茨城県土浦市の名物をご紹介していきます。東京から約60キロ圏内にあり、茨城県南部のほぼ中央に存在する人口約14万人の都市です。霞ヶ浦の西岸に位置し、西はつくば市、南は牛久市・阿見町、北はかすみがうら市と隣接しています。
国内で2番目に大きな湖、霞ヶ浦に接した土浦市は、夏は観光帆引き舟、冬は白鳥の飛来地として有名です。また、湖畔では蓮根の栽培が盛んで、その生産量は日本一を誇ります。そんな土浦市で観光客に人気の土産をご紹介します。
白い蔵造りが特徴的な和菓子のみやもとは、土浦が蓮根生産日本一ということもあり、蓮根を使ったお菓子を扱っている和菓子屋さんです。季節によって様々なお菓子を作っていて、バリエーションが豊富でどれにしようか迷ってしまいます。
蓮根を使用したお菓子は蓮根クッキーや蓮根かきもちなどもありますが、餡の中に蓮根が入った蓮根まんじゅうはお店の看板商品です。蓮根まんじゅうは蓮根を刻んで餡に入れてあるので、シャリシャリとした独特の触感がクセになります。他には無い珍しいお菓子ですのでお土産には最適ですね。
蓮の実は栄養価が高く、漢方薬や滋養強壮薬にも使われています。そんな蓮の実を甘納豆にした蓮根の実甘納豆は、栗のような食感でほどよい甘さ。小粒なので甘いモノが苦手だけど健康のためにという人にもオススメです。
当時のツェッペリンカレーは地元産のじゃがいもを使ったカレーでしたが、現在は土浦名産の蓮根とローズポークが加わりました。シャキシャキとした蓮根の食感と、柔らかなポーク、スパイシーなカレーが非常に美味しいです。レトルトになっているのでお土産に便利です。
百年木桶を使って仕込んだ生醤油の「お常陸」は、茨城県産大豆と小麦のみを使用し、1年かけてじっくりと熟成させています。仕込み塩である伯方の塩以外は何も加えないというこだわりもさすがです。加熱殺菌していない新技術で、生醤油本来のやわらかな色、すっきりとした味とふくよかな味わいが楽しめます。
お店の看板商品である「実花わら納豆」は、生産者を厳選した小粒の小豆を使用し、第11回納豆鑑評会で農林水産省の優秀賞を受賞した納豆です。納豆本来の品の良い風味と味を楽しめる、とても美味しい納豆です。単品の他に、黒豆や大粒納豆との詰め合わせもあり、贈り物に喜ばれます。
土浦の名物はいかがだったでしょうか。海の幸から山の幸まで堪能できるこの土浦は、地元民の努力によって全国的な名産物を生み出しています。首都圏から近いこともありますので、是非、足を運んで味覚だけでなく見て堪能するのも良いかもしれませんね。
国内で2番目に大きな湖、霞ヶ浦に接した土浦市は、夏は観光帆引き舟、冬は白鳥の飛来地として有名です。また、湖畔では蓮根の栽培が盛んで、その生産量は日本一を誇ります。そんな土浦市で観光客に人気の土産をご紹介します。
みやもと 蓮根まんじゅう
蓮根を使用したお菓子は蓮根クッキーや蓮根かきもちなどもありますが、餡の中に蓮根が入った蓮根まんじゅうはお店の看板商品です。蓮根まんじゅうは蓮根を刻んで餡に入れてあるので、シャリシャリとした独特の触感がクセになります。他には無い珍しいお菓子ですのでお土産には最適ですね。
■ 基本情報
- ・名称: 和菓子 みやもと 中央店
- ・住所: 茨城県土浦市中央2-10-6
- ・アクセス: JR常磐線土浦駅より徒歩15分
- ・営業時間: 9:00~19:00
- ・定休日: 水曜日
- ・電話番号: 029-822-4858
- ・料金: 蓮根まんじゅう 10個入 1,430円
- ・サイトURL: http://miyamotokasi.thebase.in/
久月総本舗 蓮根の実甘納豆
お菓子の久月は、厳選した素材を使い、郷土を自慢できるお菓子を作る和菓子店です。土浦名産の蓮根を使ったお菓子や、四季折々の和菓子を作り、地元の人にも愛されています。蓮根のお菓子は霞ヶ浦名物の帆引き舟をモチーフにした「帆引き蓮根物語」や「蓮根ラスク」、「蓮根の実甘納豆」が人気です。蓮の実は栄養価が高く、漢方薬や滋養強壮薬にも使われています。そんな蓮の実を甘納豆にした蓮根の実甘納豆は、栗のような食感でほどよい甘さ。小粒なので甘いモノが苦手だけど健康のためにという人にもオススメです。
■ 基本情報
- ・名称: 株式会社 久月総本舗 ペルチ土浦店
- ・住所: 茨城県土浦市有明町1-30
- ・アクセス: JR常磐線土浦駅内
- ・営業時間: 10:00~21:00
- ・定休日: 元旦
- ・電話番号: 029-821-1201
- ・料金: 1袋432円
- ・公式サイトURL: http://www.kyugetsu.jp/
土浦商工会議所 ツェッペリンカレー
