福井の魅力知ってますか？これを読んだら福井ツウになれる23個のまとめ

日本海に面する、正直あまり目立たない福井県ですが、実は思ってもいないほどたくさんの魅力があるのです。グルメも観光スポットもたくさんあり、みんな知っているあの場所もこの福井県にあります。ココではそんな福井の魅力をまとめてみました。

福井について

「弁当は忘れても、傘は忘れるな」という格言があるほど変わった天候をしており、若狭湾と日本海の幸に多く恵まれています。ドラマでは欠かせない東尋坊も福井県にあります！人口約80万人と人口密度も低く、のんびりと生活できる場所で、その魅力を知って移り住む人も多いです。

福井の歴史

京都や名古屋からも近い福井には昔から続く伝統文化があります。古代は木橋遺跡などからもわかるように1万5000年前から人がこの地に住んでいたことがわかっています。飛鳥時代や奈良時代には若狭湾の塩を上納していたこともあります。

宗教では浄土真宗の布教の中心地となり、親鸞や法然上人にも縁がある地域です。今では富山県にその浄土真宗親鸞会があり、毎年多くの人が訪れています。福井県はこうした様々な歴史が残っている特別な場所で、今でも多くの方に大切にされています。

福井の気候

福井の海は、俗にいう「潮目」で暖流と寒流がぶつかる地点に近いです。そのため冬にはかなりの豪雪地帯になり、夏場にも雨が多く降ります。天候は予測が難しく、あまり天気予報が当てにされていません。夏場の澄み切った山の景色や川はとても美しく雄大です。

福井の観光スポット

福井県にある数々の観光スポットを巡る度は1日では終わりません。言われてみないとわからない場所もあるので、今一度こおでチェックしてみてください。有名なドラマ撮影スポット東尋坊や恐竜の骨が出てきたことでも知られる博物館など、とても充実しています。

東尋坊

ゴツゴツと入り組んだ岩場に日本海の荒波が当たる景色はとても絵になります。刑事ドラマなどで利用されることも多いですが、日本の他の場所では東尋坊ほどの雰囲気を出すことはできません。海が荒れているときは冗談抜きで危ないのであまり近づかないようにしましょう。

永平寺

たくさんの緑に囲まれた永平寺は、パワースポットとしても有名ですね。福井県指定の有形文化財で、曹洞宗のお寺です。夕方から夜には門のライトアップもあるので、意外とデートにもおすすめです。大小70近い棟があるので、見て回るのには意外と時間がかかります。

福井県立恐竜博物館

日本国内の恐竜博物館の代表と言われています。地質学の中心でもあり、考古学などの多くの学問で重要視されています。30以上の恐竜の骨格標本があり、恐竜好きな子どもにとっては最大のロマンを感じられる場所でしょう。福井観光で外せないスポットです。

一乗谷朝倉氏遺跡

自然散策感覚で立ち寄ることも出来る場所です。サイクリングで訪れてみるのもよく、周囲の大自然を全身で感じることができます。朝倉義景が徳川軍と刀根坂の戦いで敗れた場所としても知られています。国指定の一乗谷文化の名残をみて歴史の一端を感じるのもよいでしょう。

丸岡城

歴史を感じる出で立ちに言葉を失う。

春になると桜がきれいに咲き誇るお城です。織田信長が一向一揆に対抗するために建てたお城で、織田信長の当時の力を知ることもできます。400本ものソメイヨシノが植えられており、日本の桜の名所100選にも選ばれているおすすめ観光スポットです。

越前竹人形の里

不思議な雰囲気を持つ観光スポット！
周囲を竹林に囲まれた神秘的な雰囲気を持つ観光スポットです。福井の伝統を感じることもできますが、竹人形は子どもや一部の方には少し怖いかもしれません。施設内には竹人形の売店やロールケーキが味わえるカフェもあります。竹製の器は独特で、和の雰囲気を楽しめます。

福井の特産品

福井の特産品といえば日本海の幸と若狭湾の食材です。カニや昆布が特に有名ですが、おみやげに買うよりは現地で自身で味わってみて欲しいです。福井の大きい駅ではカニの身がこぼれんばかりに乗った駅弁も味わえるので、旅のおともに是非！

