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京都には数々のお寺や神社があり、それぞれご利益も違ってきます。その中でも今回は、開運や災難除けのご利益があると言う京都の「鎌達稲荷神社」をご紹介します。陰陽師で知られる安倍晴明の子孫にあたる土御門家の鎮守社であったことから、陰陽師ゆかりの鎌達稲荷神社として、奇跡を呼び勝運を呼ぶ桁外れのパワーがあるといわれています。最後の神頼み・一発大逆転をしたい方、この地を訪れて、奇跡の神様にお願いしてみたらきっとお力が頂けるのではないでしょうか。鎌達稲荷神社とは?
鎌達稲荷神社の歴史
奈良時代初期の和銅4年(711)に鎮座したとされ、伏見稲荷大社よりも歴史が古く「元稲荷」とも伝えられています。平安時代以後は、陰陽師の安倍晴明の子孫である安倍土御門家の祭祀により、平安京および民衆のために天下泰平・五穀豊穣を祈願したとも伝えられています。明治時代末までは、梅小路に社地がありましたが、当時の鉄道院による梅小路軌道拡張のため、明治44年(1911)に唐橋村(現在地)に遷座しました。鎌達稲荷神社の御利益
―けんたつ―というその名が、優れた剣を現わすことから、戦国武将の崇敬も篤かったのですが、ここには戦国武将達が身に付けた呪符がもとになり、御守りになった<サムハラ守り>があります。交通事故や怪我などの災難除けの他、ここ一番の勝負や起死回生を図ろうとする時に身につけると良いとされています。祭神は倉稲魂神と猿田彦神で、境内の御神木である大きな杉の木には天狗が宿るといわれ、境内隅に、平安期の比叡山の山伏・呪術僧として知られる浄蔵貴所の塚があります。浄蔵貴所は、一条戻り橋の蘇生伝説や、八坂の塔の傾きを直した伝説を持つ僧であることも含め、幸運・勝負運の御利益を招き、奇跡を起こす強烈なパワーがあると伝えられています。
鎌達稲荷神社の見どころ
奇跡が叶う御守り「サムハラ呪符」
サムハラとは、神字(しんじ)四文字の呪符で守護の言葉とされています。鎌達稲荷神社の「けんたつ」という言葉の響きから剣の上達を祈願する人も多く、戦場で怪我をしない、災難除け、弾丸除けなどの祈願にも多くのひとが訪れたということです。 戦国武将・加藤清正も自分の刀にこの四文字を刻んでいたという呪符。戦時中、このお守りを持っていると弾丸に当たらないといわれたという話も残っています。 勝負運を招き、一発逆転を可能にしてくれる奇蹟のお守りです。
鎌達稲荷神社を訪れた方の声
朋輩の噂より聞きつけて参上したしだい。社伝によると伏見稲荷大社より古いことから元稲荷のひとつに数えられ、また平安朝以降、土御門家により祭祀が執り行われし土地柄にござる。「サムハラ」の御守はミラクルを呼び起こそう〜#鎌達稲荷神社 pic.twitter.com/TFYe7ht20l
— Maximus (@rainbowgarnet) 2015, 7月 28
鎌達稲荷神社。伏見稲荷よりも古く、元稲荷と呼ばれるらしい。サムハラがあった。 pic.twitter.com/HExc1qa7lM
— 永太郎 (@Naga_Kyoto) 2015, 7月 19
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鎌達稲荷神社・基本情報
■ 基本情報
- ・名称:鎌達稲荷神社
- ・住所:京都府京都市南区唐橋西寺町57
- ・アクセス:JR西大路駅から徒歩約7分
- ・拝観時間:境内自由
- ・電話番号:075-691-9588
- ・公式サイトURL:http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000319