http://www.kamikochi.or.jp/spots/tashiro-ike/
長野県松本市の山岳地帯、上高地。その片隅、穂高連峰を臨む湿原に、美しい池が静かに存在していました。雄大な大自然の中、ひっそりと梓川の水を湛える「田代池」。そこには、四季折々の自然の芸術が描かれていました。原生林にぽっかりあいた草原
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キャンプ地としても有名な上高地。原生林が生い茂る遊歩道を抜けると、突然視界が開けます。ここだけぽっかりとあいているのです。日本アルプスの名に相応しく、木々の向こうの霞沢岳の稜線が美しい絶好のビューポイントでもあります! 草原に広がる美しい池
http://blog.goo.ne.jp/spt54xe9/e/fe27d98042c66eeac1d7bc1b2c4a94d0
遠くに広がる山々が見事な「田代湿原」の傍らに佇んでいるのが「田代池」です。実はここは川の一部になっていて、目をこらすと静かな流れが見えます。水深は非常に浅く、底の土が見えるほど。その水は澄み切っていて、水面にはイワナが見えることもあるんですよ!しかし田代池は焼岳や梓川から流れ込む土砂によって、年々浅く、小さくなってきているとのこと。自然は日々変化しているんですね。
四季の匂い立つ美しさ
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湿原ならではの四季折々の絶景を楽しめるのも、田代池の大きな魅力。夏にはニッコウキスゲやコケモモが周辺を彩り、秋はカラマツ、晩秋は霧氷と、湿原を囲んだ原風景は飽きさせることを知りません。 来訪者を優しく迎える春
陽光が穏やかな春は、目覚めの季節。やわらかい日差しが、水面にきらめいて美しい…。冬から目覚めた木々たちは、夏に向けて葉をのばす、あくび中のようですね。
伸びやかに葉を広げる夏
http://wonodas.hatenadiary.com/entry/2015/06/21/222948
新緑が力強く、あたり一面に生命の息吹を感じる夏。標高の高い上高地では、夏といえど8月下旬には冷え込みが厳しくなってきます。寒暖差が激しいため、夏でも美しい朝もやが見られることもあります。 さまざまな彩りを装う秋
なんといっても、鮮やかな色彩に包まれる紅葉の秋は素晴しい!10月中旬にもなれば、カラマツなどが黄金に輝きます。田代池周辺は、人も少ない穴場スポットですよ。
幻想の銀白をまとう冬
http://blog.livedoor.jp/alps0101/archives/51367570.html
気温が-10℃ほどに下がる11月。木々たちは、じっと、静かに、寒さに耐えます。冬は、厳しい寒さの上高地ならではの霧氷(むひょう)が見られる季節でもあります。しかし池が凍結することはありません。 大気中の水分が凍って枝にまとわりついた姿は、まるで木が美しいレースをまとっているよう…。朝日にきらめく霧氷は、言葉にできない素晴らしさです。
人気の撮影スポットでもあります
今朝の上高地! 一泊後朝6時にタクシー!! 寒さ最高、天気最高、人で最高!! 大正池、田代池で日の出を待つ人たち 真っ青な空と河童橋!!… 午後には帰ってきました!! pic.twitter.com/Xxym405oGq
— salt channel 寺西定雄 (@saltchannel) 2015, 11月 1
霧氷で凍る田代池に差し込む朝日です。 pic.twitter.com/JU9Zd1rCn2
— 小林秀雄 (@hideocoba) 2015, 1月 28
田代池 pic.twitter.com/4n4GlW7UVB
— うゆこ (@nebusoku00) 2015, 10月 26
■ 基本情報
- ・名称:田代池(たしろいけ)
- ・住所:長野県南安曇郡安曇村上高地
- ・アクセス:上高地バスターミナルから徒歩約20分
- ・関連サイトURL:http://www.kamikochi.or.jp/spots/tashiro-ike