TANAKA Juuyoh (田中十洋)
松島は、宮島や天橋立と並ぶ日本三景の地です。風光明媚な多島美は、奥の細道で有名な俳人松尾芭蕉も句の中で絶賛したほどです。また、松島には歴史上の史跡も多く残っています。松島ならではのご当地グルメも数々あります。そんな松島の魅力を深く掘り下げご紹介します。松島について
http://yuyu-kankan.asablo.jp/blog/2012/10/10/6598602
日本三景のひとつ松島は、松島湾にある260あまりの島々と松島丘陵の美しい景観地です。宮城県に属します。仙台平野を南北に分ける丘陵が海にまで達し、海外線はリアス式海岸ですが、湾に浮かぶ島々は山頂が姿を現したものです。湾内の水深は10mほどで、過去からの地震によって沈んでいった地形とも言われています。2011年の東日本大震災でも大きな被害を受けていますが、複雑な湾内の地形によって津波の勢いは弱められいたのではという見方もあります。しかし、津波によって島の一部の景観が損なわれたのも事実です。
このように湾内には、波の浸食によってできた複雑な形をした島々がたくさんあります。その島々を巡る観光遊覧船は、松島の人気スポットとして人気があります。
松島の歴史
http://blogs.yahoo.co.jp/kirishima_no_bebu/39781370.html
※写真は近江国(現滋賀県)の日吉大社より分祀された日吉神社の鳥居です。松島を含む東北地方は、人々が早い時代から住みつき生活していた地域です。縄文時代には、日本最大の貝塚となる「大木囲貝塚」に見られるように、松島一帯は大きな集落のある地域が形成されていたと考えられています。
645年の大化の改新以降、松島は陸奥の国の宮城郡に属していたと考えられています。平安時代の末ごろまで東北地方を支配していた奥州の藤原氏が滅ぼされ、その後に松島には、相馬氏が地頭としてやってくることになります。鎌倉幕府が滅び、南北朝の争いの影響が及び、この地域も大きな影響を受けます。
松島を代表する瑞巌寺は、平安時代初期の828年(天長5年)に慈覚大師が延福寺(えんぷくじ)という寺院を建てたのが始まりと言われています。その後、鎌倉幕府の五代執権の北条時頼によって天台宗から臨済宗に変わり、名前も円福寺(えんぷくじ)と改められます。その後しばらくは寺勢は衰退したようです。
戦国時代に入り、伊達正宗が仙台に城を築き城下町を整備していく際に、瑞巌寺も新たに整備し直されます。1604年(慶長9年)に着工、1609年(慶長14年)に完成と言われています。瑞巌寺は建てられてから現在まで一度の火事も無く、桃山建築の代表的なものとして国宝や重要文化財に指定されています。
松島と言えば松尾芭蕉の句を思い出します。芭蕉は風光明媚な松島を、塩釜から船で遊覧して松島海岸に到着するコースをとっています。松島はすでにその当時から観光客をもてなす宿などが整えられていたのです。江戸時代には現在と同じような様子だったのでしょう。
当時の松島のお土産は、焼きハゼや福浦島の竹(印鑑用)、せっこく、こうれんせんべい、松島焼きという陶器も販売されていたようです。今に伝わるものも多くあります。その後、明治・大正・昭和と時代は流れますが、松島は観光の街としてますます発展していきました。
松島へのアクセス
【電車でのアクセス】http://www.matsushima.or.jp/access.html
【車でのアクセス】http://www.matsushima.or.jp/access.html
【仙台空港経由のアクセス】http://www.matsushima.or.jp/access.html
松島へのアクセスは電車、車、飛行機とありますが、いずれも比較的簡単に行けます。電車では、仙台駅へ先ず向かいます。そこからJR東北本線とJR仙石線を利用します。車では出発地と旅行の計画にもよりますが、自動車専用道路で松島海岸を目指します。飛行機では、いずれも仙台空港へ一旦向かい、後は電車や車による移動となります。このように比較的便利なアクセスとなっています。
松島島巡り
http://blog.livedoor.jp/yno2001/archives/51699103.html
松島湾内の観光遊覧船の運航について
