■寺院
国民のじつに90%以上が仏教を信仰している国、タイ。首都バンコクの正式名称ってご存知ですか?
物凄く長くて国民も覚えられないそうです。名前の日本語訳からもわかるように、タイ(バンコク)ではやっぱり仏教を篤く信仰していることがわかります。もちろんバンコク観光のメインも「寺院巡り」。
そんなバンコクは寺院がたくさんあります。王朝が興って代替わりするたびに、権力の象徴に様に寺院が建設されました。ここではタイの有名な寺院から穴場的寺院までをみていきましょう。
1.ワット・プラケオ
タイでは最高位にある寺院で別名エメラルド寺院とも呼ばれています。現在も続くチャクリー王朝を開いたラマ1世が1782年に建てた寺院ですが、各種宗教的行事を行う「寺院」と、王族が居住する「王宮」が同じ場所に建てられたもので、ゆえに呼び名も様々だそう。タイ国内でも最も美しいといわれる寺院で、エメラルドの仏像が収められており、さらには仏舎利(仏陀の遺骨)まで収められている由緒正しい寺院です。王宮に接した寺院の「護国寺」的な意味合いで建てられたものだそうです。
■ 基本情報
- ・名称: ワット・プラケオ
- ・住所:Thanon Naa Phalaan khween Pra-Barom Mahaa-Rachawang, Khet Phranakhorn
- ・アクセス: 最寄り駅がないためMRTフアランポーン駅、BTSナショナルスタジアム駅など
- からタクシーなどを利用
- ・営業時間:8:30 – 15:30(最終入場)
- ・定休日:無休 ※但し王室行事、仏教行事のときは拝観できません。
- ・電話番号:0-2221-5315
- ・料金: 外国人一般500バーツ身長120cm以下は無料。
- ・公式サイトURL: http://www.bangkoknavi.com/miru/12/
2.ワット・アルン
三角の大仏塔の周りを4つの小塔が取り囲んだ形は須弥山(古代インドの世界観の中心にある山)を表しているといわれ、黄金に輝くタイ仏教の建物とは違い、よりビンドゥー教色が強いといわれています。遠景や夕日に照らされたワットアルンの美しさは素晴らしいのひと言。
本堂にはラーマ2世の遺骨が納められているそう。訪れた際はぜひ仏塔の細かな装飾に注目してみてください。手作業で行われた装飾はめまいがするほど細かく施されています。
※ワットアルンは2016年2月まで一部修復工事中になります。
株買い時。 通帳のお金全部使って買い占めよかな笑 これ、匠が行きたいワットアルン。 pic.twitter.com/2hHUYolD3L
— クボタシンヤ (@FUKURA99) 2015, 8月 26
■ 基本情報
- ・名称: ワットアルン
- ・住所:34 Arun Amarin Rd., Bangkok Yai, Bangkok 10700
- ・アクセス:水上バス「ティアン(Thien)」停留所から専用渡し船で
- 「ワット・アルン(Wat Arun)」停留所下船、徒歩約1分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0-2465-5640
- ・料金: 30バーツ
- ・所要時間: 60分~
- ・公式サイトURL: http://www.watarun.org/index.html
3.ワット・ポー
ラマ1世により建てられた、バンコク最古の寺院「ワット・ポー」。大涅槃像とタイ式マッサージの総本山であることも有名ですね。正式名称はワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーン。名前が長いほど格式が高いという証なのだとか。ここで有名な大涅槃像は、寝たままで悟りを開いたとされるお釈迦様の像。全長49m、高さ12mという黄金の寝釈迦仏は見るものを圧倒します。悟りを開いたものの象徴とされる平かな足裏には、バラモン教の宇宙観が細かな美しい螺鈿細工でびっしりと施されています。
ワットポー敷地内にはタイ式マッサージの店が2箇所あります。これは19世紀にラーマ3世が庶民に医学の知識や高度な学問を授けようと、わかりやすく解説した絵などを寺院の壁などに描いたことに由来しています。
今日はタイのバンコクにあるワット・ポー。 高さ15m全長46mの巨大寝釈迦仏が有名な寺院です。 大寝釈迦仏背後には108個の鉢が並んでいて、108枚のコインを並んだ鉢に1枚づつ入れることで、煩悩を捨てる事が出来ると言われています。 pic.twitter.com/VnTqbn6Xjw
— Ree..☆ (@ree_xoxx) 2015, 9月 4
■ 基本情報
- ・名称: ワット・ポー
