2月から3月にかけては梅の花が見頃を迎える時期です。桜の花も良いけれど、梅の花も素敵なんですよ。満開の梅の花からは、ほのかに香る良いにおい。見た目も美しいけれど香りも良いのが梅の花の特徴です。今回は日本人なら一度は見ておきたい梅の絶景スポットを紹介します。
1.池上梅園(東京都大田区)
東京23区の中では一番大きな梅園で、丘陵斜面にある梅園内にはぐるっと1周できる遊歩道も整備されています。梅の種類もたくさんあり、梅の季節には桜とは違い、香りも楽しめるのでおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称:池上梅園
- ・住所:東京都大田区池上2-2-13
- ・アクセス:都営地下鉄西馬込駅から徒歩10分
- ・開園時間:9:00~16:30
- ・定休日:2月~3月は無休
- ・電話番号:03-3753-1658
- ・入園料:大人(16~65歳未満)100円、小人(6~16歳未満)20円
- ・公式サイトURL:http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/ikegamibaien.html
2.湯河原梅林 幕山公園(湯河原町)
「湯河原梅林」はクライミングで有名な「幕山」の山麓斜面に、紅梅・白梅・紅白梅が約4000本植えられており、2月の開花の頃には園内が梅の香りに包まれます。山の斜面に植えられているため、散策路を歩きながら山を上る度に景色が変わり、様々な梅の花の作るグラデーションがまるで梅の絨毯のようだと表現されています。
毎年、花の開花の時期に合わせて「梅の宴」という梅祭りが行われ、民謡ショーや和太鼓・琴の演奏、写真展やハイキングなど様々なイベントで賑わいます。
■ 基本情報
- ・名称:湯河原梅林 幕山公園
- ・住所:神奈川県湯河原町鍛冶屋
- ・アクセス:JR湯河原駅からバス[幕山公園]下車すぐ
- ・開園期間:入場自由
- ・梅の宴:平成28年2月6日(土)~3月13日(日) 9:00~16:00
- ・電話番号:0465-63-2111(湯河原町観光課)
- ・入園料:入場無料/梅の宴期間のみ高校生以上200円
- ・公式サイトURL:http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/event/ume-top.html
3.城南宮(京都)
「城南宮」は京都の伏見にある神社で方除(ほうよけ/方位や家相の不安がないよう祈願すること)と知られています。方除けの神様として信仰されているため、全国各地から旅行・転居・交通安全などを祈願する人で賑わっています。本殿をとりまくようにある神苑楽水苑には、源氏物語に関係するの100種以上の草木が植えられており「源氏物語花の庭」と呼ばれ、四季を通じて草花を愛でる人が絶えません。
毎年2月下旬頃、春の山では紅・白のしだれ梅が約150本咲き、春の訪れを告げてくれます。すだれのように咲く150本のしだれ梅は優雅であり豪華絢爛です。さらに平安の庭にかけて300本の椿が次々に花開き、この時期梅と椿の両方が楽しめます。
■ 基本情報
- ・名称:城南宮
- ・住所:京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
- ・アクセス:JR京都駅八条口からバス[油小路城南宮]または[城南宮前]下車すぐ
- ・しだれ梅と椿まつり:2016年2月18日~3月21日開催
- ・開園時間:9:00~16:30
- ・電話番号:075-623-0846
- ・入園料:大人600円、小・中学生400円、障害者手帳を提示の方300円
- ・公式サイトURL:http://www.jonangu.com/
4.大阪城公園梅林(大阪市)
大阪城の二の丸東部分にある約1.7万平方メートルに、約100品種1270本もの梅が植えられています。梅の花だけでも素晴らしいのですが、ここでは大阪城を背景に梅を観ることができる贅沢極まりないスポットです。梅の種類は早咲きから遅咲きまでと約100品種の様々な梅が植えてあるので、1~3月と長い期間、いろいろな梅の花を楽しむことができます。梅の開花期間に何度も訪れて、いろいろな種類の梅を楽しむのも良いかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称:大阪城公園梅林
- ・住所:大阪府大阪市中央区大阪城