松島観光のメインは、何と言っても湾内の島めぐりでしょう。穏やかな海の上をゆっくりと走り、美しい島々の景色を眺めるのは旅の醍醐味と言ってもよいでしょう。この観光遊覧船を運営しているのは、松島島巡り観光船企業組合です。複数の業者もしくは個人経営者が参加しています。組合に参加できるのは、松島町、塩釜市、利府町及び七ヶ浜町の区域内に住んでいる人で、特定の資格を持つ小型船舶操縦免許を有する人となっています。したがって遊覧船は大型船から小型船まで多様です。プライベートの遊覧を希望する人は組合に連絡すれば応じてもらえるでしょう。
湾内には暗礁もあり、大型船では近づけない海域でも小型船の場合は周ることができるという利点もあります。波の穏やかな日にには、海食洞をくぐることができる場合もあります。
ウミネコ 海鳥の餌付けについて
しかし近年になって、松島のシンボルでもある松の木が枯れるとか、鳥たちの糞による被害が指摘され始めてきました。そこで、平成26年4月1日から松枯れが終息するまでの期間に限って、餌付けは禁止となっています。
■ 基本情報
- ・名称:松島島巡り
- ・出港および帰着港:松島海岸
- ・運航船:大型船仁王丸
- ●出港時刻 9:00 10:00 11:00 12:00
- 13:00 14:00 15:00 ※16:00 ※冬季は休航
- ●料金 大 人1,500円 子 供 750円 ※ 団 体 15名以上1割引
- 2Fグリーン追加料金 大人 600円 子供 300円
- 中型船(15名以上)小型船(12名以下)
- ●出港時刻 ご予約のお客様のご希望時間で出航致します。(営業時間内)
※小型船の為天候により欠航の場合がございます。 - ●料金 中型船 Bコース (約25分)1,000円Cコース (約40分)1,500円
- 団体 15名以上1割引
- 小型船 Bコース (約30分)6,000円 (5名様迄)
Cコース (約50分)10,000円 (5名様迄) - 特別コース (約70分)15,000円 (5名様迄)
- ※詳しくは公式サイトへ
- ・電話番号:022-354-2233(松島島巡り観光船企業組合)
- ・公式サイトURL:http://www.matsushima.or.jp/route/index.html
松島の観光スポット
http://1943arima.seesaa.net/article/297406488.html
瑞巌寺(ずいがんじ)
瑞巌寺は松島観光では欠かせないスポットです。正式な名は松島青龍山瑞巌円福禅寺と言います。所属宗派は、臨済宗妙心寺派です。創建は828年(天長5年)で、比叡山延暦寺第三代座主慈覚大師円仁によりものです。言い伝えによると、3000の学生や堂衆とともに松島に来て寺を建立したとあります。創建以後しばらくは寺勢は高まりましたが、途中衰退し鎌倉時代の中期には途絶えてしまいました。その復興をなしたのが伊達政宗でした。政宗が仙台に城を築いた時、城下町を整備するとともに瑞巌寺の再建にも力を注いだようです。
建築用材は和歌山の熊野から伐り出し、海路で運ばれたとあります。それ以来焼失することもなくほぼ原型のまま今日に至っています。現存する本堂・御成玄関、庫裡・回廊は国宝に、御成門・中門・太鼓塀は国の重要文化財に指定されております。
■ 基本情報
- ・名称:瑞巌寺
- ・住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内91
- ・アクセス:仙石線 JR松島海岸駅より徒歩5分
- 東北本線 JR松島駅より徒歩20分(専用駐車場はありません)
- ・営業時間:4月~9月 8:00-17:00
- 10月・3月 8:00-16:30
- 11月・2月 8:00-16:00
- 12月~1月 8:00-15:30
- ・電話番号:022-354-2023
- ・料金:大人700円/子供400円
- ・公式サイトURL:http://www.zuiganji.or.jp/
五大堂(ごだいどう)