- ・住所:329/25-28 Maharaj Rd., Prabarommaharajchawang Pranakorn Bangkok 10210
- ・アクセス:エクスプレスボートで[Ta Tein Pier]からすぐ
- ・営業時間:8:30~18:30
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0-2226-0369
- ・料金:拝観 100バーツ タイマッサージ30分260バーツ、1時間420バーツ、
- フットマッサージ30分280バーツ、1時間420バーツ
- ・所要時間:60分~
- ・公式サイトURL: http://www.watpho.com/
4.ワット・トライミット
タイの中華街に位置するワット・トライミットは中国人、中華系タイ人を中心に多くの人が参拝に訪れる寺院です。ここには有名な黄金の仏像があり、なんと純度60%の黄金で作られています。ちなみに現在の貨幣価値にして120億円!この黄金の仏像はおよそ700年前に作られましたが、当時はビルマからの略奪者を恐れて黄金の上に漆喰で塗り固めてあったとか。そのまま何百年と時が経ち、地元の人さえも黄金で作られた仏像のことを忘れ果てていたんだそう。
時は経ち、1953年に仏像が安置されていた寺院が廃寺となり取り壊される際、動かす際にうっかり落下して仏像が割れてしまったのです。でもよく見ると・・・・、中から黄金の仏像が現れて今に至っているという、ユーモラスな逸話があります。
■ 基本情報
- ・名称: ワット・トライミット
- ・住所: Thanon Mittaphap Thai-China, Talat Noi, Samphanthawong, Bangkok 10100
- ・アクセス:MRT(地下鉄)フアランポーン駅をでてジャルンクルン通りへ入り、
- クルンカセム運河の橋を渡って最初の道を左折します。真っ直ぐ進んだ右手。
- ・営業時間:8:00-17:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号:0-2225-9775
- ・料金:金仏像:40バーツ、展示:100バーツ
- ・所要時間: 30分~
- ・公式サイトURL: http://www.wattraimitr-withayaram.com/new_t/index_home.php
5.ワット・サケット
アユタヤ王朝の時代からある古い寺院で、「サケット」とは王が散髪することを意味する王室用語だそう。クメール王朝との激しい戦いを制したチャオプラヤー・チャクリーは、この寺院で散髪してラーマ1世の即位式に臨んだと伝わっています。高さ80mもある「黄金の丘」をぐるりと取り囲むように、真白な螺旋階段が続いています。ここからはバンコクの町が一望できて素晴らしい眺めが楽しめます。頂上の「黄金の仏塔」には仏舎利が収められているといわれ、たくさんの参拝者が訪れます。
■ 基本情報
- ・名称: ワット・サケット
- ・住所: Baan Bat Rd, Pomprab Sattru Pai, Bangkok 10100
- ・アクセス:カオサン通りから徒歩15分
- ・営業時間: 7:30~17:30
- ・定休日: 無休
- ・電話番号:02-223-4561
- ・料金: 黄金のパゴダ「プーカオ・トーン」は拝観料 10バーツ
- ・所要時間: 30分~
- ・公式サイトURL: http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=25
6.ワット・ベンチャマボーピット
正式名称は「ワット・ベンチャマボーピットドゥシットワナーラーム」。建てられた年代ははっきりしていませんが、本堂は1899年にラマ5世によって建てられたことがわかっています。この寺院はイタリア人技師による建物で西洋の建築様式がふんだんに取り入れられているのが特徴です。しかも屋根の瓦を除き、全てがイタリアから輸入した大理石で出来ているというから贅沢。回廊の内側にいる52体の仏像は、タイ国内のみならずインド、スリランカ、日本、ビルマなどから集められた貴重な仏像です。これは一見の価値アリ!ですよね。
■ 基本情報
- ・名称: ワット・ベンチャマボーピット
- ・住所:69 Nakornpathom Rd | Dusit, Bangkok10300, Thailand
- ・アクセス: ラーマ5世騎馬像より徒歩5分
- ・営業時間:8:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号: 0-2282-7413
- ・料金: 拝観無料
- ・所要時間: 30分~
