toshikoshi.69(写真提供)
名古屋で旅をする醍醐味と言えば、名古屋めし。「名古屋に行ったら食べたいな」と思っているメニューがきっとあるはず。今回は、マイナーだけど地元でとても人気のある名古屋飯をご紹介!ふわとろ卵にジューシー唐揚げをのせた「北京飯」が超絶美味しいんです♪知る人ぞ知る名古屋のソウルフード「北京飯」
愛知県安城市に根付くマイナー系名古屋飯
愛知県安城市は、名古屋市内から車で50分にある市。新幹線も停まる、比較的愛知県外でも知る人が多い場所です。愛知県は大きく尾張地方と三河地方に分かれますが、安城市は三河地方にあります。今回ご紹介するマイナー系名古屋めし、その名も「北京飯」。
愛知県在住の人でも、知らない人が多いんじゃないかなと思いますが、筆者は三河地方出身。だから、もちろん知っています!でも、他の中華料理屋に行って初めて無いことを知ったくらい。そのくらい、安城市やその近辺では有名なご当地飯なんです。
老舗中国料理店「中国料理 北京本店」が発祥
「北京飯」発祥のお店は、新幹線も停車する三河安城駅からすぐの場所にあります。創業50年以上、地元で愛される中華料理店「中華料理 北京本店」が発祥と言われています。現在は3代目のご主人が腕を振るうお店です。
正式なメニュー名は「究極の北京飯」
思わぬ失敗がきっかけで誕生
「北京飯」は失敗から生まれた料理。お店が開店してすぐの頃、初代店主が、まかないで卵料理を作っていいた時のこと。誤って別のタレをまかない料理にかけてしまったことが始まり。もったいないのでそのまま食べてみたら、美味しかったそうなんです。
「北京飯」の名前はそのまま屋号から取り、「北京飯」と名付けたそうです。正式名称は「究極の北京飯」。そんな失敗から生まれた料理が、50年かけて地元で愛されるソウルフードになるなんて!当時の店主も考えてもみなかったことでしょうね。
北京飯の特徴はフワトロ卵
「北京飯」には、2つの美味しいがのっています。まずはフワトロの半熟卵。材料はシンプルだけど、トロットロの半熟卵って、家ではなかなかできないですよね!店主の技術がキラリと光ります。卵1.5倍と言った注文も出来るので、好きな人は卵増しにしましょう。
そして豚もも肉のから揚げ!
外はサックサク中身はジューシー
「北京飯」のもうひとつの美味しいは、ジューシーでサクサクの豚もも肉のから揚げ。地元の三河もち豚を使用し、脂身の少ない内もも肉を使っています。食感を良くするためのこだわりがあり、溶き卵にくぐらせた後に、片栗粉をまぶして揚げています。
甘辛く味付けされたタレが食欲をそそる
初代店主が間違えてかけてしまったというタレ。初代店主が試行錯誤して作り上げた、醤油と砂糖の甘辛いタレは、おかわりしたくなるほどご飯との相性がベストマッチ!ボリューム満点で、若い男性には特に人気があります。
他にもおいしそうなメニューがたくさん
炒飯
http://blog.livedoor.jp/k1500/archives/51620572.html
中華料理 北京本店へ行ったら、北京飯を食べようか炒飯を食べようか、毎回悩んでしまうという人もいるくらいの人気メニュー。北京飯と炒飯を頼んで、二人でシェアする人もいるようです。パラパラの炒飯ではなく、しっとりめで味もちょうど良い、癒やされる味の炒飯です。餃子
ランチなどのセットメニューで付いてくる、餃子。こちらも人気なんです。中に入っている具は、野菜が中心。浜松餃子のようなアッサリ感が人気の秘密です。おつまみとして頼んでいる人も多くいるメニューです。
つけ麺
こちらは愛知県岡崎市で大人気のラーメン屋、「つけめん舎一輝」プロデュースのつけ麺が食べられる!と言う事でも人気なんです。実は、つけめん舎一輝の大将は、北京本店の大将のお兄さん。兄弟で人気店を切り盛りするなんて、ちょっと驚きです!
隠れた名古屋飯をもとめて…
■ 基本情報
- ・名称:中国料理 北京本店
- ・住所:愛知県安城市三河安城本町2-4-1
- ・アクセス:JR三河安城駅南口から徒歩4分
- ・営業時間:AM11:00〜PM2:00 PM5:00〜PM9:30
- ・定休日:月曜日
- ・電話番号:0566-75-0230
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/aichi/A2305/A230503/23007234/
秘密のケンミンSHOWで紹介されたり、ローソンとのコラボで「北京飯」を販売したり。現在はまだまだマイナーな名古屋めしですが、今後その知名度が上がる可能性は大!大人気になる前に、一足早く味わってみてはいかがでしょうか。