blueskyfantasie
埼玉県秩父エリアの観光といえば、その魅力は豊かな大自然と秩父34箇所観音霊場めぐりでしょうか。でも雨に降られてしまったら、自然相手の観光は危険ですよね。
そんなときには大人しく屋内の観光スポットへ行ってみましょう。
1.秩父まつり会館
秩父夜祭は毎年12月2,3日に行われる秩父神社の例大祭で、4台の屋台と2基の笠鉾が曳きまわされ、国の重要有形民俗文化財にも指定されています。
秩父まつり会館には1台の屋台と1期の笠鉾のほか秩父夜祭に関する資料が展示されているのですが、何と言っても屋台と笠鉾のきらびやかさに目は釘付けになってしまいます。なんでも秩父夜祭の屋台は動く陽明門とも表現されるそうです。
会館は2階建てなのですが、屋台・笠鉾の展示エリアは吹き抜けになっているので、2回に登れば目の高さで屋台と笠鉾を見学することができます。大型スクリーンの映像で秩父夜祭の様子も流しているので、ちょっとした祭り見物気分を味わうことができます。
■ 基本情報
- ・名称 : 秩父まつり会館
- ・住所 : 〒368-0041 埼玉県秩父市番場町2-8
- ・営業時間: 9:00~17:00(4月~11月)、10:00~17:00(12月~3月)
- *入館は16:30まで
- ・定休日 : 第4・第5火曜日(祝祭日は開館)、12月29日~1月1日
- ・電話番号: 0494-23-1110
- ・料金 : 大人 410円、小・中学生 200円
- ・所要時間: 30分
- ・公式サイトURL: http://www.chichibu-matsuri.jp/
2.道の駅 龍勢会館
既にご紹介した秩父夜祭のほかにも秩父には少し変わったお祭りがあります。「龍勢(りゅうぜい)祭」というのですが、竹で作った龍勢というもの(竹製の巨大なロケット花火とでも申し上げればご理解いただきやすいでしょうか)を空に向かって何十本も打ち上げるのです。
道の駅「龍勢会館」には祭で使う実物の龍勢や龍勢の発射台(こちらも竹製です)などが展示されており、また龍勢祭りの様子を収めたビデオ映像が上映されているので、どんな具合に龍勢が打ち上げられるのかを知ることができます。
私が訪れた時は、町の人々が会館を利用して龍勢を作っておられ、会館の女性職員の方にいろいろと説明をしていただくことができて、たいへんラッキーだったのを記憶しています。
龍勢祭りは10月の第2日曜日に行われるのですが、先の秩父夜祭にしろ龍勢にしろ、埼玉在住の私でさえ中々行くことができません。もし秩父観光で雨に降られたら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■ 基本情報
- ・名称 : 道の駅 龍勢会館
- ・住所 : 〒369-1501 埼玉県秩父市吉田久長32
- ・アクセス: 秩父鉄道 秩父駅から車で約30分
- ・営業時間: 9:00~16:30
- ・定休日 : 火曜日(祝祭日は開館、翌日休館)、12月29日~1月3日
- ・電話番号: 0494-77-0333
- ・料金 : 大人 300円、小・中学生 150円、未就学児 無料
- ・所要時間: 20分
- ・公式サイトURL: http://www.ryuseinomachi.co.jp/ryusei/index.htm
3.道の駅ちちぶ
こちらは龍勢会館とは異なり、普通の道の駅です。ただ、道の駅の中では割合と大きな方になるのではないでしょうか。中では秩父の特産品や地場の野菜などがリーズナブルな価格で販売されています。食事もレストランコーナーと立食いコーナーがありササッと済ませることも、落ち着いていただくこともできます。
屋外ではありますが”秩父の美味しい水”の流されていて、飲んだり汲んで持ち帰ることもできます。
こちらの道の駅のレストランは他の道の駅のレストランと比べると美味しいと思います。