- ・公式サイトURL:http://www.cool-bangkok.com/sightseeing/sightseeing.php?id=00633
7.ワット・ラチャナダ・ロハプラサート
タイの中では珍しい、モノトーンの寺院でバンコクの隠れた名寺といわれています。特徴的なのはその建物。真っ白い壁にモノトーンの尖塔でカラフルなタイ仏教の寺院とは一味違ったシックな外観です。このお寺はラーマ3世が建てたもので、仏陀や弟子達が住んだという伝説上の建物がモデルになったんだとか。このモノトーンの建物はロハプラサートという建物でたくさんある小塔の数はなんと37。周囲には仏像が安置されお参りに来た人が仏像の方の部分から水をかけています。心づけとして寄進し内部に入ると、回廊の両側にも仏像が祀られています。
建物の奥には螺旋階段があり、一番上まで上るとモノトーンの尖塔の隙間からバンコク市内が一望できます。静かで観光客はさほど多くないのですが、まわりにあるお守り店を覗いたりしながらゆっくり参拝するのが気持のよい寺院です。
■ 基本情報
- ・名称:ワット・ラチャナダ・ロハプラサート
- ・住所:Mahachai Rd, Bowon Niwet, Phra Nakhon, Bangkok, 10200
- ・アクセス:市内からタクシーで
- ・営業時間:24時間
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: -
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 20分~
8.ワット・スタット
1807年、ラマ1世がバンコクに大仏を置こうと建造した、バンコク最大の寺院が「ワットスタット」です。ラマ1世はスコータイにあったシーサーカヤームニーという大仏をこの寺院に移そうとした所、大きすぎて城門を通らず、一旦城壁を壊して安置したという逸話があります。礼拝堂には黄金の高さ約7mもの大仏が鎮座しています。大仏の座る台座と室内中に描かれた壁画は圧巻、天井が高いので細部まで見るには双眼鏡が必要なくらいの壮大さです。回廊には100体を超える仏像もおり、見ごたえ十分。
さらに本堂では願い事を瓦に書いてお賽銭と共に収めるコーナーがあります。まるで日本の絵馬のようですね。本堂の瓦が古くなったときにこの瓦と入れ替えていくんだそうです。
ワットスタットの回廊。ずらりと仏像が並んでいます。 タイのお寺ではよく見る光景でしたね。 pic.twitter.com/UoNKbwYOBh
— s.u (@tabijikan_su) 2015, 9月 15
■ 基本情報
- ・名称:ワット・スタット
- ・住所:146 Saochingcha Pranakorn Bangkok
- ・アクセス:MRTフアランポーン駅よりタクシーが最も簡単
- ・営業時間:9:00~17:00(本堂、礼拝堂は16:00まで)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 02-222-6935
- ・料金: 20バーツ
- ・所要時間: 40分~
- ・公式サイトURL:http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=23
9.ワット・ラカン
ワットラカンとは「鐘の寺」という意味。ここの境内の地中からある日鐘が発見されたことから、ワット・ラカンと呼ばれるようになりました。現在鐘はワット・プラケオに奉納されています。ここはまさに「鐘の寺」の名にふさわしく、境内のいたるところに鐘があります。鐘の音と僧侶達の読経の声におもわず神聖な気持になります。ここでは鐘に御賽銭を添えて奉納することが出来、奉納することで徳を積めるとされています。旅の思い出に鐘を寄進してみたくなりますね。
■ 基本情報
- ・名称: ワット・ラカン
- ・住所:250 Arun Amarin Road, Kwang Sirirach, Khet Bangkok Noi, Bangkok 10700
- ・アクセス:BTS:ウォンウェンヤイ駅からタクシーで約30分
- ・営業時間: 8:00-17:00
- ・定休日: 無休 行事のときは拝観できません
- ・電話番号: 02-411-2255
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 30分~
- ・公式サイトURL: http://www.watrakang.com/
■宮殿
立憲君主制国家であるタイには様々な宮殿があります。歴代国王が居住した宮殿はもちろん、戴冠式を行う宮殿、誕生日や国家行事を行う宮殿、王朝100周年を記念して造られた宮殿など様々。
