秋のたった2週間限定！大自然の絶景「暗闇に浮かぶ宝石」が美しすぎる

長野県と岐阜県の境に位置する穂高岳。３０００m級の山々が並ぶ北アルプスにあり、日本で第３位の高峰です。その穂高岳で秋のそれもたった２週間の間にだけ見られる絶景があります。「暗闇に浮かぶ宝石」と称される絶景の正体とは何なのでしょうか。

暗闇に浮かぶカラフルな宝石…☆

穂高岳に秋だけ現れる「暗闇に浮かぶ宝石」の正体はなんと登山客のテントの明かり。穂高岳の東側にある山小屋涸沢（からさわ）ヒュッテには１０００幕以上のテントを張ることができるテント場があります。そこに張られたテントの明かりが、夜になると暗闇の中に浮かび上がり幻想的な暗闇の中に浮かぶ宝石を作り出しているのです！

赤、黄色、青、緑と色鮮やかなテントがあちらこちらに張られてその光景だけでもキレイですね。そして、夜になると登山客たちが中で灯す照明によって外側から見るとなんとも美しい光景を作り出しているんです！この時期のテント場はかなり混み合っていて早く行かないとテントを張る場所がなくなってしまうかもしれないというくらいだそうです。

絶景はそれだけじゃない！

朝焼けが作る真紅の絶景

穂高岳の絶景はテントの作り出す宝石だけではありません。秋、山の紅葉と合わせてみることができる朝焼けが穂高連邦の山肌を赤く染める光景、モルゲンロートと呼ばれるもので、なんとも美しい光景ですね。実はテントを張っている登山客たちの目的はこの絶景を見るためのものだったのです。この光景のためならテントで一晩待つかいがありますね！

日本一の紅葉

上高地より進んだところにある涸沢カール。ここは日本一の紅葉とも言われているぐらいの場所です。見ごろになると、絵本から飛び出してきたかのようなカラフルな紅葉を見ることができますよ！

涸沢ヒュッテからの穂高岳

テントの明かりもモルゲンロートも素敵ですが、この涸沢ヒュッテからの穂高岳もまた絶景です。特に晴天の日には紅葉と山肌、青い空のコントラストが見事です。これも登山をする醍醐味の一つ、山に登らないと見られない光景ですね。

今年行った人の声

9月末〜10月初旬の涸沢は、やっぱり魅力的だな♪ 穂高のモルゲンロートの光景は感動MAXだった(⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝) pic.twitter.com/zKZR9jTD1J

— sorano (@soranosun) 2015, 10月 3

夜のテントの明かり。 紅葉もキレイだったけど、星空とテントの明かりキレイだったなー #涸沢#テント泊#上高地#奥穂高#夜は寒すぎて3時間おきに目がさめる #流れ星は4つくらいみえた#早すぎて願い事できず… https://t.co/Uo8cGQLjTO

— あらけん (@wakakiairachen) 2015, 10月 3

行った人だけが見ることができる絶景がたくさんあるんですね！残念ながら今年２０１５年度は営業が終了してしまいました。気になる方は来年ぜひチャレンジしてみてくださいね。

詳細情報

涸沢ヒュッテ

穂高岳の東側に位置する山小屋です。登山中に宿泊や食事をとることができます。中には売店もあり、お土産なども売られています。こちらの売店ではおでんが名物となっていてたくさんの人が食べています。周辺が冬になると雪崩の多い場所であることから冬季は営業せず、閉鎖されています。

いかがでしたか？暗闇に浮かぶ宝石、そしてモルゲンロート、紅葉、どれをとっても美しい絶景ばかりですね。魅力溢れる穂高岳、一度登ってみたくなってしまいますね！