松島のシンボルでもある五大堂は、807年(大同2年)坂上田村麻呂が東征した時、毘沙門堂を建立し、828(天長5年)に慈覚大師円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を建立した時に、大聖不動明王を中心に、東方降三世、西方大威徳、 南方軍荼利、北方金剛夜叉の五大明王像を安置し、五大堂と呼ばれています。宝物とも言える五大明王像は、33年に一度ずづご開帳され盛大なイベントとなっています。現在の建物は、 伊達政宗が1604年(慶長9年)に創建したもので、桃山式建築手法の粋をつくして完工したものです。堂四面の蟇股にはその方位に対して十二支の彫刻を配しています。
慈覚大師円仁が延福寺を建立した時に、五大明王を安置したところ坂上田村麻呂が祀った毘沙門天は、光を発して沖合いの小島に飛び去ったという伝説があります。それ以来、その島は毘沙門島といわれるようになったとあります。拝観は無料ですが、夕方には閉門しますのでご注意ください。
■ 基本情報
- ・名称:五大堂
- ・住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内111
- ・アクセス:JR仙石線松島海岸駅から徒歩7分。中央桟橋のそば。
- ・営業時間:8:00頃から日没頃(17:00前後)まで開門。
- ・定休日:無休
- ・電話番号:022-354-2023
- ・参考サイトURL:http://miyagitabi.com/matusima/godaidou/
観瀾亭(かんらんてい)
観瀾亭は、もともと豊臣秀吉の伏見桃山城にあった茶室を、伊達政宗がもらい受けて、江戸の藩邸に移築していたものです。それを二代藩主忠宗が姿かたち一切を変えずにと命じて、海路ここに移したと伝えられています。観瀾亭の観瀾は、さざ波を観るという意味だそうです。藩主姫君、側室等が松島遊覧すり時に、また、幕府役人が巡視の際の宿泊場所として使われていたようです。江戸時代の終わりまで、この敷地内には藩主等に随行する侍の部屋や台所、馬屋など11棟あまりにのぼる建物が存在し、観瀾亭はその中の一部分が現存している貴重な建物です。
建物は東南に向き、こけら葺きの京間18畳が2部屋あります。四方には縁をめぐらし、屋根は寄棟造りで軽快な起りを持つ簡素明快な建物です。こちらは、県有形文化財です。 床の間の張付絵や襖絵は壮麗な極彩色で、仙台藩絵師佐久間修理の作です。こちらは、国重要文化財に指定されています。
■ 基本情報
- ・名称:観瀾亭
- ・住所:松島町松島字町内56
- ・アクセス:JR仙石線から徒歩6分。国道45号線そば。
- ・営業時間:8:30~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:022-353-3355
- ・料金:大人200円高・大生150円小・中生100円
- ☆観瀾亭では
- お茶(お菓子付)をいただきながら松島らしい景色を楽しむこともできます。
- お茶は400円から(別途拝観料)
- ・参考サイトURL:http://tabelog.com/miyagi/A0404/A040404/4001724/
円通院(えんつういん)
円通院は、臨済宗妙心寺派の寺院です。周辺には国宝瑞巌寺や五大堂など、静寂で厳粛な雰囲気の場所に囲まれています。三陸三十三観音霊場の第1番札所とされています。建立されたのは、1647年(正保4年)です。伊達政宗の嫡孫(ちゃくそん)光宗の霊廟となっています。建物は宝形造、本瓦葺で、四方には高欄付の縁を巡らしてあります。東北地方では数少ない 格式ある方三間霊屋の遺構であり、霊屋建築としては宮城県下最古とされています。国の重要文化財に指定されています。
■ 基本情報
- ・名称:円通院
- ・住所:宮城県松島町松島字町内67
- ・アクセス:JR仙石線松島海岸駅から徒歩7分、瑞巌寺の隣にあります。
- ・拝観時間:8:30-17:00(4月~11月) 9:00~16:00(12月~3月)
- ・電話番号:022-354-3206
- ・料金:■料金大人300円高校生150円小・中生100円
- ■数珠作りオリジナルの数珠作りが体験できます。
- 1000円から(材質により値段が異なります)9:00-15:00まで(通年)
- ■身体障害者割引 大人250円(身体障害者手帳の提示願います)
- ・公式サイトURL:http://www.entuuin.or.jp/
主な年中行事
http://junjun-world.blogspot.jp/
松島流灯会 海の盆