- ・アクセス:JR大阪城公園駅・大阪市営地下鉄森ノ宮駅から徒歩10分
- ・見頃:2月中旬~3月上旬(見学自由)
- ・電話番号:06-6755-4146
- ・入園料:無料
- ・公式サイトURL:http://www.osakapark140526.osgf.or.jp/osakajoplum/
5.筑波山梅林(茨城)
http://blog.goo.ne.jp/htshumei/e/fce2f385ef6eaf65f031ec1810b8b476
筑波山中腹(標高約250m)にある筑波山梅林は、つくば市内の街並みはもちろん遠くには富士山やスカイツリーまで見渡すことができます。 http://www.seibubus-gt.jp/tour_search.php?task=code&tour_code=15151
園内には白梅・紅梅・緑がく梅など約1000本もの梅が植えられています。梅の花の美しい景色と散在している筑波石の巨岩が織りなす、すばらしい風景を見にこの時期たくさんの人が訪れます。梅林最上部にある「展望あずまや」からは関東平野を一望できる眺望と、紅白に染まる梅林の組み合わせが素晴らしい光景を魅せてくれます。その他園内にはたくさんの見どころがあり「富士見橋」「見返り縁台」「菱露台」「せせらぎ橋」などの建物が点在しています。
■ 基本情報
- ・名称:筑波山梅林
- ・住所:茨城県つくば市沼田1688
- ・アクセス:つくばエクスプレスつくば駅から直行筑波山シャトルバス[筑波山神社入口]下車、徒歩5分
- ・開園時間:入園自由
- ・梅まつり:2016年2月20日(土)~3月21日(月・祝)
- ・電話番号:029-869-8333(つくば観光コンベンション協会)
- ・入園料:無料
- ・公式サイトURL:http://umematsuri.jp/
6.箕郷梅林(群馬県箕郷町)
「箕郷梅林」は、群馬県にある榛名山の南麓、関東平野を一望する標高140mから390mの丘陵に広がる梅林です。約300万㎡の広さに約10万本の梅が植えられており、その規模は東日本随一とも言われています。ここに植えられているのはほとんどが白梅で、これらはすべて実を収穫するためのものなんです。ここ「箕郷梅林」は全国有数の梅の生産地となっています。実の収穫は6月頃、花の見頃は3月上旬から3月下旬です。樹齢100年以上の古木も見事な枝振りを見せています。
https://mauntoriver.wordpress.com/2013/03/19/%E7%AE%95%E9%83%B7%E6%A2%85%E6%9E%9…
満開の時は、あたり一面をまるで雲海のように広がる純白の梅花が埋めつくします。2015年3月上旬~下旬にかけて「みさと梅まつり」も開催され、様々なイベントが楽しめます。■ 基本情報
- ・名称:箕郷梅林
- ・住所:群馬県高崎市箕郷町富岡・善地
- ・アクセス:関越自動車道前橋ICより車約30分、JR高崎線高崎駅よりバス30分箕郷営業所下車タクシー5分
- ・営業時間:見学自由
- ・電話番号:027-371-5111(高崎市箕郷支所産業課)
- ・入園料:無料
- ・公式サイトURL:http://www.city.takasaki.gunma.jp/kankou/nature/misatobairin.html
7.秋間梅林(群馬県 安中市)
http://www.analog-technology.org/photo/Wpaper/yk/kwpaperharu-ume.htm
秋間川の上流の山あい、約50万㎡に紅白梅35000本が咲き誇る関東有数の規模を誇る梅林です。箕郷梅林・榛名梅林と並んで、群馬三大梅林のひとつとなっています。 http://hana-shiori.seesaa.net/article/394867974.html
開花の時期には山や谷も紅白の梅の半で埋め尽くされ、あたり一面ほのかな優しい香りが漂います。山一面が梅の花で覆い尽くされる光景は圧巻です。梅の花の開花時期には秋間梅林祭が開催され、いも煮会、餅つき大会、梅林ウォーキングやモデル撮影会などたくさんの催しが行われ、満開時には多くの人で賑わいます。
■ 基本情報
- ・名称:秋間梅林
- ・住所:群馬県安中市西上秋間
- ・アクセス:JR信越本線安中駅から車で15分
- ※3月の日・祭日にはJR信越線安中駅より臨時バスが運行されます
- ・開園時期:2月第3土曜日〜3月末
- ・秋間梅林祭: 2月中旬から3月末