一般公開をしている宮殿は内部見学が出来ますし、建物の建築様式一つをとってみても、タイの歴史を様々に反映していて非常に興味深いものがあります。寺院と並んで観光の目玉となる宮殿。日本ではなじみの薄いものだけにとっても興味を引かれちゃいますよね。
10.ウィマーンメーク宮殿
ラマ5世が1902年に別荘として建てた宮殿で全てチーク材で造られた、タイと西洋折衷の木造建築です。ラマ5世といえばタイ国民に今もなお、とっても慕われている国王。奴隷制度を廃止したり、学校教育制度を整備したりしたことでも知られています。内部は博物館になっていて見学ができます。実際に使っていた調度品や身の回りの品々がそのまま残されていて、まるで100年前にタイムスリップしたかのよう。たくさんのお部屋を見て回ることが出来ます。財布以外の手荷物はコインロッカーに預ける必要があるので注意しましょう。
■ 基本情報
- ・名称:ウィマーンメーク宮殿
- ・住所:Vimanmek Mansion Ratchawithi Road, Dusit, Bangkok 10300
- ・アクセス:BTS戦勝記念塔(アヌサワリー)駅やパヤタイ駅からタクシーを使うのが便利
- ・営業時間:9:30-16:00
- ・定休日:タイの祝祭日
- ・電話番号:02-628-6300
- ・料金: 入場料:100バーツ ロッカー使用料:30バーツ
- ・所要時間: 90分~
- ・公式サイトURL: http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=551
11.アナンタサマーコム宮殿
こちらもラーマ5世が建造を命じた宮殿、「アナンタサマーコム宮殿」です。1500万バーツという巨額を投じて建設されたとされ、ルネサンス様式の壮麗な姿が実に堂々としています。まるでヨーロッパの城のような真白な壁はイタリアから取り寄せた大理石。宮殿内部にはラーマ1世から5世までの御世が壁画にして描かれていて、息を飲むほど見事。それもそのはず、現在は一部が迎賓館として使われているそう。道理で優雅な建物なわけですね。
ちなみにこちらの宮殿、ドレスコードも厳しく、女性なら袖付きのトップスと長いスカート(ドレス、ワンピースでも可)、男性なら袖ありシャツに長いパンツでないと見学できないので要注意です。
遅くなりましたがあらためまして今回、タイ国政府観光庁、toggyと行くタイ バンコク視察ツアーに参加させて頂きました。 印象に残っているのが、旧国会議事堂(アナンタサマーコム宮殿)の天井部壁面画・チーク材の彫刻・刺繍絵図等数々の気の遠くなるようなハンドメイドの芸術品はまさに圧巻!
— yuu (@YuuYuu0717) 2014, 8月 9
■ 基本情報
- ・名称:アナンタサマーコム宮殿
- ・住所:The Ananda Samakhom Throne Hall , Rachawithir Rd., Dusit, Bangkok 10300
- ・アクセス:BTSパヤタイ駅からタクシーで約15分
- ・営業時間:10:00-18:00
- ・定休日: 月曜日
- ・電話番号: 02-283-9411
- ・料金: 大人150バーツ
- ・所要時間: 90分~
12.スアンパッカード宮殿
スアンパッカードってなんと「キャベツ畑」って意味なんですって!それはこの宮殿が建てられる前、この地がキャベツ畑だったから。なんか可愛らしいですね。タイ国民に人気のラマ5世の孫、チュンボット王子がお金持ちの屋敷を移築して王子夫妻の住居にしたもの。王子の没後、博物館として公開されることとなり、入場料は若い芸術家達の奨学金として使われています。博物館にはチュンボット王子夫妻の生活の品や調度品、歴史的に価値のある芸術品、古代の出土品など様々なものが納められています。
■ 基本情報
- ・名称: スアンパッカード宮殿
- ・住所: 352-354 Suan Pakkad Palace Sriayudhaya Ratchatevi Bangkok 10400
- ・アクセス:パヤタイ駅4番出口から出てスィーアユタヤ通りを右にまっすぐ
- ・営業時間: 9:00〜16:00
- ・定休日: 日曜、祝日
- ・電話番号:0-2245-4934
- ・料金: 入場料100バーツ
- ・所要時間: 1時間~
- ・公式サイトURL: http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=555
13.ポロマビマン宮殿
