこまで行かなくても、中国茶のお店などでは、簡単な中国茶の入れ方や、茶葉の違いを説明してくれる体験教室があります。なにしろ奥深い中国茶。本気で中国茶を極めたいお金持ちは、自分専用の有機農法茶畑を持っているとか。気の遠くなるようなディープさですね。
2.本格中国茶体験はここでできる!(※現在は休止中)
http://blogs.yahoo.co.jp/kitchen_panda/folder/1117434.html
香港公園の中にある「楽茶軒 茶藝館」。ここでは中国茶入門クラスを月、水、金曜の16~17時に
開催しています。コロニアル様式の白亜の洋館で、ゆったりと中国茶を楽しむ時間。すてきですね。
自分でおいしく中国茶を入れられるまでにはなりませんが、観光の途中にちょっと立ち寄ってみるには、
最適です。
※楽茶軒は2016年5月末まで改修工事中。中国茶入門教室は、今現在実施されておりません。ご注意ください。
3.中国茶教室では、こんなことをやります♪
http://blogs.yahoo.co.jp/kitchen_panda/38650824.html
まず茶藝館に入ると、オークの重厚な家具が並んでいてまるで別世界。 中国茶の先生がきて、「中国茶には心をしずめ、落ち着かせる効果があるのです」と話してくれます。

http://www.puerh.fr/article/acheter_du_bon_puerh_a_hong_kong.htm
入門クラスの先生は基本的に中国人ですが、アメリカ人のこともあります。長年、中国人の先生について
お茶について学んでいると、こんなこともできるんですね。
入門クラスでは、各種中国茶の形や色、香りの違いの説明があり、茶器の違いについて話を聞きます。茶壺の大きさや外側から内側へ向けて茶壺の中へお湯を注ぐ理由など、中国茶の入れ方にはいちいち理由が
あります。いかにも理詰めで物事を考える中国人らしいです。
http://adifferentkindofrain.blogspot.jp/2012/06/tea-appreciation-class.html
説明を聞き、先生がお茶を入れている様子を見ていると、ゆったりしていて、なのに無駄がない。滑らかな動きは思わず眠気を誘います。次のテイスティングとお茶受けのお菓子で目が覚める始末です(笑)。

http://www.puerh.fr/en/article/wing_chi_ip_from_the_begining_of_yixing_to_the_ar…
中国茶は色別に区別されています。緑・白・黄・青・赤・黒の6種類です。ジャスミン茶は緑茶、鉄観音
などのウーロン茶は青茶、プーアール茶は黒茶です。入門クラスでも、お茶同士の香りが混じるのを避けるため、色ごとに別々の急須を用意します。

http://jetlagrnr.wordpress.com/2011/02/11/five-on-friday-meat-free-hong-kong-dim…
楽茶軒 茶藝館の中国茶クラスは、イギリス人に人気があります。皆、茶葉の香りをかぎ分けたり、
テイスティングをしてはメモをつけたりして、とても熱心です。
http://adifferentkindofrain.blogspot.jp/2012/06/tea-appreciation-class.html
各種中国茶を味わい、お茶受けのおやつをただき、講義が聴けてタダ! いいですねえ。
4.中国茶&茶器も買える!
http://blogs.yahoo.co.jp/kitchen_panda/folder/1117434.html
楽茶軒 茶藝館では中国茶と茶器も買えます。 値段が明記されてるので、価格交渉しなくてもいいのが
うれしい。もっとたくさんのお茶を見たい人は、上環にある楽茶軒本店へ行ってみてください。

https://elletea.wordpress.com/2010/11/
楽茶軒の経営者は、香港茶具文物館の茶藝指導者で、書道家でもある葉 榮枝(Mr.Ip Wing Chi)氏です。香港で中国茶と言えば、楽茶軒なんです。
1. 白毫銀針

http://ikorie0608.exblog.jp/8696201
白茶に分類される白毫銀針。英語では「Silver Needle (銀の針)」と呼ばれます。お湯を注ぐ前は、
かすかな緑色のヒスイのような茶葉に、ギッシリと銀色の糸のような物がついています。
1煎めではあまり味も香りもなく、2煎目以降で色と味が出てきます。喉の奥に残る甘みが特徴です。
2. 花茶

http://ikorie0608.exblog.jp/8696201
花茶は見た目があざやかなお茶です。はじめは茶葉の固いボール状になっていて、お湯を注ぐと次第に
花が開いていきます。

http://www.fjbcw.com/product.asp?type=26
3. 香月李白茶
http://blogs.yahoo.co.jp/kitchen_panda/folder/1117434.html
おなじみキティちゃんは、香港でも大人気のキャラクターです。キティちゃんの顔型に、茶葉をギッシリ
固めたものがこのお茶。飲むたびに、キティちゃんの顔を少しずつ削っていかなくてはいけません。
ファンなら、永久保存版ですね。
4. 茶盤、急須、茶海セット
http://odiriodeviajante.blogspot.jp/2011/05/blog-post.html
中国茶を入れるための基本セットです。平たい箱にミゾをつけたものが茶盤、茶盤の上に小さな急須と
茶海と呼ばれるサーバー(上の写真 右にある白いポット)が乗ってきます。
5. 中国茶器セット

https://elletea.wordpress.com/2010/11/
中国茶器は、日本の茶器と違い、小さめで繊細です。¥5,000くらいの手ごろなセットや、旅行用に
小さなバッグに必要なものすべてが収まっている携帯用茶器セットなどもあります。
本格的な手描き茶器セットもリーズナブルなものがそろっているので、探してみたらどうでしょう。<

http://www.expatliving.hk/winw_dine/The-18-best-vegetarian-and-vegan-restaurants…
6. コクチョン

http://minkara.carview.co.jp/en/userid/1727438/blog/c849403/
香港と中国本土では、茶器の呼び方も違います。上の写真の茶器は、香港ではコクチョンと言います。
「蓋椀」と呼ばれる蓋つきカップと区別して呼びますが、中国本土では両方まとめて「蓋椀」です。
茶碗の口まわりが、かすかに反り返っているところが、シャープさを生かしていますね。
5.基本情報(※2016年5月末まで改修工事中)
■ 基本情報
- ・名称: 楽茶軒茶藝館(Lock Cha Tea House)
- ・住所: G/F.K,S.Lo Gallery,Hong Kong Park,Admiralty
- ・アクセス: MTR金鐘駅C11出口から徒歩7分
- ・営業時間: 10:00-22:00
- ・定休日: 第2火曜日
- ・電話番号: 2801-7177
- ・参考サイトURL: http://www.hongkongnavi.com/shop/37/