チャンスがあれば大根おろしと一緒に味わう越前そばも味わってみましょう。福井でしか食べられないローカルなグルメですが、一度クセになるとなかなか忘れられません。自宅でも再現しやすい味なので、そばを食べるときのひと工夫の参考にもなるでしょう。

越前ガニ

越前ガニは、いわゆる福井でとれるズワイガニです。厳しい日本海で育ったプリプリの肉身はとてもおいしいです。採れたてを生でそのまま頂くのが一番ですが、ボイルでバターなどをつけて頂くのも非常に美味！福井流の味わい方をぜひ楽しんでみてください。

てすきおぼろ昆布

日本全国で利用される昆布の内、約8割を福井県で生産しているそうです。濃厚な味と素朴なだしを出してくれる福井の昆布は高級料亭でも利用される絶品です。現地で買えば価格もお得なので、家庭向けに気軽に手に入れることもできます。日頃の料理に生かしてみてはいかがでしょうか。

若狭ガレイ

若狭湾でとれるカレイは身がプリプリで、子どもでも食べやすいと評判です。味付けをしなくても十分香りも味も付いているので毎日の食卓に欠かせません。日干しにしてあるカレイはまた独特の味を出すので、おみやげに買って帰るのもよいでしょう。お取り寄せで買うこともできます。

福井の伝統工芸

長い歴史を持つ福井には伝統工芸品もたくさんあります。漆器などは高級感があり、高級料亭でもよく利用されるほどの人気があります。和紙や陶芸品もおすすめで、おみやげに選んでみるのもよいでしょう。受け取る人にとってはもらって困るものではないです。

越前漆器

赤と黒の独特な色合いが印象の越前漆器は伝統工芸品として最も有名でしょう。金色の装飾が付いているものは特に和の雰囲気を持ち、宮廷や高級料亭で利用されているような食器です。お猪口やお箸もあるので、専門店を見つけたら迷わず訪れてみてください。

越前和紙

千代紙でもよく選ばれる柄がおしゃれな越前和紙は、プレゼントの包みや照明にもよく利用されます。折り紙やお手紙の便箋・封筒にも利用され、和の心を伝えるものとして今でも職人によって手作りされています。高級品の類で、高いものは驚くほど高いです。

若狭塗

赤と黒の地に、金箔などでカラフルに絵柄をつけたものを若狭塗りと言います。お箸や越前漆器にも多く、高級感を高める技法の一つとして世界的にも注目されています。不規則な幾何学模様を違和感なく描くには職人の腕が必要で、日本の伝統工芸の一つとも言われています。

若狭めのう細工

福井で取れるめのうを細工してお猪口や動物をかたどる技術です。優しい紅色と白い色が調和しているものは特に高級感があり、非常に魅力的です。ネックレスやブレスレットに使用されることもあり、福井ではめのう細工の体験教室もあります。

名物 越前ガニを食べよう

福井の名物でもある越前ガニを存分に味わえるお店を紹介します。福井独特の食べ方も多いので、観光の際にはぜひ忘れずに味わってみてください。越前漁港で水揚げされたばかりのカニをおいしく調理してくれるお店もあるので、要チェックです！

かに八

大きな蟹がある看板が目印！
場所は越前漁港にあり、とれたての絶品カニ料理が味わえます。カニに限らず、エビの活造りやアワビ、ヒラメなどの活造りも味わえます。越前ガニのボイルもまるまる一匹食べられます。おすすめは8000円のカニ定食で、カニのおいしさが凝縮されています。

開花亭

タイムスリップしたかのような建物に驚き！
明治開業の国指定文化財でもあるこのお店は訪れるだけでも観光名所です。福井の贅沢な野菜懐石も人気ですが、蟹の淡雪という一品は特におすすめです。カニの身を福井産のこしひかりにふりかけのようにしてかけただけのレシピですが、香りも味もよだれが滴るほどおいしいです。

旬味　泰平

雰囲気ある外観は福井らしい！
確かな信頼と自信のあるお店で、越前かにや若狭湾で採れた海の幸を堪能できます。盛り合わせ天ぷらは1500円とお手頃な価格で味わえます。福井の野菜も海の幸もまとめて味わいたい方に非常におすすめです。福井駅からもホテルからも近いので、気軽に立ち寄れるでしょう。

いかがでしたか？あなたも福井のグルメや観光を満喫してみてはいかがでしょうか。越前ガニは特に絶品なので、是非味わってみてくださいね！