エメラルド寺院に併設された「ポロマビマン宮殿」。見学料金はワットプラケオの中に含まれています。とはいえ、現在進行形で使用されている宮殿なので、内観は出来ません。ただ周囲の優美な伝統や、タイの庭園らしい丸くカットされた植木などは見ることが出来ます。王室一家はここで暮らしているわけではなく、現在この建て物は迎賓館として使用されています。入り口に直立不動で立つ衛兵がとっても凛々しく素敵ですね。
■ 基本情報
- ・名称:ポロマビマン宮殿
- ・住所:Thanon Naa Phalaan khween Pra-Barom Mahaa-Rachawang, Khet Phranakhorn
- ・アクセス:最寄り駅がないためMRTフアランポーン駅、BTSナショナルスタジアム駅
- などからタクシーなどを利用
- ・営業時間: 8:30 – 15:30(最終入場)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0-2221-5315
- ・料金: 無料(ワットプラケオ拝観料に含まれる)
- ・所要時間: 5分~
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL: http://www.bangkoknavi.com/miru/12/
14.チャクリー・マハ・プラサート宮殿
ワットプラケオから歩いて数分、ラーマ5世が建てた宮殿です。現在は1階部分が武器や鉄砲の博物館になっていて見学が可能です。興味深いのはこの建物の建築様式。見た目でもすぐ気付くと思いますが建物の上部と下部では全く違った雰囲気になっています。実は上部から屋根はタイ様式、下部はヨーロッパ様式で建てられているんです。なぜこんな複雑な建築様式になったのかというと、タイは上位でヨーロッパは下位であるという権力の誇示のためだそうです。そう考えるとますます興味深く見えてくるものですよね。
バンコクの「王宮周辺」で外せない名所をチェック!: ©ASEAN-Japan Centre チャクリー・マハ・プラサート宮殿… http://t.co/aA3NHpW8il pic.twitter.com/ZrIZx20ZdR
— 佳江 (@yoshiecyan) 2015, 7月 9
■ 基本情報
- ・名称:チャクリー・マハ・プラサート宮殿
- ・住所: Phra Nakhon, Bangkok
- ・営業時間: 8:30-15:30
- ・定休日: 無休 王室行事のあるときは休み
- ・料金: 500バーツ
- ・所要時間: 60分~
15.バンパイン離宮
バンコクに行ったら誰もが訪れる「バンパイン離宮」。アユタヤー王朝の歴代の君主が夏の離宮として利用した宮殿です。アユタヤー王朝が滅んで荒廃していたのをラーマ4世と5世によって再建されました。中でも中国風建築の陽明殿、ヨーロッパの建築様式の謁見陽の宮殿などが一般に公開されていて、繊細な装飾は一見の価値アリ。様々な建築様式の建物が敷地内にあるから、ついつい長居をしてしまうほど飽きない宮殿です。
■ 基本情報
- ・名称: バンパイン離宮
- ・アクセス:バンコク市内より、車で約1時間15分
- ・住所: Tambol. Baan-lenn, Bang Pa-in District Ayuthaya
- ・営業時間: 8:00〜17:00 (チケット購入8:00〜15:45)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 035-261-548
- ・料金: 100バーツ カートでの見学は400バーツ
- ・公式サイトURL:http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=583
■水上マーケット
その昔、「東洋の水の都」といわれたタイ。運搬と販売が同時に出来る水上マーケットは、最初こそ小規模で、数人の商人達が細々と始めましたが、現在では一大産業になり国内外から大勢の人が集まる観光スポットにまでなっています。
ここでは観光客が行きやすいメジャーなマーケットから、地元の住民ご用達のローカルマーケットまでご紹介します。タイを訪れたら一度はマーケットの活気を肌で感じたいですね。
16.ダムヌン・サドゥアク水上マーケット
バンコクからおよそ80Km、ダムヌンサドゥアクという地域にある水上マーケットです。このマーケットは観光客も多くツアーなどもたくさん組まれています。地元の買い物客と観光客が程よく交じり合って、活気のあるマーケットです。マーケットには水上から入るルートと陸上から入るルートに分かれ、水上マーケット独特の雰囲気を味わいたい人はもちろん水上からのルートがおすすめ。マーケットにはおみやげ物、果物などの農産物、そして船の上で火を使って調理している屋台まで!