1929年、当時世界最大級のドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が世界一周の途中に土浦に飛来しました。その時、乗組員に土浦ならではのカレーを振る舞ったのがツェッペリンカレーのはじまりです。平成16年、商工会議所発信で食のまちづくりをすべく現在のツェッペリンカレーが誕生しました。当時のツェッペリンカレーは地元産のじゃがいもを使ったカレーでしたが、現在は土浦名産の蓮根とローズポークが加わりました。シャキシャキとした蓮根の食感と、柔らかなポーク、スパイシーなカレーが非常に美味しいです。レトルトになっているのでお土産に便利です。
■ 基本情報
- ・名称: ツェッペリンカレー
- ・販売店:土浦まちかど蔵大徳・カスミ土浦ピアタウン等
- ・電話番号: 029-822-039(土浦商工会議所)
- ・料金: 1個 540円
- ・公式サイトURL: http://www.tcci.jp/cat06/zp_curry
柴沼醤油 お常陸
江戸時代、土浦は野田・銚子と並んで関東三大醤油醸造地として知られていました。元禄元年総業の柴沼醤油は、醤油だけでなく、醤油ベースのドレッシングやめんつゆ、焼肉のタレなどを製造しています。中でも筑波山周辺の上質な大豆を使った醤油は「ひたちもの」と呼ばれ、江戸時代から珍重されてきました。百年木桶を使って仕込んだ生醤油の「お常陸」は、茨城県産大豆と小麦のみを使用し、1年かけてじっくりと熟成させています。仕込み塩である伯方の塩以外は何も加えないというこだわりもさすがです。加熱殺菌していない新技術で、生醤油本来のやわらかな色、すっきりとした味とふくよかな味わいが楽しめます。
■ 基本情報
- ・名称: 柴沼醤油醸造株式会社
- ・住所: 茨城県土浦市虫掛町374
- ・アクセス: 土浦北ICより車で10分 / JR土浦駅より車で10分
- ・営業時間: 8:00〜17:00
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 029-821-2400
- ・料金: お常陸500ml 1,000円
- ・公式サイトURL: http://www.shibanuma.com/index1.html
ひげた食品 実花わら納豆
納豆というと水戸、という感じがしますが、土浦に有るひげた食品は昭和44年に創業し、こだわりの味と品質で地元民に愛されている納豆と製造しています。わら納豆をはじめ多くの製品を作っていますが、豆を盛るところから包装まで全て手作業で行っています。お店の看板商品である「実花わら納豆」は、生産者を厳選した小粒の小豆を使用し、第11回納豆鑑評会で農林水産省の優秀賞を受賞した納豆です。納豆本来の品の良い風味と味を楽しめる、とても美味しい納豆です。単品の他に、黒豆や大粒納豆との詰め合わせもあり、贈り物に喜ばれます。
■ 基本情報
- ・名称: ひげた食品株式会社
- ・住所: 茨城県土浦市田中2-9-8
- ・電話番号: 029-821-8941
- ・販売店:常磐自動車道守谷SA(上下)等
- ・料金: 実花わら納豆4本詰め合わせ 1,080円
- ・公式サイトURL: http://www.higeta-natto.co.jp/
6.あんこう鍋
あんこうは、「西のふぐ、東のあんこう」と称され、高級魚として名高いですね。親潮と黒潮が交わる鹿島灘海域は、プランクトンが豊富なため、質の良い茨城産のものは築地市場でも重宝されています。そのグロテスクな外見とは裏腹に、「食べられない所が無い」と言われており、骨以外はすべて食べることができます。味つけは醤油や味噌のほか、水は一切使わず、あんこう自身の水分を使って調理されるどぶ汁などがあり、調理法は地域によって差異があるので、食べ比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。7.常陸牛ステーキ
「常陸牛」は現在の茨城県、昔の常陸の国の高級ブランド牛です。海、山、川など豊かな自然と年間を通じて温暖な気候に恵まれた大地で、指定生産者の情熱と長い期間培われた改良や確かな技術に支えられて銘柄牛「常陸牛」が誕生しました。「常陸牛」と呼べるのは、指定生産者が育てた肉質等級4以上、歩留等級B以上の高品質牛肉だけです。この「常陸牛」のステーキはジューシーなのにさっぱりとした味わいがあります。上質な香りとやわらかさも評判で、かなり希少価値が高いものとなっています。8.れんこん料理
上記にもありますが、茨城はれんこんで有名で、霞ヶ浦や土浦市周辺で生産しています。旬を迎えるのは11月で、茎に穴があいたレンコンは、「見通しがきく、先が見える」縁起物ということで、おめでたい席に煮物として登場することも多いです。またきんぴらやレンコンのはさみ揚げなどは、レンコン料理の定番になっています。地元では、レンコンをより美味しく食べてもらうためのイベントを開催し、料理の紹介や試食会などを行っています。中でも、レンコンのモチモチとシャキシャキの食感を味わえるレンコン団子がとても美味しいです。9.たらし