- ・定休日:開園期間中無休
- ・電話番号:027-382-1111(安中市商工観光課)
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.city.annaka.gunma.jp/kanko_spot/hana/bairin.html
8.京王百草園(東京都 日野市)
都内でも有数の梅の名所として有名な「京王百草園」は、。四季折々の草花が楽しめる歴史ある庭園です。1年を通して様々な花が咲き誇り、なかでも梅は約50種500本も植えられていて春先に一斉に見頃を迎えます。 http://www.geocities.jp/aobayuki16/page062.html
約26000㎡の園内には、毎年2月中旬~3月中旬にかけて約50種500本の梅が咲き誇り、特に松連庵前の「寿昌梅(じゅしょうばい)」は、寿昌院自ら植樹したと伝えられており、樹齢300年を越すと言われる名木です。毎年梅の開花に合わせて梅まつりがあり、つるし雛まつり、獅子舞とまつり囃子、コンサートやマジックショー、地元銘酒試飲・販売、ご当地食材・名産品販売など、たくさんのイベントが催されます。
■ 基本情報
- ・名称:京王百草園
- ・住所:東京都日野市百草560
- ・アクセス:京王線百草園駅から徒歩10分、聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅から車で10分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:水曜日 ※梅まつり期間中は無休
- ・電話番号:042-591-3478
- ・入園料:大人300円 小人100円
- ・公式サイトURL:http://www.keio-mogusaen.jp/
9.亀戸天神(東京都 江東区)
こちらは菅原道眞公(天満大神)、菅家の祖神(天菩日命)を奉祀。地域の方に親しまれています。約300本ある梅の中には正月ごろから咲き始めるものもあり、梅の開花の時期には、江戸時代から今も変わらず訪れる人で賑わいます。中でも、紅梅と白梅が同じ樹に咲く「五賢の梅」はとても美しく、一見の価値アリです。
■ 基本情報
- ・名称:亀戸天神
- ・住所:東京都江東区亀戸3-6-1
- ・アクセス:JR亀戸駅から徒歩15分
- ・電話番号:03-3681-0010
- ・入園料:無料
- ・公式サイトURL:http://kameidotenjin.or.jp/
10.名古屋市農業センター(愛知県)
http://photozou.jp/photo/show/124201/172168799
名古屋市の農業振興をはかるため、昭和40年に開設され、農業技術の普及・指導を行ってきているのが「名古屋市農業センター」です。センター内ではウシ・ヒツジの放牧場や展示鶏舎などの畜産施設、ベゴニアの展示を中心にした温室や花や野菜の畑・温室などの施設のほかに芝生広場と枝垂れ梅園などがあります。 http://www.vieavance.com/wp/?p=1025
「名古屋市農業センター」の枝垂れ梅は12品種約700本あり、枝垂れ梅園としては国内有数の規模。自由に見て楽しむことができます。さまざまな品種が豊かに垂れかかる遊歩道は、ほのかな優しい香りが漂い、すだれのように咲く花は華やかで夢見心地させてくれます。毎年開花に合わせて「しだれ梅まつり」を開催し、青空市や小動物ふれあい広場、展示会、大道芸などのさまざまな催し物が行われます。
■ 基本情報
- ・名称:名古屋市農業センター
- ・住所:愛知県名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
- ・アクセス:名古屋市営地下鉄平針駅から徒歩20分
- ・開園時間:9:00~16:30
- ・定休日:月曜(祝日の場合はその直後の平日) ※しだれ梅まつり期間中は無休
- ・電話番号:052-801-5221
- ・料金:入場無料
- ・公式サイトURL:http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/19-8-4-2-2-0-0-0-0-0.html
早春の青空に咲く梅の花は、春の訪れを感じさせてくれます。寒い寒いとお家の中にいないで、綺麗な梅を観て気分をリフレッシュ。桜よりも前に春を感じてみませんか。
素材提供:トリップアドバイザー