タイの甘いおやつの屋台で小腹を満たし、値段交渉しながらお土産を買っているうちに明日へのエネルギーが体一杯に湧き上がってくるようです。
ブログを更新しました。 「ダムヌン・サドゥアク水上マーケットに向かいます!(動画付き)」→http://t.co/ycYxu3NEvs pic.twitter.com/VJuW2ltLsT
— 堀井 研吾 (@KengoHorii) 2015, 3月 8
■ 基本情報
- ・名称:ダムヌン・サドゥアク水上マーケット
- ・住所:ダムヌンサドゥアク
- ・アクセス:タイ語で「パイ タラーッ ダムヌンドゥアック」でタクシー
- ・営業時間:8:00〜14:00
- ・定休日: 無休
- ・オススメの時期: 早朝7:00~9:00が活気があってお勧め
17.アンパワー水上マーケット
バンコクから車で1時間半という便の良さが魅力の「アンパワー水上マーケット」。昔ながらのタイの雰囲気が味わえるということで、近代化されたバンコクとは一味違う、昔ながらの風情を楽しみたいと若者を中心に人気を集めている、注目のマーケットです。マーケットが開催されるのは毎週金土日の週末のみ。開催時間は15:00~21:00とかなり限定的にもかかわらず、毎週末には多くのお客さんでごった返しています。ダムヌン・サドゥアクのマーケットより観光地化されていないので、幾分値段がリーズナブルなのも嬉しいポイントですね。
■ 基本情報
- ・名称:アンパワー水上マーケット
- ・住所:Amphawa, Samut Songkram
- ・アクセス: 南バスターミナルから[BKK-Amphawa-Damnoen Saduak]路線のバス
- ・営業時間:15:00~21:00
- ・定休日: 月~木
- ・電話番号: 034-751-359 アンパワー町役場
18.タリンチャン水上マーケット
こちらもローカル色の濃い「タリンチャン水上マーケット」。といっても完全に小船の上で売買するマーケットとは一味違います。ここは運河に行く手前、道の両側にお土産の雑貨やフルーツなどの露店が並びます。さらに進んで、桟橋の上にはテーブルと床が一杯にしつらえてあり、桟橋の両側には食べ物やさんの小船がたくさん浮かんでいます。ちょうどフードコートのような雰囲気で注文は店員さんが一律で取ってくれます。
さらにこのマーケットに来たら絶対参加したいのがボートツアー。運河を約二時間かけて観光して周ります。運河沿いの庶民の暮らしが覗けたり、お寺を周ったり中々充実した2時間強のツアー。これはぜひ参加して昔ながらのタイの生活を覗いてみたいですね!
■ 基本情報
- ・名称: タリンチャン水上マーケット
- ・住所:324 Chakphra Rd. Talingchan
- ・アクセス:タクシーで「タラ-トナーム タリンチャン」で通じます。およそ100B〜150B
- ・営業時間: 8:00-17:00
- ・定休日: 平日
- ・電話番号:0-2424-544
■その他観光スポット
近代的な都市と様々な寺院、魅力的な人々と昔ながらの素朴な暮らしが渾然一体になってなんともいえない異国情緒を醸しだしている国、タイ。観光地も近年様々に整備され、タイの文化に触れられるようなスポットや、家族みんなで楽しめるスポットが次々出来ています。滞在中一度は行きたいタイの観光スポットをご紹介します。
19.ローズガーデン
タイの観光といえば真先に思いつくのがここ、「ローズガーデン」です。バンコクの南西およそ30kmの位置にあり、ホテルやゴルフ場まで併設している観光庭園。その名の通り11月~1月にはバラが咲き乱れ、他の季節でも一年中美しい花々が咲き誇っています。他にも古典舞踊やムエタイなどのショーや像の曲芸など楽しみ方は色々。さまざまな体験アクティビティも充実しているから一日中楽しめちゃう。タイの伝統文化に触れられるのも嬉しいポイントです。
■ 基本情報
- ・名称:サムプランリバーサイド(旧ローズガーデン)
- ・住所: Km.32 Pet Kasem Rd., Sampran, Nakorn Pathom 73110
- ・アクセス: バンコクから車で移動 約1時間
- ・営業時間:8.00-18.00
- ・定休日: 休
- ・電話番号: 0-3432-2588~93
- ・料金: 入場料500バーツ(タイ伝統文化体験料込)
- ・公式サイトURL:http://www.sampranriverside.com/
20.サイアムスクエア
近年日本でもブームになっている対発祥のブランドの数々。そんなタイのファッション界に常にインスピレーションを与え続けているのが、タイのトレンド発信地区といわれる「サイアムスクエア」。ここはタイの名門チュラロンコーン大学の敷地内の、そのまた一角の狭い区域ですが、最新ファッションのお店が立ち並び、タイの若者には絶大な人気を誇る一角になっています。グルメのお店もたくさんあるサイアムスクエアは買い物が寺の待ち歩きにぴったり!