松島流灯会 海の盆は、松島の新しい夏祭りとなっています。霊場松島の供養を行うとともに、夏祭りの賑やかさを楽しみ、大人も子どもも楽しめるようなイベントがたくさんあります。自然に笑顔になるようなお祭りです。会場は松島海岸中央広場などです。灯籠流しや盆踊り、稚児行列、花火大会、ミニコンサートなどが行われ、毎年多くの子どもや大人で賑わっています。今年の開催は下記基本情報をご覧ください。
■ 基本情報
- ・名称:松島流灯会 海の盆
- ・会場:松島海岸中央広場、寺町周辺
- ・開催日:平成27年8月15日(土)~16日(日)
- ※荒天の場合並びに松島町で震度5弱以上を計測した場合、
- 宮城県沿岸に津波注意報が発令された場合は中止。
- ・内容:8月15日(土)18:00~21:00 大施餓鬼会前夜祭
- ・盆踊り・灯籠流し・みんなの灯道・供養花火(15分程度)
- ・わくわくキッズクラフト(旧水主町民家)等を予定
- 8月16日(日)18:00~21:00
- ・国宝瑞巌寺大施餓鬼会・灯籠流し・稚児行列・盆踊り・みんなの灯道
- ・供養花火(15分程度)・ミニコンサート(旧水主町民家)
- ・ザ☆松島演芸ショー等を予定
- ・電話番号:022-354-2618(松島観光協会)
- ・公式サイトURL:http://uminobon.jp
松島紅葉ライトアップ
松島の恒例行事になっているもののひとつに松島紅葉ライトアップがあります。プロモーションビデオなどには、松島円通院紅葉ライトアップとなっていますが、瑞巌寺参道や円通院、観瀾亭などが会場になります。松島の紅葉の時期は10月末から11月末あたりまで、樹種によっても時期に差があります。昨年の開催は、11月1日から11月30日までの1か月間でした。円通院内では日替わりで生演奏のイベントもあります。秋の松島もおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称:松島紅葉ライトアップ
- ・会場:円通院や瑞巌寺参道、観瀾亭など
- ・アクセス:JR仙石線松島海岸駅から徒歩7分、瑞巌寺の隣にあります。
- ・開催日:平成26年は、11月1日から11月30日まででした。毎日17:30 から 21:00
- 平成27年の予定はまだ発表されていません。
- ・電話番号:022-354-3206(円通院)
- ・料金:一般500 円、小・中200 円
- ・公式サイトURL:http://www.entuuin.or.jp/topics/lightup2014/index.html
松島かき祭り
松島は広島や岡山と同様にカキの養殖がとても盛んです。松島カキは、ご当地グルメのひとつともなっています。このカキを使ったイベントも恒例のイベントとなっています。昨年のカキ祭りを見ると、カキ鍋などの無料試食やカキの販売、「有料炉端コーナー」などが行われています。また、松島の海の幸や山の幸、飲食コーナー、ステージイベントなども開かれています。会場は松島海岸グリーン広場でした。
■ 基本情報
- ・名称:松島かき祭り
- ・会場:松島海岸グリーン広場
- 宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜
- ・開催日:平成27年は2月1日(日)9:00~14:00 第37回のかき祭りです。
- 平成28年は未定
- ・電話番号:022-354-2618 松島かき祭り実行委員会(事務局:(一社)松島観光協会)
- ・公式サイトURL:http://www.matsushima-kanko.com/miryoku/shiki/oyster.html
おすすめの宿
http://travel.yahoo.co.jp/dhotel/shisetsu/HT10020474/information/
松島佐勘松庵
松島佐勘松庵は、約3000坪という広い敷地内にあります。どの部屋からも手の届きそうな距離で美しい松島の景色、打ち寄せる波の音を楽しむことができます。おもてなしの挨拶、食事の準備、布団敷き以外はスタッフが客室には入りません。ゆっくりとプライベートタイムを過ごすことができます。三陸の海の幸、宮城の食材を中心に旬の味を提供されます。アレルギーや苦手な食材についても相談に応じてもらえます。朝食も好きな時間にとることができます。おすすめの宿です。
■ 基本情報
- ・名称:松島佐勘松庵
