都内最古の木造建築物！東京の浅草にある「六角堂」とは

浅草寺本堂にある室町時代に建立された単層六角作りで、都内では最古の木造建造物となります。日限地蔵を本尊として、震災や火災にも合わずに残っている貴重なものです。 賑やかな浅草寺の中でも静かな六角堂に足を運んでみませんか？

1、六角堂とは?

浅草の観光スポットの浅草寺こ影向堂の敷地内にあり、東京都の指定文化財にもなっています。東京都内でも昔懐かしい雰囲気がある場所だけに多くの観光客が訪れています。この六角堂の作りは非常に特異なものらしく都内ではあまり見かけないものとか。広い浅草寺の中にひっそりとあるので目立たないのですが地元の人には馴染みのあるお地蔵様が安置されています。

2、六角堂の魅力

浅草寺内でもっとも古い建造物で、木造に桟瓦茸の朱塗りの六角円堂。垂木は傘のように放射状に広がる扇垂木形式で桁も六角に組むために細工が非常に複雑で難しいそうです。この六角堂に安置されているお地蔵様は、日限地蔵と呼ばれ日限を決めて祈願すると必ず願いがかなうそうです。

3、六角堂の見どころ・お勧めスポット

1、歴史を感じる六角堂

浅草寺の境内の一番奥に立っているので、知る人ぞ知るお堂の1つ。ここまで参拝に足を伸ばす人も少ないので、静かな浅草を堪能したいなら是非立ち寄って頂きたい場所です。同じ浅草寺の中でも、仲見世のような喧騒は全くなくお地蔵様も静かに笑っておいでです。

2、伝法院庭園

江戸時代から継承された都内では数少ない寺庭の1つ。伝法院は浅草寺の本坊の居宅であり将軍がお成りの折りには御膳所として使用されていたそうです。将軍だけがこの庭に入ることが出来たそうで、大変貴重な庭園なのです。期間限定でしか拝観出来ない国指定名勝として、この名前は覚えておきたいですね。

3、浅草神社

寛永19年に焼失してから浅草寺諸堂と共に慶安2年に再建されました。権現作りに似た作りで、拝殿は桁行七間と横に長くなっています。弁柄漆塗りで黒漆塗が重厚な雰囲気に見せているのも特徴の1つです。長押上部の小壁には、鳳凰に麒麟、飛龍の霊獣が極彩色で描かれているのも美しいですよ。関東大震災や戦火を逃れた神社は、当時のままにその姿を浅草に残しているのです。

4、六角堂を訪れた人の声

今年も咲き始め。お気に入りの浅草寺六角堂横の枝垂。ピンクが可愛いんす pic.twitter.com/R50fKLuJ6d

— 比呂、 (@hankoya_hiro) 2014, 3月 25

浅草寺六角堂の桜です。昨日から、寒い日々ですので、桜も少しは長く楽しめますね。 pic.twitter.com/j8TyibhPVP

— Ryoichi Iseda (@kamakurahawaii) 2013, 3月 24

5、六角堂の詳細

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