看板メニューの”豚の味噌漬け”は、いつも買って帰って家でいただくので注文したことはありませんが、お蕎麦は意外と(失礼)美味しいお蕎麦です。また、メニューに味噌カツ丼があるのですが、どうせなら秩父名物のわらじカツ丼を用意していただきたかったと思います。
こちらの道の駅はいつも賑わっているのですが、道の駅にしてはめずらしく最寄駅から10分かからないで歩けてしまうのも流行っている理由ではないかと思います。
■ 基本情報
- ・名称 : 道の駅ちちぶ
- ・住所 : 〒368-0023 埼玉県秩父市大宮4625
- ・アクセス: 秩父鉄道 秩父駅より徒歩約8分
- ・営業時間: 9:00~19:00(ただしレストランは11:00~18:00)
- ・定休日 : なし
- ・電話番号: 0494-21-2266
- ・公式サイトURL: http://www.michinoeki-network.jp/chichibu/index.html
4.酒づくりの森
「酒づくりの森」は山の中腹にある清酒”秩父錦”の工場に併設している酒蔵資料館です。資料館では、昔の製法で酒づくりをする際の道具類や、その情景をマネキンや実物の酒樽を展示説明しています。また、物産館もあり、清酒や焼酎、ワインなどを購入することができます。
物産館ではお酒関係のミュージアムのお約束の試飲をすることができるので、飲み比べて好みの酒を購入することができます。私は車で行ったので、試飲はできず適当に買って帰りましたが、割と辛口の酒だったように記憶しております。
こちらへのアクセスは秩父駅から車で10分ほど、山を登る途中にありますし、最寄りの影森駅からでも雨の日に歩く距離ではないわけで、試飲をするのならタクシーかバスを使うしかないですね。
■ 基本情報
- ・名称 : 酒づくりの森
- ・住所 : 〒368-0054 埼玉県秩父市別所1432
- ・アクセス: 秩父鉄道 秩父駅・西武鉄道 秩父駅から車で約10分
- 西武鉄道 秩父駅から循環バスぐるりん 酒づくりの森下車 徒歩約1分
- ・営業時間: 9:00~16:30
- ・定休日 : 火曜日、年末・年始
- ・電話番号: 0494-22-8787
- ・料金 : 200円
- ・所要時間: 30分
- ・公式サイトURL: http://www.yao.co.jp/chichibunishiki/top.htm
5.西武秩父仲見世通り
「西武秩父仲見世通り」はその名のとおり、西武鉄道秩父駅の改札口を出たところから北側に伸びている土産物や飲食店が建ち並ぶ小型のアーケードです。長さ100メートルほど(推測ですが)の通路の両側に14,5店ほどの土産物屋や飲食店、特産物店が並んでいます。私は秩父へ行くとここへ立ち寄る癖がついてしまい(笑)、土産物を買ったり食事をしたりしています。
土産物では秩父名物の豚、或いは鹿の味噌漬けが結構喜ばれています。
食事をするのでしたら、秩父の蕎麦の名店”武蔵屋”の出店などがお勧めです。本店が秩父神社のそばにある蕎麦屋なのですが、休日などは開店前に行って、待っていないとすぐ満席になるお店です。仲見世店ではそのような経験は未だありません。夏季には簡素なビアガーデン(屋根あり)も開かれます。
また、2017年に温泉を含めた複合施設になるようです。この記事を見られて行ってみようか、と思われた方が訪れた時には、工事などの関係で休業中のお店があったり、施設全体が閉鎖されているかもしれません。その際はご容赦くださるようお願いいたします。
■ 基本情報
- ・名称 : 西武秩父仲見世通り
- ・住所 : 西武鉄道 秩父駅構内
- ・アクセス: 西武鉄道 秩父駅下車 改札口を出た所
- ・公式サイトURL: http://www.seibu-group.co.jp/railways/enjoy/rec/nakamise/