「たらし」とは、小麦粉を水で溶いたゆるゆるの生地にキャベツや切りイカ、卵、ネギなどお好みの具材を入れて、鉄板の上でヘガシと呼ばれるヘラでかき混ぜながら食べる、もんじゃ焼きをより素朴にしたような鉄板焼きです。大正時代のころから主に駄菓子屋さんで売られ、学校帰りや休日のおやつとして世代を超えて町民に愛されてきた大洗のソウルフードです。味付けはしょう油かソース。椀に入った具材を少しずつ鉄板にたらし、ヘガシで押し付けて焦げ目をつけながら、熱々をハフハフしながらほおばれば、素朴な味が口いっぱいに広がります。焼いているうちに鉄板上にできるパリパリのせんべい状のおこげも香ばしさがたまらない一品となっています。10.ひらめ
北部太平洋に面する茨城県の海岸は、黒潮と親潮がぶつかり合う潮流となっていて、広大な砂浜、沖合に点在する磯など、ひらめにとって理想的な生息環境を形成しています。そのため、特に旬を迎える秋~冬に漁獲されるひらめは「常磐もの」として築地などの卸売市場でも評価が高いです。近年では養殖ものも出回っていますが、茨城のひらめはほとんどが天然ものです。癖がなく淡泊でありながら滋味あふれる肉質で、刺身や洗いなど生で美味しく味わえるほか、煮付けやムニエルも絶品です。11.飯村牛
「飯村牛」とは、茨城県土浦市で活動している「飯村牛出荷組合」が生産している、キメの細かい肉質と、香り高さ、味わい深さを持つ評判の肉牛のことです。その味の秘密は、エサと環境にあります。大麦や大豆などを配合した特製の飼料が牛の食欲を満たし、マイナスイオンが発生する大型扇風機を設置した厩舎で、ストレスを与えないように育てられています。さらに、肥育期間を長めにとり、計画的に肥えさせていくという工夫もあるようです。このように手間ひまをかけて大切に育てられているため、年間数十頭しか流通せず「幻の飯村牛」と呼ばれることもあります。12.つくばしゃも料理
もとは「筑波地鶏」「やさとしゃも」と、それぞれ別の名称で出荷されていたブランド鶏肉を、生産体制を見直すことで一本化し“つくばしゃも”としてうまれかわって出荷されている新たな地鶏です。鶏肉特有の臭みを消すことで、誰にでも本来の鶏肉の味を楽しむことができる肉質になっています。そのくせのない味わいは、焼き鳥、串焼きといったシンプルな調理から、から揚げ、蒸し鳥、鍋物など、様々な料理に合わせやすく、コクのある味が楽しめます。他の地鶏に比べてリーズナブルな値段で食べられるのも魅力です。13.メロン
茨城県は、有数のメロン産地で、全国シェア約23%を誇ります。5月-7月に最盛期を迎えるアンデスメロンやクインシーメロンは、収穫量そして作付面積ともに全国1位です。中でも水はけのよい火山灰砂地と昼夜の温度差が大きい海岸沿いの鹿行地域は、メロンの栽培に適した気候で一大産地となっています。茨城産メロンは、糖度が高くメロン本来の自然な香りと風味が特長です。メロンを美味しくいただくコツは、室温でゆっくりと熟成させること。冷蔵庫に保存せず、食べる2~3時間前に冷やすと美味しく頂けます。14.いばらき地養豚
「いばらき地養豚」は、地養素と呼ばれる混合飼料で育てられた豚です。この混合飼料には、燻製のような味わいをプラスし豚特有の臭みを除き、元気な豚に育てるための木酢液精製や、それを吸着させるためのベースとなるゼオライト、豚の旨みを引き出す海藻、肉の光沢や弾力性を引き出すよもぎが使われています。これらの成分が肉にしっかりと働きかけ、甘みとコクのあるおいしい豚肉になります。また、コレステロールが少なくヘルシーでアクがでにくいという特長もあります。15.北条米
「北条米」は、昭和初期は食味極上として皇室への献上米にもなり、現在もTV等でも厳選素材として紹介されています。その美味しさの源は、関東平野に屹立する紫峰筑波山から湧き出る霊水や、花崗岩からの豊富なミネラル、さらに、北条米のブランドを冠せるのは、特に上質の米ができる産地として区別されている筑波山麓の桜川の東側の水田だけです。レンゲソウを利用した「緑肥」を使う有機農法を取り入れ、収穫後は米を眠らせるため玄米の状態で、冷蔵倉庫に保存し生産者が自ら精米します。一切ブレンドしない、信頼のおける農家でのみ作られています。土浦の名物はいかがだったでしょうか。海の幸から山の幸まで堪能できるこの土浦は、地元民の努力によって全国的な名産物を生み出しています。首都圏から近いこともありますので、是非、足を運んで味覚だけでなく見て堪能するのも良いかもしれませんね。