蔵王の樹氷ライトアップで漆黒の中に浮かび上がる光とアイスモンスターの幻想的な世界を体感しよう！

山形・蔵王には「アイスモンスター」と呼ばれる場所があります。冬の雪山で見られる樹氷のことなのですが、その姿はまるで生き物のよう！期間限定で行われるライトアップも幻想的で、色とりどりに照らされた樹氷が闇の中にぼうっと浮かび上がる様子は、青空の下で見る樹氷とはひと味もふた味も違いますよ♪

アイスモンスター「樹氷」ってなに？

冬の雪山で見られる自然現象・樹氷は、濃い霧に含まれる水滴が樹や岩などにぶつかって凍ったものです。氷の粒に気泡がたくさん含まれるために真っ白になるのが特徴で、まるで生き物のような姿から「アイスモンスター」などさまざまな異名を持っています。

期間限定のライトアップが幻想的！

その樹氷をライトアップしたのが蔵王でした。色とりどりのライトで照らされた樹氷は、そのひとつひとつが珍しいオブジェのよう！ここでしか、もっといえばその日にしか見られない、ワイルドさと儚さを秘めた作品なのです。

チェックポイント

1.光とアイスモンスターが造る幻想的な夜景

昼にはどこまでも真っ白な樹氷林ですが、色とりどりのライトで照らされた夜の樹氷林はまた違った表情を見せてくれます。夜の闇の中に浮かび上がる幻想的な風景は、まるで不思議な物語やアートの世界に迷い込んでしまったような錯覚さえ感じさせます。

お天気に恵まれれば、樹氷ライトアップと美しく澄み渡った冬の星空との素晴らしいコラボレーションも楽しめますよ！

2.ロープウェイから見てみよう

蔵王山麓駅からロープウェイ山麓線に乗って、まずは樹氷高原駅を目指します。樹氷高原駅で山頂線に乗り換えて、地蔵山頂駅を目指しましょう。足元にはなにも遮るものがないので、鳥になって樹氷の上を飛んでいるような気分が味わえます。

ちなみに、蔵王ロープウェイは1基のゴンドラを2本のロープで支えており、揺れ・振れが少ないので、高所恐怖症の方や乗り物に弱い方でもちょっと安心ですね！

3.ナイトクルーザー号で、樹氷幻想回廊ツアーへ出発！

もっと近くで樹氷を眺めたいなら、新型雪上車・ナイトクルーザー号でLet’s GO！乗車時間はおよそ30分、車内は暖房完備なので、快適に樹氷を鑑賞できますよ。 間近で見る樹氷はもちろん、ナイトクルーザー号そのものも迫力満点なので、乗り物好きのお子さまやパパも大喜び！

※ツアーは団体専用、キャンセルが出た場合のみ一般予約受付となるので御注意ください。

4.樹氷を眺めながら、おいしいお食事はいかが？

地蔵山頂駅構内にある「レストラン山頂」では、暖かい店内から樹氷を眺めながらの食事が楽しめます。山形名物のいも煮そばやボリュームたっぷりのステーキ丼・牛うま煮丼など、子供から大人まで幅広い層におすすめのメニューが満載！冷え切った体が芯からぽかぽか温まりますよ～。

5.パノラマで見るなら、地蔵山頂駅展望台へ

標高1661mの地蔵山頂駅舎屋上にある展望台からは、眼下に広がる無数の樹氷と、きらびやかな市内の夜景を一望できます。間近で樹氷を見るのとはまた違った迫力があるので、ここでも忘れないで記念撮影しましょう！

訪れた人の声

蔵王山頂の樹氷ライトアップ、すごく晴れてます。オリオン座がくっきり。 pic.twitter.com/m6WvpN6vrJ

— 蔵王ユートピアスキースクール (@zaouss) 2014, 12月 27

2014-02-01 山形蔵王 樹氷ライトアップ pic.twitter.com/LpHlCeq8XR

— やっつ@ 写真、PSO2(7鯖) (@yattsu_EM) 2014, 2月 1

泊まるなら「蔵王アストリアホテル」

樹氷観光やスキー・スノボはもちろん、トレッキングや温泉目的など、1年を通して多くの観光客が訪れるホテルです。蔵王温泉かけ流しの露天風呂、そして山形牛や地元野菜などをふんだんに使ったお食事で、たくさん遊んだ日もあっという間に元気回復できちゃいます♪

山麓駅からのアクセスがとっても便利なので、特にウィンターシーズンは早く予約しないとすぐ満員になっちゃいますよ～！

詳細情報

いかがでしたか？ 山頂近くはマイナス15度前後になるので、十分すぎるくらいに防寒対策をしていきましょう！また悪天候・強風の場合はロープウェイが運休になることがあるので、事前のお天気チェックも忘れずに…。