お店の多くは昼近くの開店なのであまり朝早い時間は避けたほうがいいですよ。
サイアム駅周辺には、巨大ショッピングモールがいくつもある。サイアムパラゴン、サイアムスクエア、サイアムセンターなど。開店まで時間まちに水分補給。マンゴーのシャーベット65バーツ(約200円) pic.twitter.com/QHgik5wA9P
— ひとり旅@たまにギター (@90Konishg) 2014, 5月 2
■ 基本情報
- ・名称: サイアムスクエア
- ・住所: Bangkok, Thailand
- ・アクセス:BTS SIAM駅下車が一番近いですが、チッドロム駅、ナショナルスタジアム駅
- からも徒歩圏内
21.カオサンロード
カオサンロードは旅行者の間から「バックパッカーの聖地」なんていわれるほど、バックパッカーに人気のショッピングストリート。全長約300mほどの短い通りには暑いタイにぴったりの涼しげな服や屋台、雑貨店などのお店が寄り添うように立ち並んでいます。近年はおしゃれなオープンテラスのカフェやレストランなどが次々OPENし注目のエリア。バックパッカー用の宿ももちろんたくさんあります。短い通りですが、ぶらぶらとあちこち寄り道しながらのんびり歩くのが正解。思わぬ掘り出し物にも出会えそうです。
【#観光スポット】エリアアルバム(カオサンロード) バックパッカーの聖地 カオサンロード 若い西洋人で溢れる活気のある街 http://t.co/vRFh11Zp5u pic.twitter.com/YVi1wKHzpb
— cool-bangkok.com (@cool_bangkok) 2015, 9月 18
■ 基本情報
- ・名称: カオサンロード
- ・住所:Khaosan Rd., Banglumphu, Bangkok Thailand
- ・アクセス:MRTフアランポーン駅の4番出口を出てタクシーに乗る(15分~20分)
- ※たくさんの外国のバックパッカーが訪れるカオサンロード。盗難等も起きています。気を緩めすぎないよう気を配りましょう。
22.ヤワラート
バンコクの中華街エリア、ヤワラート。今日は一日食べ歩き!と決めたら迷わずここに来るのもいいかも。ヤワラートには安くて美味しい屋台やレストランが一杯あります。ヤワラートを思う存分楽しみたいなら、お昼にレストランで食事した後散策し、夕方から屋台をはしごして食べ歩くなんていかが?屋台がたくさん出店しているヤワラートは、屋台のメニューだけで前菜からデザートまで揃ってしまうほどたくさんのお店があるんです。安くて美味しい屋台だからどれもこれも食べたくなっちゃう!バンコクからのアクセスがしやすいのも便利です。
■ 基本情報
- ・名称: ヤワラート
- ・住所: Yaowarat Road ,Samphanthawong,Samphanthawong,Bangkok
- ・アクセス:MRTフアランポーン駅の1番出口
- ・営業時間:店による
- ・定休日: 店による
- ・電話番号: 02-2333591
23.チャオプラヤ川クルーズ
かつて東洋の水の都といわれたバンコク。市内を流れるチャオプラヤ川でのクルーズはいかがですか?川面を渡る涼しい風が頬をなでて最高。ナイトクルーズなら寺院や王宮のライトアップが気分を盛り上げます。美味しいディナーをいただきながらバンコクの夜景をを眺めるなんてロマンチック。ツアーの内容も豊富でディナークルーズのほか、日帰りでアユタヤまで行くツアーや、ライブショーを見ながらお酒が飲めるクルーズなどお好みに合わせて選べるのも嬉しいですよね。
チャオプラヤ川クルーズしてます