予約の取れない人気店の〝どうしてもあの味を楽しみたい〞という場合は、テイクアウトやWEBショップを利用するのもひとつの手。
そこで、自宅でも味わえる名店の味をご紹介。ちょっとしたパーティーやいつもの食卓に是非。
「¥2,200」
通常は食後にお土産としてテイクアウトする方が多いが、実は食事をせずともお持ち帰りできる。
炭が香る厳選された柔らかな鶏肉は冷めても美味。ごはんには肉汁が染み、最後のひと口まで楽しめる。
店頭にて販売、要事前予約。
ミシュランの1つ星に輝く『鳥しき』は、2ヵ月前の毎月1日、1ヵ月分の予約を受け付ける。
17席収容の小規模な店のため、1回の予約は4名まで。それほどの人気ぶりは、店の丁寧な対応と味で、充分納得できる名店である。
メニューは基本、おまかせコースのみ。お客の側からストップをかけるまで、30余種の串がオープンカウンター席の目の前で焼かれていく。まずは山葵がピリリと効いた「さび焼きささみ」からスタート。「血肝」と命名された自慢の新鮮なレバーはタレで、と、絶妙なタイミングで1本ずつ提供。もちろん、苦手な部位や、塩やタレの好みなど、客のリクエストもOKだ。
鶏は血がきれいで、肉質のよい福島産「伊達鶏」。コースには新鮮な野菜類も豊富に出され、付き出しのお新香や箸休めの大根おろしも好評。〆には親子丼も。店に入った時から出るまで、もてなし感満載の、居心地の良さ抜群の店である。
食通が〝食べずには帰れない〞と唸る、肉の旨みが際立つパテ。
シャープな味を表現するため鳥レバーを使用するなど、肉料理を得意とする同店ならではの技が光る。
容量はたっぷりの500g。WEBから購入可能。
「店でも人気の、好きな大きさでカットしてくれる人気メニューのパテ・ド・カンパーニュ」
2007年にオープンしてから予約が困難な状況が続いている『OGINO』。11月17日に改装オープンし、さらに居心地のよい空間に。
前菜のパテやソーセージを“好きなだけどうぞ”というスタイルなど、常にうれしい驚きを与えてくれるビストロだ。そんなゲストの心を掴むサービスに加え、素材の良さを引き出す腕前、独自の仕入れルートによる新鮮な食材とブレない追求が、変わらぬ支持の理由。
テイクアウト専門の「ターブルオギノ」として商業施設への出店なども経て、気軽にOGINOの味を楽しめるようになった半面、さらに知名度がアップし、予約の座席争いはなお激化している。
激しい予約争いを戦い抜き、池尻に足を運んででも、一度は味わってみたい名店の味である。
こんな高級中華の王道も自宅でどうぞ。
気仙沼のヨシキリザメを使った豪快なフカヒレの姿煮は、お店で提供しているものと同クオリティで同サイズ。
テイクアウトの場合には事前予約を忘れずに。WEBからも購入可能。
赤坂の路地裏にひっそりと佇む『Wakiya一笑美茶樓』。上海料理の技を軸に、新たな中国料理を提案する脇屋友詞シェフが手がける、Wakiyaグループの旗艦店とも言える存在だ。
「中国のシェフに料理を教わりましたがやはり私は日本人。教わった基本は守りながら、日本人である自分のフィルターを通した料理を提供したい」。そう語る脇屋氏が常に向き合うのは"旬"であること。素材の生命力が最も輝く時季を選び、伝統の技法によって滋味深さの伝わる洗練された料理に昇華させる。そうして完成したWakiya流のモダンチャイニーズは、オープンから12年経った現在でも、数多くの食通たちを唸らせ続けている。
「日本には私たちが知らない食材がまだまだたくさんあります。フレッシュなものはもちろん、中華で重要な乾物だってそう。これからも素晴らしい素材に出合い、そして"旬"との取り合わせを追求することで、お客様をさらに笑顔にしたい」。たゆまぬ努力と探究心。その"真摯"なひと皿が至福の時を約束する。
『ドルチェ・ラ・ベットラ』はあの『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』のデザートのテイクアウト専門店。
ファン垂涎のこのティラミスは、ゼラチンを使わずに仕上げたなめらかな口当たりが特徴。リーズナブルな価格もうれしい。
"コメ・イル・ソーリト"。これはいつも変わらず、同じものを作り続けることへの敬意を表すイタリアの言葉だそうで、まさに、ここ『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』はそれを地で行く1軒。
4,104円のコース価格に、選ぶ楽しみを満喫させてくれる豊富なメニューと変わらぬ味。1997年に銀座でオープン以来、予約の取れないレストランとして、人気を誇る理由はそこにある。
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そこで、自宅でも味わえる名店の味をご紹介。ちょっとしたパーティーやいつもの食卓に是非。
『鳥しき』の” 焼き鳥弁当”
通常は食後にお土産としてテイクアウトする方が多いが、実は食事をせずともお持ち帰りできる。
炭が香る厳選された柔らかな鶏肉は冷めても美味。ごはんには肉汁が染み、最後のひと口まで楽しめる。
店頭にて販売、要事前予約。
【購入情報】
-
名称:鳥しき
住所:品川区上大崎2-14-12
TEL:03-3440-7656
営業時間:18:00~LO23:00
定休日:月祝
『鳥しき』はどんな名店?
