Ryosuke Yagi
せっかく浅草までやってきたのにあめが振り出してきちゃったよ...でも、1時間以上電車に揺られてきたのに、そのまま帰るのはもったいないし。大丈夫です、東京観光のメッカ浅草は雨が降っても遊べるところがたくさんあります!
1.浅草東洋館
その歴史は古く、昭和26年に開業したストリップ劇場が前身となっています。その頃から踊り娘さんのショーの合間にお笑い芸が演じられていました。その後、いろいろな歴史を重ね、平成12年に演芸場「浅草東洋館」として再スタートを切っています。
浅草東洋館と浅草演芸ホールとの違いは、浅草演芸ホールが寄席であり落語を公演するのに対して、浅草東洋館は漫才や手品など落語以外の演芸を公演することです。
どちらに行くかはその辺りの好みによるところとなりますが、浅草東洋館がストリップ劇場であった頃に出演していた芸人たちが、東八郎、渥美清、萩本欣一など名だたる昭和のコメディアンばかりです。彼らの下積み時代を思い浮かべながら現代の芸人さんの舞台を見るのも一興かと思います。
■ 基本情報
- ・名称 : 浅草東洋館
- ・住所 : 〒111-0032東京都台東区浅草 1-43-12
- ・アクセス: 東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン 浅草駅から徒歩約6分
- 都営浅草線 浅草駅から徒歩約8分
- ・営業時間: 開場11:30 終演16:30
- ・定休日 : なし
- ・電話番号: 03-3841-6631
- ・料金 : 大人 2500円、学生 2000円、子供 1000円
- 年末・年始を含む特別興業料金(割増)あり
- ・公式サイトURL: http://www.asakusatoyokan.com/
2.浅草公会堂
浅草公会堂は昭和52年にこけら落し公演が行われた、東京都台東区立のホールです。ホールは花道がついているタイプのもので、日本のいろいろな伝統芸能の公演にも対応できるようになっています。実際に毎年年末と正月には浅草新春歌舞伎の公演が催されています。
浅草公会堂では毎月かなりの本数の公演が行われています。演劇、コンサート、伝統芸能など多岐にわたり、催しが何もない日の方が少ないくらいです。浅草まで来て雨に降られてしまったら、浅草公会堂のホームページをご覧になってはいかがでしょうか。皆さんの好みの公演が催されているかもしれません。
また、浅草公会堂の前の歩道には浅草に所縁がある芸能人などの手形が埋め込まれています。
これも是非、見てみてください。
■ 基本情報
- ・名称 : 台東区立浅草公会堂
- ・住所 : 〒111-0032東京都台東区浅草1-38-6
- ・アクセス: 東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩約5分
- 都営浅草線 浅草駅より徒歩約8分
- ・営業時間: 公演により異なるのでホームページ等で確認ください
- ・定休日 : 公演により異なるのでホームページ等で確認ください
- ・電話番号: 03-3844-7491
- ・料金 : 公演により異なるのでホームページ等で確認ください
- ・公式サイトURL: https://asakusa-koukaidou.net/
3.ビアレストラン フラムドール
浅草といえば隅田川の東側に建っている金色に輝くアサヒビールのビルをご存知でしょうか。そのビルの脇にあるふわふわとした金色のヒトダマのような不思議なオブジェの下に、ビアレストラン「フラムドール」があります。お昼少し前から開店しているので、昼食を兼ねてのんびりと昼飲み、などというのも良いのではないでしょうか。
アサヒビールの直営レストランなので、ビールはもちろんのこと、料理も洒落た美味しものをいただくことができます。現在はちょっと判りませんが、以前行ったときには東京の地ビールも置いてありました。
レストランですが、飲み放題メニューもありますので、ガンガン飲みたい派にも良いと思います。
■ 基本情報
- ・名称 : フラムドール
- ・住所 : 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール1F・2F
- ・アクセス: 東京メトロ銀座線 浅草駅、都営地下鉄浅草線 浅草駅、
- 東武スカイツリーライン 浅草駅の各駅から徒歩6,7分
- ・営業時間: 11:30~22:00(ラスト・オーダは21:30)
- ・定休日 : 年末年始
- ・電話番号: 03-5608-5381
- ・料金 : 約3500円~
- ・公式サイトURL: http://www.asahibeer.co.jp/area/search/shop.psp.html/93004709.htm
4.浅草演芸ホール
「浅草演芸ホール」は、昭和39年に営業を開始した、東京にいくつか残っている”寄席”のひとつです。コント55号やツービートをはじめとする多くの浅草芸人が、ここで下積みをして日の当たる場所へ出てゆきました。現在は落語協会と落語芸術協会が10日交代で公演を行っていますが、落語だけでなく、漫才や手品、紙切りなど様々な演芸を見ることができます。
昼の部と夜の部の間に幕間がありますが、入れ替え制を取っていないので、昼に入場してから夜まで楽しめてしまうのは魅力的だと思います。売店では、お菓子以外にもお弁当も販売しているので、食事もホール内で済ませて、雨の一日を笑い飛ばして過ごしてしまうのはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称 : 浅草演芸ホール
- ・住所 : 〒111-0032 東京都台東区浅草1-43-12 (六区ブロードウエイ 商店街中央)
- ・アクセス: 東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン 浅草駅から徒歩約6分
- 都営浅草線 浅草駅から徒歩約8分
- ・営業時間: 昼の部:11:40~16:30 夜の部:16:40~21:00
- ・定休日 : 無休
- ・電話番号: 03-3841-6545/03-3841-8126
- ・料金 : 大人:2800円 学生:2300円 小人:1500円
- ・公式サイトURL: http://www.asakusaengei.com/
5.まつり湯
行楽先で雨に降られると冬は寒いし、夏はジメジメと鬱陶しいものです。そんなときは、お風呂で温まったり、汗を流したりしてはいかがでしょうか。
浅草にも古くからの銭湯が残っていますが、今回ご紹介するのは浅草の大型商業施設「浅草ROX」の中にある、いわゆるスーパー銭湯「まつり湯」です。風呂の数も多く、露天(といっても東京の中、外部との遮蔽物や屋根があるので疑似露天ですが)風呂もありゆっくりと楽しむことができます。
中にはもちろん食事処もあるので、昼食や夕食をいただいたり、大広間を利用して週末を中心に園芸の催しも行っているので館内で結構長い時間を過ごすことができると思います。お風呂に飽きたら、浅草ROXのなかで、気ままにウインドウショッピングや夕食の材料を買ってしまうことができ、便利なお風呂です。
■ 基本情報
- ・名称 : まつり湯
- ・住所 : 東京都台東区浅草1-25-15 ROX 7階
- ・アクセス: 東京メトロ浅草線・東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩約8分
- ・営業時間: 月~土曜日:10:30~翌日9:00(大浴場終了 翌日8:00)
- 日曜日 :10:30~23:00 (大浴場終了 22:30)
- ・定休日 : なし
- ・電話番号: 03-3836-7878
- ・料金 : 大人(中学生以上) 2365円、小人(3才以上、小学生以下) 1234円、
- 幼児(2才以下) 無料
- 深夜割増:30分 260円増(24:00~5:00)
- ・公式サイトURL: http://www.matsuri-yu.com/