聖なる水を湛えるバリ有数のパワースポット「グヌン・カウィ・スバトゥ」。バリの人にとっては非常に有名なスポットですが、観光客にはあまり知られていない穴場的スポットでもあります。1.グヌン・カウィ・スバトゥとは
http://www.panoramio.com/photo/46616642
グヌン・カウィ・スバトゥは、棚田で有名なテガラランの北、スバトゥ村にある寺院です。バリ・ヒンドゥー教の水の神・ヴィシュヌ神を祀るこのお寺には、神話が伝わっています。昔、戦いに敗れてスバトゥ村に逃げ込んできたマヤデナワ王の姿におびえ、山に逃げ込んだ村人たちを不憫に思ったヴィシュヌ神は、湧水を施しました。村人たちは救世主に感謝して、この地に寺院と祠を建立したと言われています。2.グヌン・カウィ・スバトゥの魅力
一番の魅力は、やはりその澄んだ聖なる水「聖水」です。清らかな湧水を湛える寺院は、地元の人達にとっても憩いの場になっており、大切にされていることが伝わってきます。3.見どころ・おすすめポイント
(1) 聖水の祠
http://kristofir.blogspot.jp/2013/01/sebatu-temple-pura-gunung-kawi-central.html
ヴィシュヌ神と湧水に感謝を捧げて作られた祠です。今も清らかな水が滾々(こんこん)と湧き上がっており、池の中では色とりどりの鯉が悠然と泳いでいます。(2) 沐浴場
http://www.bali-indonesia.com/magazine/gunung-kawi-sebatu-temple.htm
この聖なる水は、沐浴に使用することもできます。男性用と女性用に分かれており、朝夕は多くの地元民で賑わいます。決められたルールやマナーを守れば、観光客でも沐浴は可能です。沐浴時に身に着ける衣装は、入場時に無料で貸し出してくれるそうですよ。(3) 境内
http://lightofbali.blogspot.jp/2013/07/gunung-kawi-sebatu-temple-ruby.html
綺麗に手入れされた境内は、公園のような美しさ。境内では鹿や鳥などの生き物が飼育されており、自然と生き物が共存しています。こういった点からも、地元の人にとってこのお寺がどれだけ身近で大切な存在か分かりますよね。4.訪れた人の声
規模はティルタエンプル寺院より小さいですが、美しい池や泉があり、静かで穴場なので、こちらの寺院の方がおススメなんですけど…
http://d.hatena.ne.jp/balitravel/20120303/1330759070
http://www.suka2-bali.com/news/news2013/news-14.html
5.基本情報
基本情報
- ・名称： グヌン・カウィ・スバトゥ寺院
- ・住所： Tampak Siring, Gianyar, Bali
・アクセス： ●ティルタ エンプル寺院から車で約5分 - ●ウブドから車で約15分
- ●デンパサール国際空港から車で1時間30分
- ・営業時間： 9:00～17:00
- ・休園日： なし
- ・料金： 大人Rp15,000(約137円) / 小人Rp7,500(約68円)
- ※2014年9月24日時点のレート
- ・注意事項： ●寺院の奥境内は観光客の立入禁止
- ●入場の際、サロン、スレンダンの着用が必要(無料貸出あり)
グヌン・カウィ・スバトゥ寺院の周辺には、ティルタエンプル寺院やライステラス(棚田)など人気の観光スポットがいくつかあります。観光ルートの一つに組み込んでみてはいかがでしょうか？
素材提供：トリップアドバイザー
