石川の宿で思う存分カニを堪能したい！石川の蟹料理が自慢の宿6選 

石川県の冬のおいしいものといえば、カニ、カニでしょう。ホカホカと茹で上がったカニも、香ばしい焼きガニも魅力的。どうせなら一泊して思う存分カニを食べましょう。日本中のカニ好きの皆さん、カニシーズンがやってくるまで、もうちょっとですよ。予約しておかなくちゃ。

1.旅亭懐石　のとや　

オススメ度：★★★★☆

のとやでは、カニをいろいろな方法でおいしくいただけます。地元の漁港で水揚げされたばかりの活きズワイガニを、焼きガニ、カニ刺し、せいろ蒸しに。本場のズワイガニがこんなに甘いとは、驚きです。カニだけではなく、野菜類も地元の加賀野菜にこだわって使っています。

お食事が夕・朝食ともお食事処ですが、追加料金でお部屋食にもできます。カニを食べるときは集中したいので、ぜひともお部屋食をお願いしたいですね。

のとやの温泉は創業以来ずっと自家源泉です。７０１年間休まずに地下５メートルから噴き出していて、加水なし、自家源泉１００％の湯を大浴場や露天風呂で使っています。ほかにも家族連れにやさしいお部屋（子育て部屋　小菊）などもあり、家具のかどを丸くするなど細かい配慮がある宿です。

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2.百楽荘

オススメ度：★★★★☆

季節の物を、地のものを、と地元の食材にこだわっているのが、百楽荘です。能登でしか味わえないものを食べてほしいということから、カニはズワイだけでなく、香箱ガニもいただけます。メスの香箱ガニはたっぷり子供をかかえていて、身の味がとても繊細です。豪快な甲羅盛りでどうぞ。

百楽荘のこだわりは食材だけではありません。常に進化し続ける宿でありたいと毎年リニューアルを続け、１０年がたったところで、ついに３つのスイートをオープン。これで日本百景の九十九湾を楽しめるスイートが４つになりました。どれに泊まるかの悩みもありますね。

朝食がおいしいのも特徴です。干物は目の前で焼いてくれ、アツアツが食べられます。とろけるようなおぼろ豆腐や、地魚のうまさが詰まった海鮮浜汁など、体にやさしいメニューばかり。お米も地元産と徹底的です。


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3.瑠璃光

オススメ度：★★★★★

瑠璃光は5つ星の宿や旅館100選にも選ばれている山中温泉の有名旅館です。館内は和モダンのしつらえで、客室は露天風呂付きや本格和室にテンピュールを設置した和洋室などがあります。種類が多いので、好きなように客室を選べるのがいいですね。

こちらのカニは、石川県のブランド橋立カニです。カニ三昧プランは、橋立カニのタグが付いたカニを１人１ハイつかった豪華なもの。炭火焼の焼きガニやカニ刺しなどで、甘いカニの身を味わえます。料理長オリジナルのカニのミルフィーユ仕立てなど、カニ好きがうなるメニューがたくさんあります。

露天風呂からは季節ごとに移り替わる景色を眺められ、ゆっくりと疲れをいやせます。雰囲気が違う貸切風呂も５か所あるので、家族やカップルでプライベートな温泉を楽しむこともできますよ。。ちょっと足を延ばして、姉妹館の「葉渡莉」へも湯めぐりに行くのも楽しい。

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4.こおろぎ楼

オススメ度：★★★★★

山中温泉の名所、総ヒノキ造りのこおろぎ橋。こおろぎ橋のそばにあるのが、こおろぎ楼です。創業してから１００年以上もたっている老舗旅館。わずか７室しかありませんが、だからこそ行き届いたサービスができるのです。

旅館の規模は小さいですが、こおろぎ橋と鶴仙渓がみえる絶好のロケーション。ちなみにお部屋は３階まで階段利用です。大変そうですが、食べ過ぎることは確実なので少しでも動いておきましょう（笑）。

こおろぎ楼は、橋立漁港でおこなわれるセリの権利を持っているので、オーナーが食材を仕入れることが可能。約９００ｇ～１ｋｇの特大サイズのカニを厳選してあります。橋立港は３０キロの沖合で暖流と寒流がぶつかるため、カニも魚介類も身にうまみが詰まっているのです。


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5.ちりはまホテルゆ華　

おススメ度★★★★☆

羽咋市にある、広大な敷地のホテルです。２０１５年の４月にリニューアルオープンして、ゆったりできる18室と6棟の離れがあるぜいたくな作りに変わりました。客室も和室、洋室、和モダンと別れているので、好みによって選べるのがいいですね。夕日がきれいな千里浜海岸まで徒歩３分。サンセットは見逃せません。

お食事はのどぐろが名物。日本海のおいしいのどぐろを、塩焼きにしたり土鍋で姿めしに仕立てたり、と料理法のバリエーションがあります。カニもズワイだけでなく、香箱ガニや加能ガニも食べられます。

温泉は自家源泉のかけ流し。ややとろみのある琥珀色のお湯は、ナトリウム・塩化物炭酸水素水。とっても高濃度で、ぬるりとした肌ざわりがいかにもききそう。美肌や傷、冷え性に効果があるそうです。


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6.大正浪漫の宿　渡月庵　

おススメ度★★★★☆

和倉温泉の中では、ひっそりと建つ小さな渡月庵。渡月橋の近くに建ったのが、大正４年です。和倉温泉の旅館としては一番古い数寄屋造りの建物です。平成４年に改修工事をしましたが、なるべく以前の雰囲気を壊さないようにしたので、今でもレトロモダンなおもむきが消えずに残っています。

こちらでは、七尾湾で朝にとれた魚介類を中心にした和会席が人気です。天然のイケスと呼ばれる七尾湾の魚介ですから、旨みたっぷり。冬は、加能カニをふんだんに使ったカニのフルコースが名物です。

温泉はナトリウム・カルシウム塩化物泉。無色透明で、塩分のつよいお湯です。大浴場は平成１５年に新築、露天ぶろは庭園を望む石造りです。温泉が肌に合わない人のため、露天風呂は普通のお湯にしてあります。ほかに2種類の貸切風呂を予約で使えます。
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どうですかって、これは今すぐ予約してカニを食べに行くしかないでしょう。甘くて淡泊なカニは、人を幸せにしますね。寒い冬はおでかけがおっくうになりますが、行った先でおいしいカニが待っていると思えば、荷作りも移動もきになりません。さあ、カニを食べに行きましょう。