- ・住所:宮城県宮城郡松島町手樽字梅木一番地
- ・アクセス:陸前富山駅[出口]から徒歩約24分
- ・営業時間: チェックインは14:00~ チェックアウトが~12:00
- ・電話番号:022-354-3111
- ・料金:28000円~ 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.shoan-umine.com/
ホテル松島大観荘
ホテル松島大観荘は、料理にこだわるホテルです。日本有数の漁場となっている三陸沖で獲れる魚介和食から洋食、中華料理には定評があります。丘に建つホテルからの眺望は素晴らしく、松島観光を演出する絶好のリゾートホテルです。客室も清潔感があり、ゆっくりと寛げます。露天風呂からの眺めも素晴らしく、月の出の時間にもよりますが、夜は松島湾に浮かぶ満月が感動的です。
■ 基本情報
- ・名称:ホテル松島大観荘
- ・住所:宮城県宮城郡松島町松島字犬田10-76
- ・アクセス:松島海岸駅[出口]から徒歩約11分
- ・営業時間:チェックイン:14:00 チェックアウト:11:00
- ・電話番号:022-354-2161
- ・料金:9075円~ 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・所要時間:
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL:http://www.taikanso.co.jp/
小松館好風亭
小松館好風亭は、海辺の松を守るように佇む宿となっています。宿から見える風景は絶品です。松島湾の景色を眺めながらお湯に浸ると心が和み、旅の疲れが癒されます。館内には無料の貸切風呂が2つあり、人気です。足湯ができるお月見台はお客さんには好評です。東北各地の厳選素材や松島周辺でとれる新鮮な海の幸、山の幸を使ったおもてなし料理は格別です。日帰り温泉のプランも充実していておすすめです。
■ 基本情報
- ・名称:小松館好風亭
- ・住所:宮城県宮城郡松島町松島字仙随35―2
- ・アクセス:JR東北本線松島駅・仙石線松島海岸駅から送迎10分
- (駅到着時連絡 事前予約不可 14:00-18:00)
- ・営業時間:チェックイン15:00~ チェックアウト~10:00
- ・電話番号:022-354-5065
- ・料金:3名利用時16,000~19,000円/人(税抜き)
- 宿泊プランは多数あります。詳しくは公式サイトへ
- ・公式サイトURL:http://www.new-komatsu.co.jp/
松島の名物・特産品
http://blog.livedoor.jp/evaskitchencheese8/archives/2011-11-01.html
松島かき
牡蠣の産地は、広島県がシェア約50%、続いて宮城県の約23%、そして岡山県約8%となっています。このように宮城県は牡蠣養殖の盛んな地域です。東日本大震災では、大きな被害を出しましたが、牡蠣養殖も次第に復興してきています。松島かきは、松島かき祭りでも知られるように良質なかきで有名です。松島かきが、松島観光の一大イベントとなっていることも事実でしょう。近年では、かき小屋も営業されるようになり松島かきの知名度は全国的にも広がっています。
松島こうれん
松島こうれんは、1327年(嘉暦2年)創業の株式会社紅蓮屋(紅蓮屋心月庵)が製造販売している米を使ったお菓子です。このように古い歴史をもつお菓子は全国的には珍しいでしょう。宮城県産のササニシキを薄い餅状にしたものを、炭火で焼き上げた煎餅の一種です。ほのかに米の甘さがあり、口に入れるとすぐに溶けます。つくり方は門外不出、一子相伝で伝えられてきました。そのため、株式会社紅蓮屋のみで製造販売するお菓子となっています。
■ 基本情報
- ・名称:紅蓮屋 心月庵 (しんげつあん)
- ・住所:宮城県宮城郡松島町字町内82
- ・アクセス:JR松島海岸駅から徒歩5分 松島海岸駅から309m
- ・営業時間:8:30~18:00 日曜営業
- ・定休日:年始
- ・電話番号:022-354-2605
- ・料金:[昼]¥1,000~¥1,999
- ・公式サイトURL:http://www.matsushimakouren.com/