「コの字形カウンターに17席を用意。こぢんまりしている店内では、ひとりひとりの食べ具合を見ながら、タイミングよく串などが供される」ミシュランの1つ星に輝く『鳥しき』は、2ヵ月前の毎月1日、1ヵ月分の予約を受け付ける。
17席収容の小規模な店のため、1回の予約は4名まで。それほどの人気ぶりは、店の丁寧な対応と味で、充分納得できる名店である。
メニューは基本、おまかせコースのみ。お客の側からストップをかけるまで、30余種の串がオープンカウンター席の目の前で焼かれていく。まずは山葵がピリリと効いた「さび焼きささみ」からスタート。「血肝」と命名された自慢の新鮮なレバーはタレで、と、絶妙なタイミングで1本ずつ提供。もちろん、苦手な部位や、塩やタレの好みなど、客のリクエストもOKだ。
鶏は血がきれいで、肉質のよい福島産「伊達鶏」。コースには新鮮な野菜類も豊富に出され、付き出しのお新香や箸休めの大根おろしも好評。〆には親子丼も。店に入った時から出るまで、もてなし感満載の、居心地の良さ抜群の店である。
『フレンチレストラン オギノ』の ” パテ・ド・カンパーニュ”
「たっぷり500gで ¥4,968」食通が〝食べずには帰れない〞と唸る、肉の旨みが際立つパテ。
シャープな味を表現するため鳥レバーを使用するなど、肉料理を得意とする同店ならではの技が光る。
容量はたっぷりの500g。WEBから購入可能。
【購入情報】
- 名称:フレンチレストラン オギノ
- 住所: 世田谷区池尻2-20-9 1F
- TEL:03-5481-1333
- 公式サイトURL: http://www.ogino-online.com
『フレンチレストラン オギノ』はどんな名店?
2007年にオープンしてから予約が困難な状況が続いている『OGINO』。11月17日に改装オープンし、さらに居心地のよい空間に。
前菜のパテやソーセージを“好きなだけどうぞ”というスタイルなど、常にうれしい驚きを与えてくれるビストロだ。そんなゲストの心を掴むサービスに加え、素材の良さを引き出す腕前、独自の仕入れルートによる新鮮な食材とブレない追求が、変わらぬ支持の理由。
テイクアウト専門の「ターブルオギノ」として商業施設への出店なども経て、気軽にOGINOの味を楽しめるようになった半面、さらに知名度がアップし、予約の座席争いはなお激化している。
激しい予約争いを戦い抜き、池尻に足を運んででも、一度は味わってみたい名店の味である。
『Wakiya一笑美茶樓』の “名物ふかひれの上海風煮込み”
「1枚 ¥17,280」こんな高級中華の王道も自宅でどうぞ。
気仙沼のヨシキリザメを使った豪快なフカヒレの姿煮は、お店で提供しているものと同クオリティで同サイズ。
テイクアウトの場合には事前予約を忘れずに。WEBからも購入可能。
■【購入情報】
- 名称: Wakiya一笑美茶樓
- 住所: 港区赤坂6-11-10
- 公式サイトURL: http://wakiya.xm.shopserve.jp/
『Wakiya一笑美茶樓』はどんな名店?
「テラスからの光が差し込むメインダイニング」赤坂の路地裏にひっそりと佇む『Wakiya一笑美茶樓』。上海料理の技を軸に、新たな中国料理を提案する脇屋友詞シェフが手がける、Wakiyaグループの旗艦店とも言える存在だ。
「中国のシェフに料理を教わりましたがやはり私は日本人。教わった基本は守りながら、日本人である自分のフィルターを通した料理を提供したい」。そう語る脇屋氏が常に向き合うのは"旬"であること。素材の生命力が最も輝く時季を選び、伝統の技法によって滋味深さの伝わる洗練された料理に昇華させる。そうして完成したWakiya流のモダンチャイニーズは、オープンから12年経った現在でも、数多くの食通たちを唸らせ続けている。
「日本には私たちが知らない食材がまだまだたくさんあります。フレッシュなものはもちろん、中華で重要な乾物だってそう。これからも素晴らしい素材に出合い、そして"旬"との取り合わせを追求することで、お客様をさらに笑顔にしたい」。たゆまぬ努力と探究心。その"真摯"なひと皿が至福の時を約束する。
『ドルチェ・ラ・ベットラ』の ” ティラミス”
「1個 ¥410」『ドルチェ・ラ・ベットラ』はあの『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』のデザートのテイクアウト専門店。
ファン垂涎のこのティラミスは、ゼラチンを使わずに仕上げたなめらかな口当たりが特徴。リーズナブルな価格もうれしい。
【購入情報】
- 名称: ドルチェ・ラ・ベットラ
- 住所: 中央区銀座2-14-20
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:日月
- TEL:03-3543-5657
『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』はどんな名店?
「『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』内観」"コメ・イル・ソーリト"。これはいつも変わらず、同じものを作り続けることへの敬意を表すイタリアの言葉だそうで、まさに、ここ『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』はそれを地で行く1軒。
4,104円のコース価格に、選ぶ楽しみを満喫させてくれる豊富なメニューと変わらぬ味。1997年に銀座でオープン以来、予約の取れないレストランとして、人気を誇る理由はそこにある。
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